2010年09月30日

小室先生

テーマ:趣味の本

小室 直樹氏が亡くなったとの事である。

氏の著作をはじめて読んだのは中学生の時、父の蔵書だったか祖父のものであるかは忘れてしまったが「ソビエト帝国の崩壊」であった。

以降25歳ぐらいまで夢中になって読んだのであるが、随分多くを学んだ気がするのに先生という感じがしないのは何故であろうか。


今読み返しても実に面白い。


『あなたも息子に殺される 教育荒廃の真因を初めて究明』(太陽企画出版)

『信長の呪い かくて、近代日本は生まれた』(光文社)

『天皇恐るべし 誰も考えなかった日本の不思議』(ネスコ・文藝春秋)

などは鮮やかで、若い人にとっては思考の組み立て方を学ぶのに非常に役立つと思います。


年配の方は、、、、

なるべく日々の生活に根ざした思考に触れた方が良いと考える私としては無理に読まずとも良いとは思う。


ご冥福をおいのりします。




さて日経平均株価であるが今週は変化日27日、29日、10月1日とある中で27、29共に高値決まりしてしまった事実は少し気になる。

転換線が上昇に対してこれを割り込んだ事で小さいながらも下離れを確認でき、5月25日陰線水準よりは7月1日水準が大事になってきたということである。

ドル円の下落はいけないが10月7日までの下げ渋りを期待。

他の変動でも変化日は重なる。


「一目均衡表の原理」はこちらから

千代田書店http://www.businessbooks.co.jp/chiyoda/ichimoku.html


パンローリングhttp://www.tradersshop.com/bin/showprod?c=9784775991015


アマゾンhttp://www.amazon.co.jp/dp/4775991019/



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2009年10月03日

男の作法

テーマ:趣味の本

池波正太郎といえば未だに人気の衰えない時代物を代表する作家であるが昨日友人にこのエッセイを頂いた。

非常に耳が痛いと同時に私自身の理想とする「大人像」を明確にしうる本として喜んで読んでいる。


池波正太郎の師匠筋は長谷川信でこの人が都新聞文芸部部長であったことは知っていたが、池波正太郎が13才から株屋であったとは知らなかった。



非常に面白い本なので是非ご一読頂きたい。


「男の作法」ごま書房新社1300円



勉強会の日程が決まりません。月曜日告知します。

メールマガジンを何とか書き終えました。

反省すべき点多いですがそれはまた改めて。



11月1日公式ホームページを一新します。間に合えばという事ですが、現在掲載中の「一目均衡表とは」など無くなりますので今のうちにご覧ください。


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2008年01月07日

真珠湾攻撃総隊長の回想

テーマ:趣味の本

講談社から先月出た本です。

私は竹内先生からお借りして半分ぐらい読んだところですが、なんと言うか凄い本です。

者は「淵田美津雄」、一目山人とはさほど年齢が変わりません。


学ぶべきこと多いと感じ整理しつつ読んでいますが、勝負の世界で生きる人はここまで徹底的に「本質」を整理せねばならぬ、と感動しております。

まがりなりにも相場師を志す人には必読書のように思えます。

またそうでない人もこの本から得るものは多いでしょう。


日経平均株価は11日まで4日もあります。

動かず閑散が続けばちょっとは面白そうですが、軽口はあまり意味もないので動きに併せてコメントします。


限定記事ですが、有料メールマガジンご購読読者に限らせて頂いております。

毎月ご購読の有無を確認いたしますので、予めお申し込み時のメールアドレス、お名前、原著購読の有無をお知らせいただく必要があります。

ご了承ください。


有料版http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/40/P0004000.html


無料版http://www.mag2.com/m/0000247602.html

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2007年05月12日

「最暗黒の東京」松原岩五郎著

テーマ:趣味の本

いつ読んだのかは忘れてしまいました。岩波文庫で第6刷、1990年とありますから、90年以降であることは確かです。

ネットで検索するとすぐにたくさんの紹介文を見ることができるので、案外読まれている本なのかも知れません。


著者は松原岩五郎(1886ー1935)明治中期の東京下層民の生活実態を記録したルポタージュとの事ですが、描き出される生活実態の酷さよりもむしろ、著者の視点と思考順序にいたく感心した記憶があります。


例えば「夜店」では大都会で夜店が繁盛する理由について「下層社会の購買力が夜になってはじめて振るうからである」と述べています。例えば新聞(日刊紙)は朝一枚一銭五厘が夕方八厘、夜三枚一銭と値を下げていくとのこと。食料品のうち鮮魚などは特に値を下げる。下層社会の購買力では夕以降の物価で買うのが精一杯であるため、勢い夜店が繁盛する。

