【2月26日 AFP】カナダの首都オタワ(Ottawa)から車で南に約1時間、米チョコレート大手ハーシー(Hershey)の元工場で、チャック・リフィシ(Chuck Rifici)氏が栽培しているのは医療用のマリフアナだ。

 リフィシ氏は、カナダ政府が4月1日から開始する新たな政策の下でマリフアナ販売事業を計画している。
同氏の新会社「ツイード・インク(Tweed Inc.)」は、カナダ保健省(Health Canada)からマリフアナ栽培を認可された6社のうちの1社だ。

 新しい連邦法に従い、栽培場の警備は完璧だ。スタッフは各部屋への入出でIDカードを使う必要があり、また施設全体も常時カメラで監視されている。
「銀行の中でマリフアナを育てているようなものだ」とリフィシ氏はAFPの取材で述べた。

 カナダ全土に向けて医療用マリフアナの販売を計画しているツイード社は、1000万カナダドル(約9億2000万円)の資金とともに、ここスミスフォールズ(Smiths Falls)に居を構えた。
工場改修後、1部屋あたりマリフアナ1300株が栽培できる部屋30室と採種のための「マザールーム」が設置される。
かつてその中でチョコレートキャンディーが作られていた2層式のタンクは、水耕栽培用の貯水槽に姿を変える。

 乾燥され袋詰めされたマリフアナは、出荷されるまで厳重管理の保管室に淹れられる。
この中で、1億5000万カナダドル(約140億円)相当のマリフアナを保管できるという。