曳家岡本のブログ

東日本大地震以降、ご招聘いただきましたら全国で曳家・家の傾き(沈下修正工事)、家起こしなどをさせていただいている曳家職人・岡本直也の現場と時々(笑)子どもの悩みを書いているブログです。


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天候が悪いとコロの動きが悪くなるのでレールの準備まででした。

この現場をご依頼いただいた際には、レンドローラーを持ち込んでもらってベアリング付きの車輪で軽く曳くつもりだったのですが。

予想以上に重かったので、急遽、鉄コロで曳くことにしました。

コロ曳きはレールの上を車輪が動いてゆくのと違って、角度を誤るといきなり違う方向に動いてしまうので、気を配らなくてはなりません。

 

もちろん弟子の飯田くんとかはコロ曳きは初めての体験です。

自分も30年ぶりくらいです。身体は劣化しておりますが(苦笑)経験は残っております。

 

この日も前方を協力会社が見てくださっていたんですが・・

家の下は「曳家岡本」チームが担当。

で・・・コロの角度が悪かったのか?鉄板を敷いた上に枕木、レールを置いているのすが、バランスが悪く沈下したためなのか?家の後方が1・5cmほどセンターからずれたのを発見!

曳くのを停めてもらって、コロの角度を直して、進ませながら柱がレールのセンターに戻るように細工します。

移動完了です!

画像の左側真ん中に見えている新しい道路の擁壁の工事が停まっている部分から、家が外れましたので、月末には道路の拡幅工事が再開していただけます。

 

家の下に残ったレールを採り省いてゆきながら、ジャッキダウンの準備が始まります。

 

重い家の曳家工事の怖さはやっている者にしか判らない・・かもです(笑)

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大きさとしては、今までも一宮の「レストラン北星」、幾つかの工場などで、もっと面積の拡いものを曳家してきましたが・・

大きさと総重量を考えると、今回は「曳家岡本」史上最大規模だと思います。

 

高知県下に於いても、これだけのものは、

うちの先代が昭和27年に17歳で参加させていただいた「四国銀行・上町支店」の曳家工事以来かも知れません。

 

ちなみに,この応援資材+メンバーは先ごろtwitterで話題になった四日市のコンビニの曳家工事現場から、そのまま高知県の「ごっくん馬路村」近くまで来てもらいました。

感謝です(笑)

 

1mあたり50kgもの大型レールを使用しているからこそ出来る工法で、重機を使ってあっという間に曳きます!

 

 

道路側から約30分で移動しました!

 

現場は緊張感もありながらも和気藹々と進んでおります(笑)

 

 

 

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うちのblogに永遠のベストセラーがあります(笑)。

 

既に3年前に書いたものにも関わらず、常に毎晩、50から200アクセスあります。

「曳家をするなんて新築くらいかかるんじゃないか?と云うご意見について」

http://ameblo.jp/iehiki-okamoto/entry-11896897876.html

と云うものなんですが・・

 

あまりにアクセスが多いので、ここで、もう少し書き足します。

 

まず、問い合わせで一番、多いのは、「曳家したいんだけど・・1坪いくらくらい?」と云う言葉です。

 

これは、「服買いたいんだけど、1枚いくらくらい?」と尋ねられているのと同じです。

服と一口に云っても、コートもあれば、ぺらぺらのTシャツもあります。Tシャツでも6oz以上のヘビーウェイトのしっかりしたボディのものもあります。

 

曳家の価格も同じです。曳家したい建物が、木造なのか?鉄骨なのか?RCなのか?で違います。

木造の場合は、伝統構法石場建てか?土台のある在来木軸構法なのか?

 

その土台は3寸5分以上あるのか?そして、土台に使われている木材は、ヒノキなのか?杉なのか?

それとも、ツガなのか?などなど。もちろん硬い木であるだけ、持ち揚げ易いわけですが。

 

そして次に、作業スペースが充分にあるのか?狭い作業がやりづらい環境で施工するのか?

 

ユニットバスなのか?タイル貼りの従来型のお風呂なのか?

ユニットバスは一旦、解体するのか?そのまま曳家するのか?

 

お施主さんが住みながら施工するのか?引っ越しをするのか?

 

もちろん曳家する距離、方向転換、角度変更などでも費用は変わってゆきます。

ちなみに、時々「50cmだけ動かしたいけど、その場合は安くできますか?」と云う問い合わせがありますが。

タクシーや電車と違って動くことを前提として建てられているものではありませんから、

「動かせるようにする」(車輪の上に乗せる)までで工事費の7割くらいだと思いますので、

距離が短いから極端に安くなる。というのはありえません。

 

それと、曳家岡本の場合は角度変更に関しては、同業他社より割安になります。

これは、何本もの小さなレールを使って曳家をしてますので、床下でのレールの敷き直しが大きなレールを使っていらっしゃる業者さんより容易に出来るからです。

 

料理人でも、ソース使いが上手い方、焼き加減が上手い方、それぞれに特長があるように、曳家にも特長があります。

 

曳家岡本はどういうのが得意なの?と尋ねられたら(笑)

それはお施主さんや工務店さんに判断してもらいたいですが(苦笑)

とりあえず言えるのは「真面目で丁寧な工事をします」そして「話しやすい職人たち」です。

少しくらい技術が劣っても、「岡本さん、人が良いからね。」と頼んでもらえる親方でありたいです(笑)

弱気ですみません(笑)

 

ps

そんなわけで「曳家岡本」のHPも見てくださいね(笑)

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