との事でした。

冷蔵庫はありませんし、物流の仕組みは現在とは比べ物にならないために頷ける話ではありますが、現代における夜の繁華街と全く構造が異なる点に驚かされたものであります。


国民新聞新聞で公表を得たものに加筆してまとめられた本というのも興味をひかれました。

片や貧民靴があり、片やそれらの生活を読み物として楽しむ(無論問題意識をもって読む人もいたでしょうが)いたという事実に考えさせれれるところ大でした。

国民新聞は後に都新聞と合併しますが、それはまた別のお話。

坂口安吾のエッセイでも京都の貧民靴の話があります。興味のある方はご一読を。


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2006年12月21日

山田風太郎

テーマ:趣味の本

山田風太郎に興味を持ったのはNHKの番組がきっかけで、一連の戦中派日記が始めでありました。

私はてっきり山田風太郎の忍法帖をエロ小説だとばかり思っておりまして、手にとるのが恥ずかしいと思い込んでいたのであります。


もう少し早く知っていたら、と思う作家のお一人でありまして、「驚嘆すべき目」の持ち主かと思います。

昔、何かの文芸評論雑誌で坂口安吾特集がありまして、「色川武大」名で「安吾は目のいい作家だ。」とありましたが、山田風太郎はそれ以上かも知れません。

安吾は求める理想と実質との開き、矛盾点が許せずに極端から極端へ周りを巻き込みながら揺れ動いたのに対し、山田風太郎は淡々と飄々と、その目のよさを生かしつつ作品を残しています。


ものを見る目は大事であります。

若い人には戦中派日記を是非読んで頂きたい、と思います。


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2006年07月21日

コナン・ドイル  その3

テーマ:趣味の本

 「全て他の学問と同じく、推理分析学もまた、長期間刻苦精励してはじめて習得しうるのである。これが蘊奥をきわむるには生涯を研鑚に費やしても、いまだもって充分とは決していえない。初学者はこれら至難の業たる精神方面の研究に先立ちて、先ず初歩の問題から習熟すべきである。」


生涯を費やしても充分といえない、とはこの時代の知識人の、学問に対する尊敬心の現れでありまして、現代人のそれとは随分距離あるといわざるを得ません。

精神方面の研究といえばすぐに教条主義的な戯論に走り、初歩の問題も習熟していない人が多くを語りすぎるのでありまして、本の数冊も読めばシャ-ロックホームズになれるとばかりに簡単に理解しようとするのであります。


それは別として、ホームズものに象徴される、推理小説は総じて近代のものであります。

近代は色々な定義づけが可能かと思いますが、「自己責任」の時代であります。

神様の言うことでなしに「自分で考え」「自分で判断する」ということが、近代の市民社会成立の前提でありまして、それ故に学問を身近なものにすべきという時代感覚がよくわかるのであります。



さて日経平均ですが7月10日の陽線も、昨日の陽線も出る位置が悪いでしょう。

時間関係にこだわらずとも均衡表各線が集中し、実線もそれに触れるということですから、離れまで待っても遅くはないでしょう。


為替も今日中にコメント書きます。

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2006年07月20日

コナン・ドイル  その2

テーマ:趣味の本

「緋色の研究」延原謙訳、新潮文庫


シャーロックホームズが自分の方法論について語る場面は、さすがに一番初めに書かれた「緋色の研究」が一番多いので、そこから興味深いものを抜粋います。


「いつかも話したとおり、異常な事柄というものは手がかりにこそなれ決して邪魔になるものじゃない。こうした事件を解くにあたって大切なのは過去にさかのぼって逆に推理しうるかどうかだ。」

「これはきわめてちょうほうなたしなみで、しかも習得しやすい事なんだが世間じゃあんまり練習する人もいない。」


「ある出来事を順序を追って話していくと、多くの人はその結果がどうなったかをいいあてるだろう。彼らは心の中で、ここの出来事を結び合わせてそこからある結論を得るのだ。しかしある一つの結果だけを与えられて、はたしてどんな順序をへてそういう結果に立ち至ったかということを、考えてすらすらと言い当てうるものはほとんどいない。これを考えるのが僕の言う逆推理、すなわち分析的推理なんだ。」



