タイムマネジメントを考える3 タイムマネジメントは「時間」資源の配分のし方 | 心に届け!コミュニケーション こちら五十嵐人材育成ラボ

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研修ファシリテーター・人材育成コンサルタントの五十嵐信博です。
コミュニケーションや人間心理など、ビジネス人に役立つミニエッセイをつづります。
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タイムマネジメントを考えています。

「タイムマネジメントとは、時間という資源を戦略的に再配分すること」です。

時間は有限で、貯蔵できないもの。
しかし、何をするにも時間を要するとすれば、時間は大事な資源です。

企業経営では、経営資源を戦略的に投下します。
当然、時間という資源についても、経営者はどれだけ使うかを意識します。

それがつまり「マネジメント」ということですね。
資源は、使うべき大事なことに使わなければ、望ましい成果を得ることはできません。


さて、だとすれば、個人のレベルでも、時間という資源は、大事なことにこそしっかり使うべきでしょう。
では大事なこととは、どんなことでしょう。

たとえば、自分のこれからの人生を左右するようなこと、自分の大切な人に関すること、自分の価値観としてずっと大事にしてきたこと、などでしょうか。

わかりやすい具体的な例をあげれば、学生にとっての「勉強」は、間違いなく大事なことですね。
また、ビジネス人ならば、自分のキャリアを拓くための資格の勉強とか、人生のパートナーとすごす時間も、間違いなく大事なことのはずです。


では、自分の胸に手を当てて考えましょう。
そうしたことのために、しっかり時間を充ててきましたか?

私を含め、胸をはって「イエス」と言える人は多くないでしょうね。

さて、問題はそこから。

これからでも遅くはない。
残された時間を、戦略的に再配分するとしたら、どうするか。

つまり、どんなことに時間を十分充てるのか。
人生の充実のためには、あれもこれもとやることよりは、大事なことにしっかり時間を使うこと。

人生の後半になるほど、そうした方向での時間のマネジメントが必要になると思います。
いかがでしょうか。