“Pot au feu ポトフ”は牛肉と野菜の煮込み料理です。
鶏肉と野菜の煮込み料理は“Poule au pot プロポ”です。
豚肉で作ると“Potee ポテ”になります。
今日は鶏のブツ切り肉でしたので、“Poule au pot”です。

《Poule au pot:鶏の大鍋煮込み》

もう春はすぐそこに来ています。レンギョウやジンチョウゲの花も咲いて来ました。
そんな時、毎年のように、冬の料理で食べ残したものはないかと、いきなり焦った気持ちに陥ることがあります。今年もそういう症状が現れました。そして慌ててつくったものが、この鶏のポトフ、“プロポ”です。この料理はブイヤベースと同じく、スープと具を別々の器に盛って食します。テーブルの上ではまるで二品あるかのように見え、一石二鳥(?)な料理でとても好きです。

*Poule au pot:鶏のポトフ*

_材料_(2人分)
骨付き鶏肉    350g
塩コショウ(下味)   適量
オリーブオイル    適量
酒or白ワイン   200cc
大根       1/4本
米のとぎ汁      適量
人参         1本
玉葱         1個
キャベツ     1/4玉
トマト        1個
マギーブイヨンキューブ
           2個
黒コショウ(ホール) 16粒
ニンニク       2かけ
ブーケガルニ・・・・・・・・ 
       タイム 2枝(10cm*2)
    ローズマリー 1枝(10cm*1)
      ローリエ 2枚
      クローブ 2本
食卓で・・・・・・・・・・・
        荒塩or岩塩
        白コショウ
        粒マスタード
        バジル(生、乾燥どちらでも良い)

もし、このレシピを参考にされる方がいらっしゃいましたら、是非、セロリを入れて下さい。うちは主人が嫌いなので涙を飲んで入れることを諦めていますが、お好きな方は葉っぱも何もかも入れてしまって下さい。いい風味が出ます。       

_作り方_
( 1) 鶏肉に下味の塩コショウをふる。
( 2) 大根と人参を好みの大きさに切る。
( 3) 米のとぎ汁で大根を下ゆでする。
( 4) フライパンを熱し、オリーブオイルをなじませる。
( 5) 鶏肉の皮の面から焼き、焼き色を付ける。
( 6) フライパンの蓋を片手に持ち、酒を入れてすぐ蓋をする。
   (火がついても蓋をすれば消えます)
( 7) パチパチと油の弾ける音が止んでから、5分煮て火を止める。
( 8) ニンニクの皮を剥き、縦半分に切り、芽があれば取り除く。
( 9) 大きな鍋を用意して、ブイヨンキューブとブーケガルニ、
   黒コショウ、(8)のニンニクを入れる。
(10) (3)の大根をざるに取り、サッととぎ汁を洗い流す。
(11) (7)の鶏肉、(2)の人参、(10)の大根を(9)の鍋に入れ、
   材料の上ヒタヒタより多めに水を入れる。
(12) 強火にかける。
(13) 玉葱をくし切りにする。
   根元を切り落とさないでおけばバラけ難い。
(14) キャベツも同様にくし切りにする。
(15) トマトもくし切りにする。
(16) (13)の玉葱を(11)の鍋に入れる。
(17) 沸騰したら中火にし、(14)のキャベツを入れる。
(18) スープの味見をし、丁度いい塩加減になるまで蒸発させながら煮込む。
(19) いい塩加減になったら、弱火にして(15)のトマトを入れる。
(20) トマトが好みの煮え具合になったら出来上がり。
(21) 具とスープを別々の器に盛りつける。

銘々の皿に好きな具を取り、塩胡椒、バジル、マスタードで好みの味付けをして食べます。
大きな器に入っているスープも銘々で小さな器につぎます。そのまま飲んでも十分美味しいと思いますが、好みの調味料を足して味を変えながら飲むのも美味しいです。胡椒は白の方が合うように思います。無い場合は黒でもかまいません。

マスタードはなるべく粒入りのものを用意したほうが風味も良くまろやかで美味しいと思います。写真のマスタードはフランスのペルシュロン兄弟社の粒入りマスタードです。黒マスタードの種が使われていて風味はとても強いのですが、辛みはさほど無く、とてもまろやかで美味しいと思います。ボイルしたソーセージにも、とても合います。

バジルは乾燥のものでも、生の葉を刻んだものでも、どちらでも美味しくいただけます。他にもオレガノやディルもよく合うと思います。

また、エストラゴン(タラゴン)とセルフィーユ(チャービル)を細かく刻んだものと、ケーパーやピクルスを微塵切りにしたものをマヨネーズと和えて塩胡椒を加えて作るソースともよく合います。
まだまだ夜は冷え込んだりします。温かいものが食べたくなったらお試し下さい。春、春と世間が浮き足立っている中、冬を名残惜しんでみるのもいいのでは・・・。
AD