watch every night~自称NBAマニアのスポーツ観戦記~

スポーツ観戦が何よりも大好きな自分が、NBAを中心にあらゆるスポーツについていろいろと語っちゃいたいと思います。


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ブログを移転しました。
スポーツナビで始めました。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ilovecp3/

もし読んでいただけたら幸いです。
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11時から見る予定だったのだが。

気づけば13時だった。

テレビをつけたら、9回表に入るところ。

スコアは、花巻東4-6明豊。

花巻東が2点ビハインドで最終回を迎えようとしていた。

状況はわからないが、菊池が6点とられる想像がどうしてもつかなかった。

後にアクシデントで降板と聞いてなるほどと思ったが、とにかくそんなことより、花巻東にとったら今は絶体絶命の大ピンチなのである。

ただ、このときの自分の心境としては、「あー、こっから逆転するんやろうな。」

そう思った。

1回戦の長崎日大戦を見て、このチームのはかりしれない強さを感じた。

正直、本当に見ていて負ける気がしない。

ただ、回は9回、2点ビハインドである。

負ける気はしてないと思いつつも、先頭打者がアウトに倒れると、途端に「お、これは明豊なんじゃないか」と思ってしまうのが、人間の心理である。

と、考える間もなく、先頭打者の3番川村の当たりは1,2塁間を破った。

この時点で、自分の中で花巻が勝つ確率が8割ぐらいになっていた。

その後に見事に追いつき、9回裏の大ピンチも凌ぐ。

そして、10回表に見事に勝ち越し。

7-6で試合は終了した。



高校野球を10年以上見ている。

こんなチームは、98年の横浜高校以来だと思っている。

個人的には、このままもし菊池が投げることができないという場合を除いて、もう花巻東だと思っている。

この試合は、事実上の決勝戦クラスの試合だったかもしれない。

もちろん、帝京や中京大中京も強い。県岐阜商もかなりの力があると思う。

が、今年の明豊は何かを思わせるぐらい強く魅力的なチームだった。

何が起こるかわからないのが高校野球。

しかし、徐々に、徐々にだとは思うが、花巻東のための舞台になる準備が整っている気がしている。

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花巻東が強い。

それを思い知らされたゲームである。

2回にいきなり先発の菊池が被弾を浴びる。
5回まで両チーム合わせて得点はその1点のみ。
長崎日大の大瀬良投手が実にいいピッチングを披露していた。

それだけでなんとなく、嫌な流れというものが普通はあるはずである。

6回表、今大会No.1投手と目されている菊池が痛恨の2本目のホームランを浴びる。

しかも、ツーランホームランでランナーは、死球で出塁を許していた。

流れとしては、最悪なはずである。
普通に考えれば、絶対的エースが2本もホームランを浴び、チームも相手投手を全くとらえきれていない現状から、ベンチに嫌なムードが漂うのも当然である。

だが、どうだろう。
彼らのベンチからは、そんな嫌な流れなど微塵にも感じてこなかった。
そして彼らは、6回裏に2点を返す。

しかし、7回表。
菊池もピリッとしない。
またピンチを招いてしまう。

普通に考えてみよう。
さっきまでの嫌な流れを払拭すべく、1点差に追いついた。
その直後に点が入ったら、どうだ。
5回までの展開では、1点をとるのがやっとなゲームだった。
次の1点は重くのしかかる。
そのとき、自分はこの回長崎日大が点をとったら勝つと思っていた。

そして、見事なスクイズにより、その1点は長崎日大に献上された。
しかし、さっきまで思っていたことと反するように、花巻東がこのまま負けるとは思えなかった。
なぜなら、1点が入ったあとの彼らは驚くほど冷静だったからだ。

特に目立ったプレーではないかもしれないが、そのスクイズ後のセカンドゴロは正面ではあったものの、なかなか難しいあたりだったと思う。
あれをなんなくセカンドがさばいた瞬間、この試合はまだ終わっていないのだと感じた。
野手たちは、菊池が点を入れられても、全く動揺していないのだ。

そして、その裏、見事に花巻東は同点に追いつく。

いよいよ終盤に入ってきた8回表。

ここで再び、菊池にまさかの事態がおこる。
特に失投でもない、低めにコントロールされたストレートをレフトスタンドに持っていかれた。
さらに、その後もピンチを招く。
1死2,3塁で、な長崎日大がとった策は、4点目と同じスクイズ。
これを菊池は冷静に捕手にトスして、このピンチを凌いだ。

このチーム全体の守備での冷静さが、凄すぎるのだ。
優勝候補という注目されているチームが、あわや負けようかという雰囲気の中、あの冷静な守備はできない。
彼らは、この試合の状況で、この見ていて一見最悪だと思われる流れの中で、
おそらく、本当に、負けるなどとは微塵にも思っていなかったのである。

花巻東は菊池だけじゃない。野手もすごい。
それだけで、この試合を片付けることはできない。
本当に素晴らしいチームだと感じた。

もはや、長崎日大にずっと傾いていたと思っていた流れは、どうやら勘違いだったようだ。
8回裏、花巻東は見事に長崎日大を逆転した。
その瞬間、この試合の行方は決定した。

8回表のスクイズを防いだプレーは相当大きかったと思う。
だがしかし、おそらくあのスクイズが成功していたとしても、彼らは決してこの試合負けるんじゃないかなどとは思わなかっただろう。


かつて、甲子園にはすばらしい投手たちが多く活躍してきた。

彼らはすばらしいピッチングを見せていたが、時に相手打線につかまることがあった。
そんなときは味方打線も動揺して、打てないものである。

寺原、西村、辻内、佐藤由規。

正田や斎藤佑樹は、相手打線に捕まることなく勝ち進み、優勝した。
ダルビッシュや田中将大(3年時)は、見事なピッチングを見せながらも接戦の末、敗れた。


記憶する限り、大会No.1の好投手が、相手打線に捕まって打たれたにも関わらず勝ったチームは、

1998年の横浜ぐらいである。

むろん、そのときの試合については言うまでもない。



花巻東の今大会の躍進に期待したい。
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