長く、放置してしまいました。


先日の検診でとりあえず、前回経験した「けいりゅう流産」の危険は回避できたっぽいので、ひとまずこれで不妊ブログは閉鎖したいと思ってます。


予想外にたくさんの人が訪問してくれ、とても嬉しかった反面、それだけ不妊というテーマはみんな情報が欲しいんだ、という実感も沸きました。


正直、不妊ブログをやってよかったのか。

今となっては、よくわからないです。

実際、私たち夫婦は不妊検査だけで終わりました。

さあ、これから不妊治療だ、というところで妊娠したからです。


もちろん、妊娠したこと自体はとても嬉しいことです。


でも、不妊ブログをする前まで。

もっと言えば、自分がもう妊娠しないかもしれない、という恐怖を味わうまで。


私にとって妊娠はとても簡単なもののイメージでした。



避妊しなければ、妊娠する。



そのくらいの気持ちでしかありませんでした。

実際これまでの妊娠は、ほぼ、百発百中だったのです。


私は今の旦那様とは再婚です。

旦那様は初婚ですが。


そして、私の前回の結婚は出来ちゃった婚でした。


正直、若かったし、戸惑うどころか、子供を産むと言うこともよくわかっていないような状態での妊娠でした。子育て自体も、今思えばめちゃくちゃだったと思います。

数年後に二人目を妊娠しましたが、流産。


その後離婚し、職もなければ帰る実家もないため、子を手放し、その数年後に子供は交通事故で他界しました。


なんと、命のあっけないこと。


あんなに揉めて産んだ子供が、あっさり事故で亡くなり、葬儀では親族席にも入れてもらえなかった私。そこで初めて自分の母親としての自覚のなさを痛感しました。


そして、今の旦那様と出会い、結婚。

すぐ、子供の話になりました。


でも、私は子供は欲しくなかった。

また再び自分が母親になることが、怖かったからです。


いい親になる自信もなかった。

また死んでしまうかもしれないという恐怖に勝てなかった。

そしてなにより、天国に逝った子供が、新しい人との間に私が子供を授かることをどう思うのか。怖かった。


あれから大人になった私が。

母親としての自分を猛省している私が。


次に産む子供にはきっと過剰なまでの愛情を注ぐだろうこと。

きっと死んだ子供にしてやれなかったことをたくさんしたくなるだろうこと。



それは果たして、天国の子供にどう映るのか。



なので、子供はいなくていいと思っていました。


でも、旦那様から大切にされるたび。

子供が好きな彼が、甥っ子や姪っ子にもみくちゃにされてる様子を見るたび。

自分のわがままだけで、子を産むことを拒否していていいのだろうか、と思うようになりました。


そこで、子作りを解禁したのです。


ものすごく勇気がいりました。

何度も泣いて訴えました。怖いのだと。



でも、それでも。

自分の恐怖以上に、彼の子供を産む価値はあるのだと思い直しました。



その結果。


1ヶ月待っても出来ず。


3ヶ月経っても出来ず。



結局、1年経っても出来なかったため、不妊検査へ足を運びました。



今だから正直な事を言います。

私には自分の不妊を疑ってホッとする気持ちがありました。

作ろうとはしたんだ。でも出来ないなら仕方ないじゃないか、と。

勇気を出したわりには、私の子を産むことへの恐怖心はまったく消えていませんでした。



だから、・・・不謹慎なのは十分わかっています。

でも、不妊であるかもしれない自分というのに、私は少しばかりの安堵感があったのです。


でも検査の結果、異常はありませんでした。

なのに、赤ちゃんが出来ないことへの苛立ち。

だけど、子を産むことを先延ばしに出来ている安堵感。



その二つの感情に挟まれて、正直気が狂いそうでした。



さっくり赤ちゃんが出来ていれば、こんなに苦しまなかったと思います。

それか、あっさり「不妊」だと認定されていれば。



でも、あくまで不妊を「疑う状態」であり、また自分から行動をしなければ子を授かれないかもしれないという立場の私。なので、本音の部分では子を産むことに恐怖している自分と、嫌でも向き合う羽目になりました。



彼の子は欲しい。


でも、自分に母親という責任は重過ぎる。

天国へ逝ってしまった子への拭いきれぬ罪悪感。


年明けにまたリセットしたら、再度不妊外来へ出向き、今度こそ不妊治療を開始すると言う約束をしていました。


そして、年明けにリセットを迎え、恐怖におののいた私は、治療から逃げました。


治療の前に、いつ赤ちゃんが出来てもいいようにマンションでも買おう、とかなんとか言って、旦那様を丸め込みました。



そして、マンションを購入。



とにかく、旦那様との二人の生活を優先させることに、気持ちを切り替えたかったのです。

でも、本音は不妊治療から逃げたかった。



そして、1年半続けた基礎体温をつけるのを止めました。


もう赤ちゃんはいいじゃないか。

きっともう出来ないんだよ。


私はすっかりそんな気持ちになっていました。



しかし、

その直後、妊娠が発覚したのです。


正直、信じられませんでした。


神様はなんて意地悪なんだろうと、思いました。




追えば逃げる、逃げれば追われる。




妊娠がわかってからも、すぐには素直に喜べませんでした。

むしろ、妊娠してあらためて自分の中の恐怖の大きさに気がつかされました。


前はなんて簡単な気持ちで妊娠をしてたんだろう、と。

命はこんなに重いのに、あたしの心はその重さに耐えられない。


世の中にはあんなにたくさん、子を望む人が居るのに、どうして今、この時期に、私の中にやってきたのか。どうして、何故私なのか。



どうして、どうして。



でも、授かったからにはちゃんと産まなければいけない。

たくさん欲しがってる人がいるからこそ、私はちゃんと向き合わないといけない。



今、あらためてそう思うようになりました。

ちゃんと母親になる覚悟を、持ちたい。



そして、元気な赤ちゃんを産みたいと思います。






世の中の子を待つすべての人々に、1日でも早く赤ちゃんがやってきますよう。


1人でも多くの人が不妊で苦しまないで日々を過せますよう。




祈って止みません。

心から祈っています。



ここまで読んでくださって、ありがとうございました。





あなたにも赤ちゃんが授かりますように。



うるめいちご拝

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