ガレージ 一狐亭

PC、時々車、処によってはバイク


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どうもこんばんは、一狐です
寒くてもう外へ出る気も起きません

さて、今回からフロントフォークのオーバーホールをネタにしてみたいと思います
フォークからオイルが漏れたらフォークシールの交換となりますが、フォークシールだけを交換するのはなかなか難しいために結局オーバーホールになるかと思います


フォークのオーバーホールでまず問題になるのが、どうやってダンパーの固定ボルトを抜くかではないでしょうか
このボルトは大抵供回りして緩まないので、インパクトレンチを使います
マニュアルには供回りする場合はスプリングとカラーを入れて仮組しろと書いてありますが、それでも空転する場合が多いです

次にフォークシールを抜くためにはスライドブッシュもろとも分離させるためどうやってブッシュとシールを打ち込むか
(STRAIGHT/ストレート) フロントフォークオイルシールプッシャー

通常は専用工具か塩ビ管
塩ビ管はぴったりなサイズが有るかどうかが一番の問題
で結局使用頻度の少ない工具を買うなら店に出すって言うのが一般的な流れかと


そこで今回はこのボルトを抜かず、フォークも分離させずにオイルシールだけを交換する方法をネットで見つけたので試してみました
使う物は単管1.5m、自在クランプ2個、パンタジャッキ、VUインクリーザー50×40
全部で千円前後

抜き方は至ってシンプル、油圧でシールを押し上げます

フロントフォークの構造は雑に書くとこんな感じ
フォークが縮むと上部のエアを圧縮しながら沈み込む訳ですが

フォーク内をオイルで満たした状態で縮めると、行き場を失ったオイルはシールを押し上げて出てきます

そんな訳でまずはフォークキャップを外して、オイル、カラー、ワッシャー、スプリング、を抜きダストシールとバックアップリングを外します
外したらフォークキャップを付けてインナーチューブを半分ちょい程度伸ばした(引き上げた)状態でオイルを満たします
この時点で入っているオイルの量では全く足りないので、追加で規定値から150~200mlほど入れる必要があります

新品に近いオイルなら一旦抜いて片方ずつ入れる事もできますが、お勧めはしません
入っていたオイルは捨てて、一番安いフォークオイルを別に買ってきてシールを抜くのに使用し、交換が終わったら改めて新品のオイルを入れるのが良いのでは
フラッシングオイルみたいな感じで


単管にフォークとジャッキをセットします
画像では直行クランプを使っていますが、激しくやりにくいので自在クランプを使いましょう


ソケットを挿してアジャスターを押さない様に注意


この状態でジャッキを広げていけばシールが押し出されてオイルが出てきます
オイルが出てきたらジャッキを緩めてフォークを伸ばし、シールも一緒に付いてくるか見ましょう
大体ちょっと引っかかってシールが斜めに抜け、その隙間からオイルが出てくるので一度フォークを外して
シールを水平になる様に指で押し込んでもう一度圧縮すれば綺麗にシールが抜けます


完全に抜けていればインナーチューブを伸ばすのと一緒に付いてきます
後は反対側も同様にすれば無事オイルシールだけ抜くことができます


一見簡単そうに思えますが、ハッキリ言ってフォークを分離させた方がよっぽど楽ですw
今回は単管を使っていますが、オイルで満たしたフォークを縮める事ができれば何だって構いません
裏技的な感じなので試してみるのも面白いかもです

次回シールの打ち込み
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どうもこんばんは、一狐です
前期型フロントフォークを手に入れたので交換してみます


チタンコート特有のゴールド

後期の時と同じプリロードとダンパーセッティングにすると足つきが悪くなりハンドル位置がかなり高いです
実際に走ってみると違いは歴然です
前期型の方がかなり固くて沈み込みが少なく、ギャップで跳ねます
その代わりある程度サスを動かす様な場面だと後期型よりダンパーがしっかり効くので腰砕けになる様なことは今の所感じません
初期動作が固く、一旦動き出せば中間のストロークは後期型より素直なので前期型は結構高いスピードレンジでのスポーツ走行や、アウトバーン2人乗りを意識して作られた物だと思われます

街乗り~ツーリングで乗りやすいのは断然後期型
後期はあまり荷重移動や沈み込みを意識せず曲がれるので楽
その代わりワインディングに持ち込むとサスが沈み込み過ぎるので、バイクを宥める必要があります

