この試合も大変見ごたえのある試合でお腹一杯です。
前半、尋常ではないくらいの自信と共に攻めるドネア。
警戒しながら、冷静に守るバスケス。
3R、一瞬バランスを崩したバスケスを見逃さず左が牙をむくドネア。
そこを上手くガードするバスケス。
解説の両氏、そして西岡選手も、「バスケス陣営はドネアを研究し尽くしている」と明言。
5Rまでは恐らくドネアがポイントを得ているはず。
バスケス、我慢、我慢、我慢のボクシング。
ペースは完全にドネアが握っているように映るも、バスケスにどのような秘策があるのか、
それがいつ展開されるのか、ドキドキ。
6R、少し流れが変わる。 これまでガードを下げて静かに挑発してきたドネアに被弾が目立つように。
多分このラウンドはバスケス優勢。
7R、ガードを上げて戦法変更のドネア。 左フックの速さは異常。
一方バスケスは一発一発をとても大事に放っている印象。
9R,左アッパーのクリーンヒットからの左フックを被弾し、バスケスダウン!
ダウンを奪われても、あまり戦い方を変えていないように見えるバスケス。
しかし11Rに責めに転じるも、お見通しなのかドネアは冷静に対応。
12R、いきなりアウトボクシングのドネア(笑)。 守りに徹して手堅く勝ちを迎えるかと思いきや、隙を見ては攻撃してバスケスを揺さぶる。
判定へ。
「115 - 112 バスケス!」
一瞬耳を疑いました(笑)。
「117 -110, 117 - 110」
スプリットでドネア勝利! てっきりユナニマスになるかと思ってましたが。
バスケスは警戒し過ぎたのでしょうか。
ドネアを翻弄させるようなサプライズを期待しましたが、そうはさせないドネアが一枚上手だったということなんでしょうね。
ドネアの左手のバンテージ、出血で真っ赤になってました。
余談ですが、
4R中に解説のジョー小泉氏が名言を2発!!
「ボクシングというのは相手の打ち終わりの隙を狙いあうスポーツです」
「(ドネアが芸術に高い興味を持っているという話題の中で)高いレベルのボクシングというのはアートなんです」
この奥の深さがボクシングの魅力の一つなんでしょうね!
高橋