無免許ごめん 終演ご挨拶(高村)

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どうも、家のカギ主宰の高村颯志こと大将です。


早稲田祭2017どらま館企画に参加した
家のカギ⑦『無免許ごめん』
が終演しましたのでご挨拶などをば。

めちゃくちゃ長いです。



今回は、まず僕自身が会話劇をやりたかったというのがありました。
短編、文化祭、というのもあって早稲田祭では去年も一昨年もコメディをやりましたし、結果は残りました。今年終わってみてもコメディ要素の多い企画の方が見栄えがよかったようにも思います。

ただ、家のカギも僕個人も随分と、会話をして感情を伝える、みたいな真摯に演劇をすることから逃げていたかなと思います。
別にコメディやエンタメが真摯でないと言っている訳では無いんですが、例えば新人訓練で得たような、人間らしい演技というか、発露というか、そういうものをやりたいなと今回思ったわけでして。

同時に、これからに向けて、色んなことへの決別をしようというのがありました。
甘えとか、やりたさ、楽しさで演劇をやれなくなっていくだろうなー、と漠然と思っていたのかも知れません。

あ、ここまでも、これ以降も今回のブログは個人的な考えです。公演全体にあったものではありません。


ところで
もともと僕の将来の夢は
マンガ家→映画監督→(小説家→)劇作家
と変わっていきました。
なので、根本的に非現実的なエンタメとかがやりたいと思いつつ、自分で創作をしていくうちに
今回の『無免許ごめん』や、家のカギ立ち上げ前の『きょう、息をとめて』、『せきをきる』のような、青少年が葛藤しつつ前に進んでいく、という姿を少し変わった世界観やファンタジー的エッセンスの中で描くのが、1番得意でやりたいジャンルなんだと思うようになっていきました。
でもこういうジャンルは常に、自己満足と背中合わせだとこれまで書いてきて痛感してきました。

そして、家のカギ②『それでは、また明日』を経て、エンタメ×世界観みたいな作品も得意で、演劇の難しいこととかをとっぱらって作品をお客さんに届けるのはやりやすいのかもしれないと思いました。
演劇を小難しく自己満的にやるのを避けるというのは第一目標でもあるので、そういう意味でも自分の中で納得がありました。
見ていて好きなジャンルと自分が書けるものは違うと思い、中高時代から避けてきたものが形になったことに喜びもあります。


それでも、身一つで届けられるものとして演劇を教わり、たくさんの現場に関わってきたからこそ、真摯な会話劇を切り捨てるのが嫌だと思いました。


自分でも何を言ってるかは分かりません。
いいや、おしまい。





とにかく今回は時間がありませんでした。
なにせ僕は今回企画を出せないんだとばかり思っていたもんですから、企画書は提出したものの、役者もスタッフも呼んでおらず、前の現場は早稲田祭の直前。ほんとにしっちゃかめっちゃかでした。
その上今年も、というか今年が一番ですが、企画自体がずーっと不安定でした。
早稲田祭は手軽で出しやすいという特性が長所だと思って参加していたので、今年はもう、違う企画の気分でした。
いろんな条件が首を絞めてきた今回のお芝居、座組一人一人に助けられました。

ユニット員の五十嵐は、基本的に辛い現場には不可欠ですし、新ユニット員の山田は真面目なのですぐ脱線する僕には不可欠です。

役者の2人も

小野里茉莉は、
基本的にチャーミングなのでいてもらえると癒されます。新入生のころ仲が良くて、いつか俺が書いて呼びたいね、なんて言っといてだいぶ疎遠になって、10作目でようやく呼ぶ勇気が出ました。もっと呼べばよかったと後悔してます。
主宰の良しとすることのために動けて、求めれば意見も出てくる。役者としての稽古場でのいかた的には理想に近いです。
役者に変に立ち回りを考えられるのも、何も考えてないのも自分本位なのも嫌いで、僕自身も役者をやるときは主宰のために動きます。
それはいいとして、彼女はいつも似たような役柄をもらっています。なんかそういうのは作演側の怠慢だと思っちゃって。せめてあと1回彼女を呼んで、普段とは違うハマり役を当てたいと切に思っています。

田代陽太郎は
やっていくうちに気がついたんですけど、天然で、アホなんじゃないですかね。あと慶応ですね。きっと色々、これから伸びていく部分があるんだと思うんですけど、それよりなにより今回は、彼が想像の94倍くらいタフだったのに驚きました。僕や家のカギユニット員をはじめ、小野里も、ギリギリの公演には慣れがあり、そういう感覚は麻痺しちゃってるんですけど、彼が今回のギリギリに平然としていたのが驚きでありつつ、非常に助かりました。
あとはイケメンなんで、いいですよね。なんか。でもなんか残念イケメンなのかなともおもったり。後輩なんですけど、そんなに遠慮しないでくれているのがやりやすかったです。




とまあ、とりとめもなくまとまりもありません。
今回の公演は、なんかこう、もやもやした部分だったと思っていただければ手っ取り早いかもしれません。



ともあれ次です。
家のカギは2月に次回公演を予定しています。
面白いです。保証します。絶対面白いです。


ワークショップオーディションもあるので
是非ご参加ください。

詳細はこちら




それでは今日はこのへんで。


ふぅ
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