坂出市議会議員 いでた泰三の坂出再発見!
こんにちは。坂出市議会議員の出田泰三です。

日々の想いや発見を綴っています。


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坂出とうどん、そして村上春樹

毎年、ノーベル文学賞の候補に上がる村上春樹氏は大のうどん好きだそうです。

村上氏の著書「辺境・近境」には、1990(H2)年に香川を訪れた際の旅行記「讃岐・超ディープうどん紀行」が載っていますが、紹介した5つの人気店のうち2店(がもう、山下うどん)が坂出市内。しかも、山下うどんには、何と村上氏と同行者の安西水丸氏の色紙(全くの偶然だと思いますが、村上氏の左隣には私の元同僚のKSB多賀アナの色紙)が飾られています。





実は2年前の9月議会で、私は前述のエピソードに加え、村上氏の小説「海辺のカフカ」に出てくる図書館のモデルが、坂出市の鎌田共済会郷土博物館ではないかという、極めて根拠の高い(?)推察(例えば、高松駅からの電車での移動時間や図書館のイメージ。それに、小説を読んだ若者が実際に坂出駅で途中下車し、来館するケースがあること等)を交えながら、新たなまちづくりのきっかけにしてはどうか、と提案したことがあります。

それに対する綾市長の答弁は....



「実は20年ぐらい前に、友達の女性編集者から頼まれ、私が(綾市長は当時、現職の市議)村上春樹氏本人を御案内しました」と答えたのです。そして、有名になり過ぎて今は会っていないがと前置きした上で、「今後また親交が図れたら、そういったものもセールスポイントの1つにしたい」と答弁しました。  

「金がないのなら知恵を出しませんか❗」
私が何度か質問の際に使った言葉です。

多額の税金を投入して整備した公共施設が朽ち果て、野ざらしになっている姿を、私たちは、これまでニュース等を通じて幾度となく見聞きしてきました。

特別なものはなくても、1軒のうどん店と1人の人間の出会いを機に、そこから発せられるメッセージを上手く汲み取ることが出切れば、オンリーワンのまちづくりは十分可能だと思っています。

店内にびっしりと貼られた色紙の中で、「村上春樹」の文字が、ひときわ輝いて見えたのは、私だけでしょうか。

注目のノーベル文学賞、発表は今夜です。




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古代ロマンに夢を馳せて・・・

今月14日、坂出市民ホールで「文学と考古学の坂出の歴史」をテーマにした講演会が開かれました。(館内は撮影禁止のため、チラシを添付)$坂出市議会議員 いでた泰三の坂出再発見!
講師は3人。香川大名誉教授の佐藤恒雄氏は「崇徳院と西行」、英名高校教諭の田山泰三氏は「万葉歌にみる讃岐の古代」、香川県埋蔵文化財センター所長の藤吉史郎氏は「讃岐国府とその時代」と、いずれも坂出にゆかりの深い人物や遺構等について語っていただきました。中でも、私が興味を覚えたのが田山氏の講演です。冒頭、田山氏は「坂出には、万葉歌において長歌と短歌の両方で、非常に素晴らしい歌2首が残っています」と絶賛しました。1つは、「玉藻よし讃岐の国は国からか・・・」で知られる柿本人麻呂が狭岑の島(サミネノシマ。今は陸続きになっている沙弥島)に流れ着いた死人を視て詠んだとされる歌。もう1首は、軍王(イクサノオオキミ)の歌です。人麻呂は(660年頃~720年頃)の人物で、万葉集には長歌19首、短歌75首と最も多い歌が掲載され、「歌聖」と称されています。田山氏は、昭和12年に坂出を訪れた斉藤茂吉の説等を紹介しながら、「人麻呂は間違いなく坂出に、それも複数回やってきて、狭岑の島に上陸している」と力説。そして、上陸場所については、「茂吉の説の通り、潮流等の関係で難しい島の東ではなく、現在、海水浴場のある西側から上陸したのではないか」と説明しました。そのテンポの良い語り口調に加え、例えば、反歌にでてくる植物「うはぎ(ヨメナ)」の写真をパワーポイントで見せたり、また、軍王の歌にでてくる「ぬえ鳥(トラツグミ)」の「ヒュー」という寂しげな鳴き声を、テープで会場の中で流すなどして、聴衆を魅了しました。私も「嗚呼、こんな授業を受けていたら、もう少し古典を好きになっていたかも知れない」と、思わず心の中でつぶやいてしまいました。奇しくも沙弥島では、今年3月20日~4月21日の期間、「第二回瀬戸内国際芸術祭」が開かれます。詳しくは、香川県、及び坂出市のHPに載っていますので、是非、皆さんも足を運んで下さい。お待ちしています。