前期型だとちょっとした段差で跳ね、後期より意識してバイクを曲げる必要があるので若干乗り辛い面があります
ちゃんと曲がる前にサスを沈み込ませて加重を移動させてやると後期よりビシッとラインが安定しますが、ノーマルブレーキだと弱すぎてあまりサスを沈み込ませる事ができないかも

曲がる前にある程度の儀式が必要な前期型、あまり意識せずに曲がれる後期型
前期型はドカティ916や900SS系の乗り味に似ている気がします
後期型はV2らしさを残しつつ、街乗りやツーリングに割り切った感じ


前期後期で比べると共通部品が少ないです

インナーチューブ、ダンパーユニット、ボトムケースが違います

スプリングとカラーは共通なのにプリロードが全然違います

前期後期共にインナーチューブ長さは633mmと共通
と言うことは違いが出てくるとすればダンパーユニットでしょうか


ダンパーユニット上部にフォークスプリングが座るので、アウターチューブ下からスプリング座面までの長さが違うのかもしれません
前期を測っていないので分かりませんが、後期だとオイルロックピースを含んだ長さは297mm
オイルロックピースも共通なので、前期のインナー&アウターに後期のダンパーユニットの組み合わせると良いとこ取りになったりしないかなと考えたりしています

次はサスセッティングと行きたい所ですが、今入っているオイルの粘度と油面が分からないのでオイル交換したらまたセッティングし直しとかにならないために
次回オイル交換とフォークシール交換
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新年あけましておめでとうございます
今年最初の更新は去年書けなかったフロントフォークの話を

ブレーキを強化すると後期型だと特にサスが負けてしまい、腰砕けになる感じがします
ブレーキング時にフルボトム近くなり、車体を倒すとフロントの接地感が悪くアンダーに
そこで、前々から前期型のフォークを入れてみようかなーなんて考えていました

それと同時に点サビも気になっていたので程度の良い物を入れてリフレッシュしようかと考えていたところ、チタンコート済みの前期フォークを入手できたので入れてみました


東洋硬化にてコーティングされた物との事なので同時に際メッキ加工もされ、走行も5000K以下の極上品
色を見ると極々普通のゴールドチタンですね


チタンコートと言えばTiNのゴールドTiAlNのバイオレットが一般的だと思います
カタログではゴールドの方が摩擦係数は小さいものの、バイオレットの方が耐摩耗性に優れています
バイオレットの方が耐熱温度に優れているので切削工具向け、バイクだとゴールドの方でしょうか
ドリルでクーラントかけてる分には耐摩耗性も言うほど変わらないらしいです

肝心の効果ですが全く分かりません
後期から前期に変わった影響の方が大きいのでフォークオイルの粘度を変えた方がよっぽど実感できます
サビに強いのと見た目意外はほぼ効果無しかと

費用は研磨、再メッキ、コーティングのセットで左右合わせて7万弱かかるらしいです
コーティングにはインナーチューブ単体で送る必要があるため、必然的にオーバーホールも含み自分でやってもパーツとオイル合わせて8万前後、店に頼めば10万前後
そこまで金をかけても効果は?なのでまさに盆栽御用達なのがうなずけます

コーティング+OHで8万は流石に出せませんが、インナーチューブのサビが進行して交換を検討している人はTNKのインナーチューブを導入をお進め
純正のチューブも値上がりしてチタンコート無しの物だと社外の方が安くなってますし、左右で+3万ならコーティングしてサビを気にしなくて良いって言う手も有りかなと

TNK/インナーチューブ カスタマイズドシリーズ

TNK/インナーチューブ カスタマイズドシリーズ VTR1000F

ちなみにこれは前期専用らしいので注意

サスの性能的にはかなーりコストパフォーマンスの悪いフロントフォークのコーティング
しかし、耐久性を見ればパーツ供給の妖しくなってきたVTRには良いかもです

そしてこのフロントフォーク、かなりの曲者で図らずもネタが一杯できました
・まるで別物 前期と後期で特性がかなり違う
・お前どこ製よ? 社外の謎スプリングが入ってた
・ヘボバイク屋のせい 組み付けミスでリバウンドの調整がおかしい
・よけい面倒 分解せずにフォークシールのみを交換
・最初からクライマックス SKFフォークシール
・ツンデレバイク再び やたら手間取ったセッティング

結構手間が掛かったので、なんだかんだやってるうちに去年終わりました
それでは今年もよろしくです
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