先日の朝日新聞に掲載されていた、俳優・佐々木蔵之助さんのコラム“役者が仕事”の内容が面白かったので載せさせて頂きます。
 
【大人な役作り】
 
今週末から公開される映画『アフタースクール』で、表向きは“大人の玩具屋”、裏ではヤバイ仕事もこなす探偵という怪しい役を演じた。
クランクイン前、探偵気分で歌舞伎町を徘徊していると、やっぱりあった大人の玩具屋。店の前に立つも、誰かに見られたらと思いとどまる。でも役作りのため……。なんだかんだで店の前を3往復。ウロウロしとんのが1番あやしいやろーと、人通りを見計らい意を決して潜入した。
店内は意外に明るく猥雑(わいざつ)な感じはしない。さながらファンシーショップの様。
 
「いらっしゃい」と、これまた予想を裏切る人懐っこい笑顔の女性店員。五十そこそこの気品漂う落ち着いた感じである。
 
「さぁ、今日は何になさいます?」
 
「毎日来る奴がおるんかい」と思いつつ、「今度、大人の玩具屋で働く探偵役をやるんです」とも言えないので「特に決まってません」と答える。すると、ここで逃がすものかと、次々と商品を差し出しては説明を始めた。
 
「1番人気はね~」
「これ色違いよ」
「これはサービスしとくわ♪」
 
あまりの勢いと品揃えに圧倒されていると
「ほら、手に取ってみて」
 
あかん!このままやと絶対何か買わされる。
 
「すみません、今日は時間無いんで、また」
 
少し残念そうな顔をみせるも「明日の朝は私いないから、夕方来て」
 
「そやから、毎日来る奴がおるんかい」
「朝は何時から営業しとんねん」と思いつつ、「夕方来ます」と、やっとのことで店を出た。
 
少々際どい話になってしまったが、映画はカンヌ国際映画祭で4冠を獲得した内田けんじ監督の高級ミステリー。
グサリと刺激的で「大人の放課後」な映画です。
是非ご覧下さい。
 
しかしあの店員さん、実は探偵だったら感動です。
 
 
このコラムを読んで、最後の文にニヤリとしてしまった。
もし本当にそうだったなら、奇跡ですね(笑)
 
ということで、気になった方は是非劇場に足を運んでみて下さい。って…、ダブル宣伝になってる(笑)
 
 
何やら、『ごくせん』が批判されてるみたいだけど、不良とそうじゃない奴とでは、どっちの方が人間として安全かそうではないか?
そういう比べ方自体が間違ってるんじゃないかな…。
というか、いい歳してドラマ1つにそこまでムキになることないだろう…と思う。
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