商店街で「お雑煮祭」!

坂出の商店街で第2回「お雑煮祭」が開かれます。今年は地元・香川を始め、福井から沖縄まで西日本10県の珍しい雑煮が勢揃いします。初登場は、岡山県高梁市の「アユだしブリ雑煮」、鹿児島県の「えび雑煮」など4つ!また、奈良県の「きなこ雑煮」(去年、私も食べましたが、雑煮をそのまま食べても良し、また、中の焼き餅をきなこにつけて食べても良しで、2つの味が楽しめます)など、個性あふれる絶品ぞろいで、是非、皆さんも足を運んで下さい。お待ちしています。
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”まち歩き”第5弾は「王越町」を訪ねます

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「坂出の街を楽しむ会」が主催するまち歩きも早いもので、5回目になります。そこで、今回は市街地を飛び出し、海岸線の美しさでは、荘内半島や大串半島と並んで県内3本指に入る(と、私は常々そう思っております)、坂出市王越町を訪ねることにしましたので、奮ってご参加下さい!

「市政報告」第1号です

「後援会だより」に変えて、この度、私の活動をより多くの市民の方にご報告するために「市政報告」を作りましたので、ご一読いただければ幸いです。

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私も見ました!金環日食

香川県では282年ぶり、日本各地の広範な地域となると実に932年ぶりという話題の「金環日食」を、私もこの目で見ようと、早くから専用グラス(525円)を買ってこの日を今か今かと待ちわびていました。午前5時半!どうせ見るならと、妻と連れだって金環日食が見られると予想されていた東かがわ市へとマイカーを走らせ、決めていた観測ポイントの引田漁港へ到着しました。

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当初は天気予報通り、厚い雲が空全体を覆い尽くし、かすかに薄日が差す程度でしたが、午前7時頃からは雲の切れ間から徐々に太陽が欠け始める様子が、肉眼でもはっきりと確認出来るようになりました。前日、電話をかけてお誘いした地元在住の元KSB東讃通信員、小田健二さんも愛用のカメラを取り出し、盛んにシャッターを切っていました。

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そして、1つのグラスを3人で回し見ながら、世紀の一瞬を迎えると、同じように太陽を見つめていた約20人の人たちからも「見える!見える!」との歓声があがっていました。私が撮ったのがこの写真です。

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私のデジタルカメラの前に急きょ専用グラスをくっつけ、おまけに手持ちで目一杯望遠にしため、とても同心円の状態には見えないかも知れませんが、写真を撮らずに専用グラスだけで眺めた時は、「金環日食」をはっきりと見ることができ、大満足です。TVや新聞報道によると、少なくとも8千万を超える日本人が同じ現象を見ようと、一斉に空を見上げたそうで、正に大フィーバーです!しかし、裏を返せば、それだけ多くの人が、東日本大震災、原発、政治不信、通貨危機、消費税増税、年金不安など、この国を覆い尽くしている数々の不安と閉塞感を払しょくしたいとの切なる思いの表れと言えるかもしれません。21日午前7時30分前後に繰り広げられた世紀の天体ショー!天空を仰ぎ見た私たちの心に、文字通り幸せな一条の光が差したと思えた瞬間でした。

