CASE.0.7 慇懃無礼(意味:助手のこと)

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 ある師走の昼下がり、男は至福の時を迎えていた。

午前中の講義を終えてセブンスターを燻らせながら、鉄のように熱いブルマンを喉に流し込む。

『今日の昼は饂飩でもとろうか? しかし、UDONと言えば、ユースケの演技は(以下都合により略)だよな。』

…と、さして意味のないことを思案していると、ふいに騒々しい気配と共に静寂が破られた。

 

彼の平穏な日々をも巻き沿いにして。


助手「ただいま~。


教授「…えっと。 どちら様ですか?


助手「いやいや。 世界一周・孤島ツアー楽しかったよ☆」

教授「あの~。 ドチラサマデスカ?


助手「北へ南へ縦横無尽。 様々な人との出会いと、ひと夏のアバンチュール。」

教授「だ・か・ら。 ドチラサマデスカ!」

助手「はい。 これが教授へのお土産。

   イースター島のモアイ像(1/12スケール)と、ガラパゴスイグアナです。

教授「ガラパゴスイグアナって…。 ワシントン条約違反なんじゃ…。

助手「ふふっ。 返事しましたね。 返事しちゃいましたね(ニヤリ)。」

教授「しっっしまった~。 っつうか、いらないし。 こんな土産。」

助手お土産とは。 自分がいらないと思うモノを知人にあげても、

  『ありがとう』言ってもらえる唯一にして普遍の合法的なシステムです。 

   私もこんなモノ(モアイ)いりませんし。」

教授「まっまあな。 土産物屋に売っているペナントとか提灯とか置物(●●タワー・熊etc)って、

   一部の遺憾なコレクター以外には邪魔なもの以外の何者でもないからな。 

   しかも他人の思い出だし。」

助手「そういうことで、諦めて受け取ってください。 

   あっ、イグアナは私が責任を持って食べますから。」

教授「食べるんだ(イグアナ)。」

助手「はい。 食用として税関通しましたから。 ペットとしてだと手続きが面倒で…。」

教授「通るんだ(税関)。」

助手「それじゃ何事もなかったかのごとく、仕事でも始めますか。」

教授「あっ。 そういえば、お前のデスクはないぞ。」

助手はぁ? なんで?」

教授「いや。 無断で4ヶ月も休みやがって、そんな風にスゴまれても…。 

   新しい助手もこの前面接して、明日から出勤してくる手はずになってるんだ。」

助手「へぇ~。」

教授「それに、どっかの誰かさんみたいな幼児体型じゃなくて、

   欧米人と見間違うほどの『ないすばでぃ』なお姉さまなのだ!!」


助手「ふ~ん。」

教授「品行方正。語学堪能。加えて、容姿端麗。 正に才色兼備!!!」



助手「…その方でしたら、昨日のうちにお断りの電話をかけておきましたが。」

教授「美人助手…。 いやいや。 美人秘書だな。 

   『あぁ。 いけません教授。』とか言わせてぇなぁ。」

助手「教授の変態具合を『無いこと無いこと』彼女のメールアドレスに送っておきましたから。

   もう、教授から連絡取ろうとしても無視されること請け合いですね☆」

教授「…って! 無いこと無いことって、完全なウソじゃないか!!  

   いったいどんなことを書いて送ったんだ…?

助手「聞きたいですか?」

教授「…いや。 いいです。 恐いんで。」

助手「まあ、後顧の憂いも晴れたところで。 

   さて、質問です。 誰が幼児体型の全身凶器だって?」

教授「そっそこまでは言ってないぞ。」

助手「しかたありませんね。 私の4ヵ月間の修行の成果をお見せしなくてはなりませんか。」

教授「修行って! 旅行じゃなかったんかい!」

助手ジャワ島のボロブドゥール遺跡からこっそり持ち出したこの武器の威力! 

   己の身を持って受けなさい!!

教授「おい! こら! それは本格的にまずいぞ!!」

助手「問答無用! 『ララァ専用モビルアーマー』と

   名前を変えなくてはならなかったエ●メスの無念を胸に!


           ファンネル!!           」


 ~以下、倫理的観念と著作権法上の不備並びに権利の乱用を思案しつつ割愛~


助手「さてさて。 大変長い間お休みしてごめんなさい。  

   教授も私がいなくても一人で更新しろって話ですよね。

   こんな調子で、いつ本題に入るのか…。 まあ、私が旅に出た理由も、馬鹿教授が

   『一発目だから、はじめの●歩でいいんじゃね?』なんてなめた事を

   言ったからですからね。(いいがかり)

   次回は必ず早いうちに書かせます。 いや…

   『書きます。書けます。書いてみせます。』の精神で死ぬ気で書かせます! 

   だから、もうちょっとだけ待っててね。 んじゃ、see you☆」

   

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