「遺品整理」という言葉をどうも誤解して、

あるいは間違って使う人がいますが、

法律上、「遺品」という区分はありません。

例えば、

固定資産や現金、貴金属類や証券類は「財産」ですが、

財産として判別できないものは、

遺族が存在した場合にだけ、

ノートとか思い出の品といったものは価値が存在します。宝石紫

赤の他人が、それを手にしても全く無価値で不要であることから、

「遺品」とは遺族が考える物品などのことです。


従って、本当に身寄りのいない孤独死の物品整理は、

気持ち的に残念ではございますが「廃棄処理」と何も変わりません。

「遺品整理」という商売は、

なんとなく「ゴミ処理」では名称的に気まずいため、

自由につけた職業の名前であり、資格も特別な認可も必要ないので、

当然売れるなら買い取りも有り得るでしょう。お金

遺族が望めばできるでしょうし、

赤の他人でも身寄りのない人の孤独死で、

結果的に賃貸契約などが切れれば、全ては処分品となり、

オーナーは契約書に基づいて自由に処分が可能です。

非常に冷たい言い方かもしれませんが、

「遺品」とは概念でしかありません。クリップ

法的根拠がない以上、

遺族がいなければただの不要品となってしまうのが現実です。



名称は「遺品整理」ですが、

することは通常の不用品回収処分、と何も変わりありません。


最低限「産業廃棄物収集運搬業」と「古物商」の認可があれば、

誰でも「遺品整理業」は開業できます。

「古物商」の認可を受けている業者で、

遺品でも買い取る意思が業者にあるなら、

相談すれば買い取ってくれるでしょう。グッド!


ただし、依頼者側からのプライベートの守秘義務として、

往々にして料金相場が通常の不用品回収費用では高く設定されるため、

買取りが行われても、差し引き利用者が費用を負担することに、


メモ【遺品整理】を今からする方のQ&A

回収業者