大阪府の橋下徹知事が代表を務める地域政党「大阪維新の会」は19日、府選挙管理委員会に政治団体の届け出をし、発足した。府と大阪市の再編による「大阪都構想」など知事の政策実現を目指す事実上の「橋下新党」で、参加議員は府議だけでなく大阪、堺両市議にも拡大。高い知事人気を背景に同名の議会内会派が府議会ではすでに2番目の勢力となっており、来春の統一地方選では、両市議会を含めそれぞれ過半数獲得を目指す。

 首長自らが代表となり、議員と連携して複数の議会にまたがる地域政党を結成するのはきわめて異例。発足時の参加者は府議24人、大阪市議1人、堺市議5人の計30人。他に加入を検討している議員が数人おり、勢力はさらに拡大する見込み。

 新党の基本政策は大阪、堺など11市を20の特別区に再編し、住民サービスを行う基礎自治体と交通網の整備など広域にまたがる政策を進める広域行政体に分ける大阪都構想や大阪(伊丹)空港の廃港など。

 この日、大阪市内のホテルで行われた発足式で橋下知事は「大阪は世界で10本の指に入る能力があるのに、行政の仕組みがとんでもないから凋落(ちょうらく)している」と指摘。「政治が大阪を変える。既存政党との大戦争になるが、大阪を変えるため前に進んでいく。今日から本当の意味での戦いが始まる」と決意を語った。

 民間を中心に大阪維新の会を応援する政治団体「経済人・大阪維新の会」も22日に発足する。

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