左が姉。真ん中が妹。右が私。笑
私は4歳ごろからピアノを触り始めて、小1から習い始めました。
井手家でピアノを習ったのは私と弟だけ。
なのになぜか、姉と妹までちゃんと弾けてしまっているという、なんともお財布に優しい二人なのです。
姉は、クラシック派。
この前なんて夜勤明けでフジ子・ヘミングさんのコンサートに行っていたし、弾きたいクラシックの曲があるからと、ついに自分用のキーボードも買っていました。
そして妹は、ポップス派。
大学でいくつもバンドに入っていて、キーボードとボーカルをやってるらしい。因みにギターも弾ける。
弟はというと、ピアノは合わなかったようで…でも、エレキギターやサックス、ブルースハープを楽しそうに、そして気まぐれに演奏してます。
兄弟そろって音楽が好き。
でも、音楽でご飯を食べさせてもらっているのは私だけで。
弟が、英語の論文大会用に書いていた作文を読ませてもらったとき、ハッとしたの。
”音楽は趣味のままがいい。いつまでも好きでいたいから”
…と。
私は弟に何を見せてしまっていたんだろう…って、悲しくなりました。
確かに、もともと趣味だったはずの音楽が時に辛く感じたり、怖くなったりする事はあった。思っていたよりも、ずっと複雑な世界だった。
ただ、私は後悔なんてしてないし、生まれ変わっても音楽をやっていたいと思うんです。
母と前に話をしたことがあってね。
”ああ、私はこの為に生まれてきたんだ”って思えるような瞬間って感じたことある？？？全身からエネルギーが溢れ出してきて、言葉にならない喜びで涙が出そうな、そんな瞬間。
そう聞かれて、私は即答しました。
「あるよ！」って。
この現象が起こるのは、ライブなの。
特に、ワンマンライブ。
ファンの皆んなと私の音楽を共有する瞬間。
こういう事は、考えて感じるんじゃなくて、自分でもびっくりするくらい突然湧き上がってくるの。だから、それまでにどんな辛いことがあっても、やっぱり私はこれで良かったんだ！って思える。思わされる、そんな感じ。
これは、趣味としての音楽では味わえない気持ち。
音楽は好きだけど、ただの好きでは無いんだな。
弟よ、お姉ちゃんは音楽に選ばれたんだと思っているよ。両親がこの声で産んでくれた。その声を求めてくれる人がいてくれる。だから、歌っていたいと思う。それだけだよ。
◇ライブのお知らせ◇
《大阪》
■2017 / 6 / 20 (火)
梅雨に唄えば
出演：ヒグチアイ/丸本莉子/いであやか/O.A番匠谷紗衣
会場：心斎橋 Music Club JANUS
時間：OPEN18:30 / START19:00
《東京》
■ 2017 / 6 / 27 (火)
「唄」〜真空ホロウ × いであやか〜
こちら、セッションもありますよ〜！ぜひ！
出演 : 真空ホロウ / いであやか
時間：OPEN18:30 / START19:00
会場：代官山LOOP
TICKET：【LOOP WEB予約】
《東京・大阪》
いであやかONE MAN LIVE 2017〜A.I.〜
■2017 / 8 / 18 (金) 大阪
■2017 / 8 / 25 (金) 東京
チケット一般発売は6/24(土)〜