摂津国八十八ヶ所 第十番 宝珠院
大阪市北区与力町にある、摂津国八十八ヶ所 第十番 宝珠院(ほうじゅいん)です。
御本尊:大日如来
宝珠院は、別名天満寺と号する真言宗の寺院です。
宝珠院に伝来する『摂州西成郡大坂天満菅原山天満宮寺宝珠院略縁起』によれば、弘仁年間(810~824)に空海が建立したと伝えられています。
貞観年間(859~77)の頃の住職であった4世恵澄は菅原道真と親しく、道真が太宰府への道中に立ちより、自作の木像を送ったといわれています。
この伝承が示すように、天神信仰と深いつながりのある寺院で、境内には天神をまつる社があります。
菅原山 天満寺 宝珠院 本堂
護摩堂
十一面観音菩薩と延命地蔵尊
天満宮と油掛大黒天
《御朱印》
摂津国八十八ヶ所 第十番
奉拝 平成廿六年三月廿二日
大日如来
菅原山 宝珠院
【アクセス】 大阪市営地下鉄谷町線「南森町」駅下車、徒歩7分。