マーケティング会社の富士経済(本社=東京都中央区)は、今年の高血圧症治療薬の市場規模が前年比1.9%増の9144億円に上るとの見通しを発表した。国内医療用医薬品市場の約20%弱を占める国内最大市場で、今後予測される患者数の増加とともに一貫して拡大し、2018年には1兆400億円(09年比15.9%増)になると予測している。

 今年1-3月に実施した関連企業・団体などへのヒアリング調査や、関連文献を基に分析した。

 それによると、高血圧症治療薬のうち、アンジオテンシン2受容体拮抗薬(ARB)とARBを含む配合剤の「ARB・配合剤」市場は、05年にカルシウム(Ca)拮抗薬の実績を抜いて以降も一貫して拡大を続け、今年は5200億円(前年比6.9%増)になる見込み。

 富士経済は、開発中の配合剤が出そろうことで製品の種類が増え、各社が積極的にエビデンスを示すことでARB・配合剤市場がさらに拡大し、高血圧症治療薬市場に占めるARBを含む配合剤の割合も一層増加すると指摘している。

 また、高血圧症治療薬や不整脈治療薬など循環器官用薬については、今年の市場規模を1兆3591億円(前年比1.6%増)、18年には1兆5449億円(09年比15.5%増)と見込んでいる。


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