さてこれを罫線に、当てはめて考えてみましょう。

今回の4月7日から6月14日までの下落を(あるいは5月8日からの下落でも良い)「経験則の当てはまらぬ相場」とコメントしていた人がいました。

私は当てはまらぬとも思いませんが、まあ当てはまらぬとして、重要な事はその人にとって、この下げが一種異常な状態である、ということであります。

異常な状態であるという認識を持った以上は、先に持っていた相場観が正しいか、誤りであるかを確認した上で、正しいと信ずれば異常事態が正常化することをどのように確認すべきか、に認識が移っていかねば、何の為に「経験則の当てはまらぬ相場」とコメントする必要があるでしょうか。


罫線のだましの類も同様で、実際のところごく単純な論理(これを一貫させる事は難しいですが)を通して相場を辿っていれば、罫線が機能しない瞬間こそ「上げ」「下げ」を明確に出来る事が多いのであります。


さてシャーロック・ホームズにお楽しさは彼の推理が単なる謎解きに終始していない点にあります。

依頼者の安全を守る、犯罪を未然に防ぐというごく当たり前の目的を見失わない点も大いに勉強になるのであります。


明日も続きを。


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2006年07月19日

コナン・ドイル

テーマ:趣味の本

 シャーロック・ホームズものは今読んでも大変面白く、時々ページをめくります。

作者のコナン・ドイルは1859年生まれですから一目山人の親と同時代人ということになるでしょうか。

シャーロック・ホームズの方法論は科学者等好んで引用する事が多いのでありますが、私も大いに感銘するところがあって一度勉強会でのテキストでご紹介した事があります。



「いったい犯罪にはきわめて強い類似性というものがあるから、千の犯罪を詳しく知っていれば、千一番目のものが解決できなかったら不思議なくらいなものだ」


「僕にはその点一種の直覚力があるからね  中略  観察は僕にとって第二の天性だ」


「僕はもっと信念を深くすべきだ。一貫した推理の糸の一箇所に一見これと矛盾する事実の現れたときには必ずやこれにとって代わるべき解釈のあるものだくらい、今ごろになって悟るようではだめだ。」

  緋色の研究 新潮文庫



このような台詞をはったりではなしに言い切ることの出来る人がどれだけいるか疑問でありますが、私にとってシャーロックホームズと一目山人は重なる部分が非常に多かったのであります。


今週は書く事もないので明日はこの続きを。


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2006年06月17日

「江戸の繁盛しぐさ」 越川禮子 日経新聞社

テーマ:趣味の本

 この本を読んだ頃は一目均衡表、相場に関する興味よりもむしろ一目山人の人生そのものに興味の傾いている時期でありました。

山人と同時代の財界人の回顧録や、山人の勤めていた都新聞の記事などを読んでいまして、色々と違和感がありまして、ただ書かれたものを字面通りに読むだけでは、本質がつかめないと痛感していた時期でもあります。


この本を読む直前に斎藤孝氏が教育テレビで「呼吸」の仕方が戦後継承されなかった事が現在の様々な問題につながっている、とおっしゃっているのを見て大いに感銘を受けました。

まだ「声に出して読みたい日本語」が話題になる以前だったと思います。

戦前の日本人は腹式呼吸で身体感覚として中心軸を自己の中に持っていた。だからさほど「論理」「情報」「教条主義」等などから悪影響を受ける事無く、自己判断が出来ていた。が呼吸法が親から子へ伝承されなくなってしまっている。というような話だったと思います。

教育現場で昔と一番変わった事の一つはは音読させるか否かでありまして、その「声に出して読みたい日本語」につながっていくのは自然でありますが、私としては「文章」としてだけでは決して伝承できないものがある、という事が非常に印象に残る番組でありました。


さて 「江戸の繁盛しぐさ」はこの事を確信させてくれただけでなく、一目山人が新聞記者であった頃の東京が尚江戸文化を残していたのだと判る、良書であります。続きは後日。



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2006年06月10日

さいとうたかお

テーマ:趣味の本

私は漫画もよく読むほうかと思います。

ゴルゴ13も愛読書の一つですが、昔冗談でゴルゴ13を読破すれば戦後の世界情勢がわかる、等と嘯いていました。

最近本当にそのような副読本が出版されて根強いファンに支えられているのだなあと感心しているところです。

何故このようなことを書いているかといえばhttp://d.hatena.ne.jp/tanojinota/ で紹介されているからでありまして、誤解を受けるのもイヤなのでファンである事を暴露しているところです。


最近はさいとうたかおの時代ものが好みでありまして、息抜きにしております。

なんでもかんでも相場と結び付けて考えがちでは、いびつな精神にもなるでしょうから、まあ私にとっては良い息抜きです。


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