U.K.(1978)

スーパー・グループは数あれど、衰退していくムーブメントを何とか盛り返そうとする悲壮感すら感じる(なんたって当時の邦題が「憂国の四士」だからねぇ)、非常にテンションの高い楽曲は傷がない。
ここで聞かれるポリフォニック・シンセは、冷徹なPad系が印象的で、今までになかった肌合いのものだった。
76年に発売されたCS-80を大々的に使った名盤。
Eddie Jobson:keyboards, electric violin
エディ・ジョブソン・・・彼は天才だ。
U.K.(1978-1979)プログレは、キーボードの占める割合が高い。
楽器の進化がそのまま音楽の変容を誘発していく。
ハモンドオルガン、メロトロン、モーグ・・・。
70年代も半ばを過ぎると、シンセサイザーはモノからポリの時代になっていく。
今までは、多重録音をするか、各オシレーターのピッチを変えて和音を表現する程度で、アンサンブルの核にシンセサイザーが来ることはなかった。
技術がイマジネーションに追いつき始めた頃のあだ花ということか?