街歩き第3弾のお知らせ

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私たちのグループ「坂出の街を楽しむ会」では、5月12日(土)に、坂出の街歩きイベント第3弾として「江戸時代の坂出を歩く」を実施します。当日は、チラシの江戸時代の絵をヒントに坂出の中心街を歩きます。ナビゲーターは前回に引き続き、坂出市在住の井上正夫さんが担当してくれます。井上さんは地方公務員ですが、経済学の博士号を持っていて、専門の「貨幣経済」を研究する過程で古い地図にも興味を持つようになった人物です。井上さんは2008年に「古地図で歩く香川の歴史」(同成社、税別価格2200円)というユニークな街歩き本を出版されています。坂出を始め、高松や丸亀、そして小豆島の古地図や写真などがふんだんに掲載されていてお勧めです。今は残念ながら絶版になっていますが、アマゾン等ではまだ購入出来るかも知れませんので、興味のある方は検索してみてはいかがでしょうか。

坂出市3月定例議会 1日から

坂出市議会の議会運営委員会は27日、来年度予算などを審議する3月定例市議会を3月1日から21日までの日程で開く事を決めました。初日の本会議では、綾市長が施政方針と議案の提案理由を説明します。6日(火)の代表質問(3人以上が所属する会派の代表が行う)には、「新政会」吉田議員、「未来の会」大前議員、「同志会」木下議員。7日(水)からの一般質問には、「公明」松成議員、「社民」松田議員、「共産」野角議員、8日(木)は、「市民の声」の私、出田と、同じく「市民の声」の斉藤議員の順で質問します。代表質問、一般質問ともに開会予定は午前10時からで、一般の方も傍聴できますので是非議場へ足を運んで下さい。この他、12日(月)に総務消防委員会、13日(火)市民建設委員会、14日(水)教育民生委員会が開かれる予定です。なお、当選以来毎回質問している私は、今回、「合併」や「定住自立圏構想」など、坂出市の将来像についての綾市長の考え方について、「これまで以上に明快な答弁」を頂けるよう質問したいと思っています。また、市の将来像とも深く関わってくるのですが、今秋、新たに導入する予定の「循環バス」についても、幾つか質問をする予定です。

議会基本条例の説明会 3月28日から

坂出市議会議員 いでた泰三の坂出再発見!

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坂出市議会の議会運営委員会を中心に、去年から論議を重ねてきた「坂出市議会基本条例」の素案が、この程ようやくまとまりました。そして、いよいよ市民の皆様に素案の内容を説明し、ご意見を伺うための「市民説明会」を3月28日から4日間開催します。会場は、28日(水)東部中学校、29日(木)坂出中学校、30日(金)白峰中学校、31日(土)与島開発総合センターで、時間はいずれも午後7時からです。説明役の市議は2班に分かれますが、基本的には市議ほぼ全員が出席しますので、是非、会場に足を運んでください。また、説明会とは別に3月1日から4月6日の期間、基本条例の素案に関する市民の皆様のご意見、いわゆる「パブリックコメント」を募集します。素案は、坂出市のホームページを始め、坂出市役所(受付、議会事務局)、各出張所、坂出駅市民サービスセンターで閲覧できます。そもそも今回の条例作りは「市民に開かれた議会を目指すため」に始まったもので、皆様方から忌憚のないご意見をお寄せいただき、基本条例に反映させて行きたいと考えております。

昭和15年の坂出を歩く

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新たな街づくりを模索する市民グループ『坂出の街を楽しむ会』が、街歩きシリーズ第二弾として「昭和15年の坂出を歩く」を2月18日(土)に実施する事にしました。今年は、坂出市制施行70年(昭和17年7月1日)にあたりますが、その2年前の坂出町当時の地図(当日は昭和8年の地図も持参)を基に、坂出駅前から商店街を通って最終地点(鎌田共済会郷土資料館、香風園)まで、のんびりと歩こうと思っています。定員30人で、問い合わせも結構あるそうです。ちなみに、前回(去年11月)実施した「琴平急行電鉄跡を歩く」には、小雨にもかかわらず20人余りが参加し、大いに盛り上がりました。その時の様子については、何と「広報さかいで12月号」に大々的の掲載されていますので、興味のある方は坂出市のHPをご覧下さい。

今年は、こうした魅力ある「街歩きイベント」を積極的に行っていきますので、興味のある方は奮って参加して下さい。坂出も捨てたもんじゃありませんよ!

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