本日11月13日。久しぶりの更新です

 

今年は10月24日に台湾に入り、予定では11月18日に帰国します

ここ数年強く感じるのは、年々早摘み気味になって来ている台湾の冬茶

 

ブログでも何回も書いている通り、梨山などの地域を除けば立冬(今年は11月7日)前後に作られるのが正統派でした

 

大陸から降りて来る寒気、いわゆる”東北季風”によって冬のクオリティは作られます

 

11月を待たず10月中に終わってしまった茶区が多く、特に10月中旬までの気候は夏のような暑さがあって、とても寒気と呼べるものはまだ降りてきてませんでした

 

高海抜の地域で作られた茶も寒気にあてられていなければ冬本来のクオリティは得られず、味わいは限りなく秋茶に近い冬茶というなんとも中途半端な茶ばかりでした

加えて10月に入ってからは雨が少なく、台湾にしては珍しく乾燥した気候が続きました

 

理想を言うなら、寒気にプラス湿度があれば冬茶の条件としては最適です

 

茶業者間では”乾冷””湿冷”という言葉に分けて話すちょっとした専門用語で勿論この場合は湿冷が好まれます

 

適度な湿度は茶樹全体に潤いを与えて、寒さによる繊維化を程よく抑えます

 

この絶妙なバランスあってこそ冬特有の”冬香”は生まれるのですが、近年見ているとその寒気が来る前に摘み終わるケースが多々です

茶農家が待ちきれない理由の多くは、秋茶から冬茶までの期間に気温が高過ぎるせいで10月中に摘まざるを得ない、というケースをよく見ます

 

あまり待ちすぎれば収量にも大きな影響もあり、品質的にも繊維化が進み過ぎればアウトとなる為、ジレンマを抱えつつも早摘みを選択するというのが実情なのです

 

地球規模の温暖化が一番の原因ではあるものの、冬茶らしい冬茶が作られない昨今では正直言って非常に寂しいものがあります

 

今現在の気候は既に寒気が降りて来ており、昨日今日と雨に恵まれ今後の天気次第で良質な冬茶が生まれる可能性はあります

 

しかしながら大部分の産地は終了している為、冬茶のクオリティが得られるのはわずかな産地だけとなりそうな気配です

 

残りの数日に勝負をかけ、これぞ冬茶というものを見つけてみたいと思っています

冬の東京セミナーの日程が決まりました

 

日時:12月3日(日)

   ①午前10:00~12:00

   ②午後13:30~15:30

 

場所:China Tea 茶泉

http://www007.upp.so-net.ne.jp/chasen/sub7.html

 

参加費:3000円

 

内容

冬茶の最新レポートと今後の台湾茶業の未来についての話をします。現在の台湾茶業の課題と起こりうる未来予想です

技術の進歩による革新、新世代の台頭によっての復活、反対に消え行く茶園、受け継がれない伝統製法…

台湾茶を愛するファン全ての方々に伝えたい重要な内容です

 

参加ご希望の方は下記メールアドレスか茶泉・土井氏に直接ご連絡下さい

TeaBridge2012@gmail.com

 

 

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暑い日が続いています

ありがたい事に今年は例年よりもイベントが多めで、全国に出張する機会を頂きました

地元がいつも最後になりがちなのですが、名古屋でもセミナーを行います

好評を頂いている今年の新茶の品質傾向と”茶摘みと揉捻”にスポットライトを当てた内容です

 

日時:8月5日(土)

   ①午前10:00~12:00

   ②午後13:30~15:30

 

参加費:3000円

 

場所:愛知県スポーツ会館

http://www.spokan.sakura.ne.jp/access/access.html
アクセス:地下鉄名城線名城公園から歩いて5分 無料駐車場あり

 

内容

製茶工程における茶摘みは一番初め、そして揉捻は最後の工程です。近年の台湾茶は以前と少し違う気がする…。そのように感じている方も多い筈です。実は気候の変化という要因の他に近年製造工程にも大きな変化が起きています。そこを具体的かつ丁寧に説明をする内容です。プロジェクターで現場写真を見ながら説明を行います。今年の選りすぐりの新茶もお出し致します。

 

TeaBridge2012@gmail.com

   

最近中国茶や台湾茶ファンの方々にも少し変化が起きているように思います

好きで飲んでいるけど、もう少し勉強がしてみたい、もっと知りたいという方々が増えて来ているように思います

セミナーというと少々仰々しいですが、気軽に誰でも参加できる会なので是非お気軽にご連絡下さい

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今年の東京セミナーの日程が決まりました

 

日時:6月25日(日)

   ①午前10:00~12:00

   ②午後13:30~15:30

 

場所:China Tea 茶泉

http://www007.upp.so-net.ne.jp/chasen/sub7.html

 

参加費:3000円

 

内容

気候の変化の影響もさることながら、近年製造方法も大きく変化をしてきている台湾茶。以前とは違う品質へと変貌している事にお気づきでしょうか。FBやブログを通して様々なことをお伝えしてきましたが、断片的な事象のみならず因果関係をきっちりと説明してお伝えするのがセミナーの主旨です。今回は主に摘み手、茶を丸める工程について踏み込んだ内容をお話します

 

参加ご希望の方は下記メールアドレスか茶泉・土井氏に直接ご連絡下さい

TeaBridge2012@gmail.com

   

以上セミナーの宣伝でした。よろしくお願い致します

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