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これまで12月1日企業エントリー開始だったのが、今年から3ヶ月繰り下げになり、3月1日から就職活動解禁へ変更になりました。
まだ始まったばかりですが、今年の採用活動がどう変化するか、誰も確信を持てず、様子見する関係者が多いようです。
昨春予想されていた以下の項目が、これまで実際どうだったかわかってきました。
(1)各就活サイトの企業エントリー開始が3月1日になる
(2)前年と採用スケジュールが変わらない企業も多い
(3)インターンシップがこれまでより重視され、採用に活かされる
以下、一項目ずつ分析していきます。
(1)各就活サイトの企業エントリー開始が3月1日になる
各就活サイトの企業エントリー開始が、3月1日に厳守されたことで、昨年より3ヶ月遅れが確定しました。
マイナビやリクナビの影響力は大きいので、大手就活サイト経由で採用活動を行う企業は、開始時期が明らかに遅くなりました。
今後、内定式10月1日に変更がないようなら、学生、企業とも、あと半年程度のうちに活動を終える必要があります。
余談ですが、マイナビ、リクナビとも毎年、エントリー受付開始後にサイトがつながりにくくなるトラブルを繰り返してきました。
今年は、受付開始時間前の数時間をメンテナンス時間として、利用できなくする対策をした結果、大きなトラブルはなかったと思います。
システムが改善されたおかげなのか、春休みだからなのかわかりませんが(笑)
(2)前年と採用スケジュールが変わらない企業も多い
事前に打診すると、前年と変わらないと答える企業が多かったにも関わらず、現時点では、全般に遅くなっています。
学校の授業や期末考査がある1月の説明会は減り、2月中旬から3月実施予定の企業がほとんどになっています。
学校現場では、学生が授業に集中できたので、今回の3ヶ月繰り下げは、授業運営に限って言えば、ありがたかったです。
採用スケジュールを昨年より早める企業は皆無で、変わらないか遅らせる企業しかないため、平均すると開始が遅くなりました。
3月上旬に例年通り面接(選考)などを行う企業も存在していますが、適性試験などの選考を今の時期に行う企業の割合は減っている実感があります。
選考の解禁は、4ヶ月繰り下げ(8月1日から)ということになっていますが、実際の選考開始時期は、4月以降になってみないとわかりません。
企業も悩みどころではないでしょうか?
(3)インターンシップがこれまでより重視され、採用に活かされる
インターンシップを実施した企業は、増加傾向ですが、まだまだ少ないと言えます。
実施した企業では、実施後に新年会や同窓会などの名目で、再度学生に会う機会を作っています。
企業も模索中だと思いますが、採用が結果としてうまくいかなかった場合には、今後インターンシップの実施を検討する企業が増えると思われます。
学生にとっては、職業体験をする貴重な機会でもあるので積極的に参加すべきでしょう。
以上を総括します。
全体的に、学生も企業も活動開始時期が、予想より遅くなりました。
特に、今年は、合同企業説明会の位置付けが難しくなったと思います。
企業個別のエントリーが既に始まっている中、合同説明会は、開始時期が比較的遅くなってしまいました。
今頃【どの業界】に就職しようか考えていると、希望する企業のエントリーが既に締め切られていたなどの困る場合が出てきそうです。
学生の【業界選び】のための情報収集時期がどうしても遅くなってしまうので、特に文系の学生は、活動のスピードアップが必要でしょう。
とにかく、学生は、自分の周りの環境が「のんびり感」でいっぱいなので、
意識して【準備を早めにする】ことに尽きます。
備えあれば、憂いなし!
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