2016-04-19 09:59:07

マルトでいただいたミカン

テーマ:いわき

 熊本地震のニュースが続々と流れています。交通網の寸断でスーパーが店を開けないそうで。地元のみなさんの心細さは大変なものだと思います。


 東日本大震災の時も、ほぼすべてのお店が開けなくなってしまいました。どこもあいてなくて、開いていても、商品がなくて心細い限りでした。


 そんな中で、心強い活動をしてくれたのは、マルトという地元のスーパーでした。米や水、野菜、くだものと、必要なものを惜しげもなく店頭に並べてくれました。


 あとで聞いたことですが、あの時は、運送業者さんが、放射能の影響を恐れて、浜通りの域内に入ってこられなかったとのことでした。そんな中でマルトというお店は、社長さんが大型トラックを運転して域外に行き、生活物資を大量に買い付けて帰ってくるというようなことを繰り返していたそうです。途中の道路は穴があったり、段差があったり、亀裂が入っていたりと大変危険だったでしょう。


 私は、植田の中岡店に行ったのですが、朝から食料品を求める人が押し寄せていて、その人たちを駐車場で並ばせてくれて、20人ぐらいずつお店に入れて、その20人が買い物を終えたら次の20人をお店に入れてと、そういう作業をしていました。


 お客の目は血走っていましたから、その作業は一番重要だったと思います。その重要なお客を並ばせるというところに、マルトでは十分な人員を割いていました。


 パニックを起こさないようにという心遣いが行き届いていて、ありがたいと感じました。


 食料品を買ってレジで精算をしてお金を払った後に、精算したカゴの中に、ミカンを一つサービスしてくれました。我が家では、そのミカンがありがたくて、しばらく神棚に供えていました。



 そんな決死の思いで運んできたものなら、身内や知り合い、従業員に優先して配りたいと思うものでしょうが、そういうものを惜しげもなく店頭にならべてくださいました。冷静になって考えれば、それはすごいことです。阪神大震災の時には、ペットボトルを1000円で売っていた業者もいたそうです。そんな行為がパニックを生んでいたのではないかと思います。


 それが、いわきでは、平常時と同じ値段で食料が手に入り、さらにサービスのミカンまでもらえたのですから。そういうことの積み重ねが、消費者である我々に安心感を与え、パニックを防いだのだと思います。


 

 私は、今でも、ミカンを食べるたびに、あの震災のことを思い出します。

 

 熊本のみなさんが、パニックを起こさず、安全に復興に向かっていくことを祈っています。

 

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