第32回日本囲碁ジャーナリストクラブ賞をいただきました。



表彰状

第三十二回日本囲碁ジャーナリストクラブ賞

政光順二殿

貴方はクラウドファンディングサービスを利用して新棋戦を作ることに成功いたしました。

それは新しい大会運営方法であり単なる囲碁イベントではないため開催までのご苦労は大変だったであろうと思います。

そして十三路盤でも十九路盤と同じく見ごたえがある名局がたくさん生まれることを世間に示されました。

この功績を称えそして今後の活動にも期待してここに第三十二回日本囲碁ジャーナリストクラブ賞を贈ります。

平成二十六年十二月十七日

日本囲碁ジャーナリストクラブ



過去31回の受賞者はというと....

1983 加藤正夫
1984 藤沢秀行
1985 武宮正樹
1986 趙治勲
1987 安倍吉輝
1988 林海峰
1989 宮崎志摩子
1990 坂田栄男
1991 白江治彦
1992 菊池康郎
1993 三堀 将
1994 石田芳夫
1995 柳 時熏
1996 小林光一
1997 大竹英雄
1998 工藤紀夫
1999 趙善津
2000 山下敬吾
2001 ほったゆみ、小畑健、梅沢由香里
2002 小林覚
2003 王銘エン
2004 張栩、小林泉美
2005 小林覚
2006 大淵盛人
2007 梅沢由香里
2008 井山裕太
2009 井山裕太、石井邦生
2010 坂井秀至
2011 張栩
2012 Zen
2013 GO・碁・ジャパン

これ、囲碁界をよくご存知ない方のために野球でたとえるなら「王、長嶋、松井、イチロー、水島新司、マー君、侍ジャパン...」という感じ??

...この次に

2014 政光順二

ということになります。

棋士ではない人間としては2001年、ほったゆみさん、小畑健さん以来ということで、今囘の13路の取り組みの意義をいかに高く評価(あの「ヒカルの碁」並ということですよね!!)いただいたかということになります。本当に嬉しいです。


17日の表彰式では特別ゲストの13路王者、二十四世本因坊秀芳から副賞を手渡しいただきました。

週刊碁12月29日・1月5日号



副賞のタブレット版パソコンというのは、囲碁きっずや石音で対局ができる Windows8.1 のDiginnos DG-D08IW です。

iPad や Android タブレットでは、Javaが動きませんし、幽玄の間や東洋囲碁、パンダネットなどにしても あるいは天頂の囲碁、銀星囲碁など対局ソフトも、仮にタブレット用のアプリなどあったとしても、やはり Windows がいちばん。囲碁愛好家にはこれ、お勧めです。

(価格も税込で2万円を切るお手頃♪ というか、記念品として2万円程度のもの、何がいいですか? と訊かれたまさにその頃に発表された製品なのでした) 


↑囲碁きっずの対局場もばっちり。


また、当日、この表彰式に先立ち、週刊碁の企画で二十四世本因坊秀芳と13路対局を行ないました。



自由置碁2子。どのような碁になったのかは年明け後の週刊碁をお楽しみに。