アイケーブリッジ 幡野泉の韓国語・中国語ブログ

虎ノ門のアイケーブリッジ外語学院、幡野です。趣味が高じて韓国語の学校を設立。そして「中国語を勉強したい」と思い、中国語講座も開始しました。 家に帰れば二児の母。夫と夫の両親との6人家族。仕事のこと、プライベートのことを自由に書いていきます。


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もう約13年前になりますが、「起業」というものを意識していろいろな起業セミナーに通いだしたころ、ある講師の方がこうおっしゃいました。


「会いたい人には、会えるんですよ」


趣味なり仕事なり、その道の第一人者がいて憧れている、雲の上の人のように思っている、とてもじゃないけれど、まぁ、遠巻きに見させてもらうくらいはできても、話すとか、仕事や食事をご一緒するなんてありえない、と、考えがち。でも、それはできないことではない、ということです。






今回の当校の「シゴトの中国語‘SALON’ 」講師の福島香織さん公式ページ )は、私にとってまさにそんな方でした。


Twitterが話題になり始めたころ、中国関連のTwitterでひときわ目立った発信をされていたのが福島さん。私は真っ先にフォローし、情報を拾い読んではご著書を読んだり……、とにかく福島さんの行動力に舌を巻いていました。


そんな折、当校で字幕翻訳クラスをご担当くださっている水野衛子先生と福島さんが親しい間柄だということを知り、水野先生に「いつか福島さんに当校で講演をしていただきたい」とお話しし、「でも、うちのような小さいところに来てくれますかねぇ」と、言っても仕方ないことをつぶやいたところ、「あの人はそういうところで仕事を選びませんよ」とのお答えでした。


数年の間、「ぜひこのテーマを福島さんに!」というものがあれば是非お願いしたい、と思い続けていましたが、私が台湾に行った後、福島さんが日経ビジネスオンラインに書かれた記事「映画「KANO」と台湾アイデンティティ~話題作が問う「日本統治」と「中華意識」再考 」を読み、そして記事最後の以下の部分に震えました。


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植民統治の歴史というのは、その統治が終わったのちも、国とそこに住む人々の運命にかくも影響を与える。GHQ占領の歴史が今なお日本に与え続ける影響、韓国が日本に持ち続ける恨み、台湾が日本に抱く親愛、そういうものの背景を読み解くことが、「歴史を鑑にする」ということであり、今後の国際情勢の展望を見極めるヒントになるのではないか。

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これを読み、「今年こそ福島さんにいらしていただこう」と思ったのです。


水野先生に仲介をお願いし、とんとん拍子で講座企画が進みました合格



当日はちょうど水野先生も授業があり、そして福島さんの講演にもいらしてくださるとのことで、両先生方とお昼ごはんをご一緒させていただきました。


中国通の皆さん……、水野先生と福島さんの会話を横で聞かせていただきましたが、それはもう、ひとことでは言い表せない世界でした。


その中の一つがこの話題。さっそく福島さんが「小ネタ」としてご自身のサイトでご紹介されています。


今年の中国の子供の日(6月1日)の記念切手は1964年制作の中国の名作アニメ孫悟空がモチーフ



いきさつは水野先生が「これみて」と、福島さんが「なになに。へぇ、そうなの~!」という、一見いわゆる「おしゃべり」。


そんな中、パッとカメラを取り出し切手の写真をとり、キーワードを瞬間的にメモする福島さん。それが、この充実した「小ネタ」記事にすばやく早変わりしていたのを観たときは驚きました。


「うわっ、本物のジャーナリストって、こんなにすごいのか!」……情報を素早く正確に収集し、それを適切に文章にする技術が半端ありません。私もいくつかの媒体で記事を書いていますが、ジャーナリストの仕事方法とは根本的にまったく違うし、比べ物にならないということを実感しました。




(ぜひ、とお願いし、お二人のツーショットを撮らせていただきました)



その後、当校に移動。講演を開始しました。





思えば、「ジャーナリスト」の方をサロンにお呼びするのは、韓国語分野、中国語分野通して初めてのこと。福島さんが特別なのかもしれませんが、ある程度知って、知ったこととするということがないんですよね。



台湾の「ひまわり学運(学生運動)」のとき、福島さんは即座に現地に赴き、学生運動のリーダー達にインタビューし、学生運動の現場を観ては写真を撮り、あらゆる人々と会話を交わすことで生きた情報を収集し、即座に発信していらっしゃいます。





サロンの講義では、学生が占拠した立法院の内部の様子や中国を揶揄したプラカードなど、たくさんの写真を紹介してくださりながら、


・中台の接近と学生運動が起こった背景(中台サービス貿易協定のこと)

・二人の学運リーダーと統制のとれた学生運動現場

・FacebookなどのSNSを利用した情報発信法

・台湾総統馬英九と立法院院長の王金平の関係

・学生運動の成果と今後の中台の展望や福島さんの見解


このように、余すところなく「台湾ひまわり学運」について網羅してくださり、本当に充実した時間でしたクラッカー






「ひまわり学運」は、最終的に馬総統が立法院などの監視機能を定めた法令案を出すことで譲歩し、サービス協定締結はいわゆる棚上げ状態になることに。


「民意が政治を動かす」という、日本では「どうせ無理でしょ」というような雰囲気になってしまいがちなことを、台湾では学生たちが立派に実現させてしまう。真の民主主義とはこういうことなんですね。なんだか羨ましく思いました。


参加者の皆さんからは、以下のようなご感想をいただきました。


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日本ではあまり報道されていない台湾の学生運動のリアルな内容、裏話を知ることができた。(同様の感想多数)


福島先生の、大胆かつ深く、細やかな取材力に圧倒された。リアルでわかりやすく伝わってきた。これをきっかけに視野を広げていきたいと思いました。


やはり一流の中国ウォッチャーは違いますね。情報力と行動力に感銘を受けました。こういうジャーナリストさんは、減ってきたように思います。(以前サロン講師をお願いした厚東進太郎さんのご感想)

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さて、第三回も福島さんによる「台湾はほんとうに「親日的」なのか~映画『KANO』に見る台湾アイデンティティ」というテーマの講演会。日本の植民地時代や話題の台湾映画『KANO 』や『セデック・バレ 』を題材に、「台湾アイデンティティ」について語っていただきます。


また、第二回は美術ファンを魅了してやまない台北故宮について、当校講師の李梅先生にご登場いただき語っていただきます。


そうそう、上野の台北故宮展の内覧会に行かれた厚東さんが豪華な図録を寄贈してくださいました。


厚東さん、ありがとうございます音譜




福島さんが帰られるとき、「台湾語講座もやるんだ~、台湾語が分かって旅したら楽しいだろうな~」とつぶやかれていたのがとても嬉しかったです。


さて、暑い夏はこれから。まけじと熱いメラメラ二回のサロンが本当に楽しみです!!


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