『脳卒中』は、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の総称です。

脳卒中の後遺症である片麻痺で、体は動かしにくくなります。
「もう回復しないから」とあきらめていませんか?





在宅でのリハビリによって、まだ改善する可能性があります。


リハビリをすることで、こうした効果が出ています。

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2016年05月25日(水)

脳卒中の直後に脳は若返る

テーマ:■ リハビリの効果
こんにちは、行徳の訪問リハビリ マッサージ師 田口です。

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競技を現役引退した直後の私は、全くトレーニングをしなくなりました。

数年前からジム通いを再開したのですが、当初はすっかり筋力が衰えていました。

筋トレを続けたことで、今では筋力が現役時代並に戻ってきました。

ただその筋力を、使う場面がないんですよね…
体が若返った気がする、自己満足がやる気の源です(笑)


神経生理学者の伊佐正教授は、世界的に有名です。

その主要な研究テーマは、「リハビリによる回復の過程で、脳に何が起きているのか」を解明することです。

伊佐教授は様々な実験結果から、こう断言しています。

「脳卒中の直後に、脳は若返る」


人間の体の細胞は、何らかの働きをしようとする際に、その働きに必要な道具を自ら作り出します。

必要な道具とは、特殊な構造の蛋白質を表します。

その作り方が書かれた設計図が、遺伝子(DNA)です。

細胞は何かの行動をしようとすると、まずDNAの中から必要な設計図を探し出し、道具を作り出します。

これを”発現する”と言います。


脊髄を損傷して脳卒中と似たような症状を起こしているサルを使って、脳神経細胞にどんな遺伝子が発現しているかを調べました。

すると、ダメージを負った脳神経細胞の中で、ある遺伝子だけが大量に発現していたのです。

その遺伝子は、『GAP43』というものでした。


GAP43とは、”成長に関連する遺伝子”のことです。

このGAP43は、生後間もない赤ちゃんの時期に、脳で大量に発現することがわかっています。

最近の研究では、GAP43が脳の神経細胞が『シナプス』という器官を作るために、大きな役割を持っていることがわかってきました。

シナプスとは、新しいネットワークを作るには欠かせない器官です。


これは、パーティーで多くの参加者と握手する場面を想像するとわかりやすいです。

パーティーで握手をすれば、人のネットワークが広がります。

神経細胞は、『樹状突起』という腕のような器官を持っています。
この腕の先にシナプスが付いていて、情報の伝達を行っています。

これが手のような存在ですね。

神経細胞は他の神経細胞と握手することで、ネットワークを築きます。

ネットワークを築いて、いざ活動するときには協力をお願いしている訳です。

その結果、人は新しいことを覚えたり、それまでできなかったことができるようになっていくのです。

赤ちゃんが人間として成長していく過程では、こうした脳内の発達メカニズムがあるのです。

脳内が”急速学習モード”になっているのですね。


これと似たようなことが、脳卒中でダメージを負った脳でも見られるのです。

人は脳卒中を発症すると、手や足が動かなくなる麻痺症状が多く見られます。

麻痺によって、学習してきた記憶がリセットされてしまいます。

それを1から取り戻すために、脳は子供の頃と同じような”急速学習モード”になるというのです。

脳内が回復を図ろうとしているのですね。


ただし、赤ちゃんと大人の脳では、決定的な違いがあります。

赤ちゃんは、自分で手足の動かし方を知りません。
本当に”ゼロ”からの学習です。

脳卒中でダメージを受けた脳は、一旦リセットはされますが、手足の動かし方を既に学んでいます。

「こういうことだったな」と、具体的な場面が想像できるのです。

この違いは大きいです。

ですので、こうした想像も大切なことなのです。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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2016年05月24日(火)

急に動きが悪くなった原因は?

テーマ: └ 起こった事件
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原付バイクで移動中、後ろから来た車に、かなり無理矢理追い越されました。

原付は遅いので、気持ちはわからなくもないですが…

猛スピードで私を追い越したものの、次の信号で停まっていました。
40km/hで走っていた私は、悠々と追いつきました。

よくある話ですよね。

強引な運転をしたところで、大して時間の差はないものだと、改めて思った出来事でした。


脳梗塞を発症したAさん(70代男性)は、右片麻痺(かたまひ)の後遺症があります。

片麻痺とは、体の片側半分が麻痺してしまう症状を表します。
脳梗塞や脳出血で起こる、代表的な後遺症です。

Aさんはまた、脳梗塞の影響で言葉を発することができなくなりました。
ですので時々、コミュニケーションが難しいときもあります。


先日訪問した時、奥様が話していました。

「今日は特に動きが悪いみたいです」

確かに、片麻痺で体が動かしにくいという側面はあります。

しかしそれ以上に、動き始めるまで時間がかかったり、動きが緩慢だったりするのです。

脳卒中の患者さんに時々見られる、『パーキンソン症候群』というものです。


脳卒中と並ぶ脳の病気に、『パーキンソン病』があります。

パーキンソン病は簡単に言うと、体がスムーズに動かなくなってしまう病気です。

この病気は脳から発する命令が、神経を通して体の各所にうまく伝わらないことで起こります。


例えが悪いのですが…

インターネットを立ち上げて、クリックすれば該当ページに飛びます。

時々回線に不具合があって、ページが切り替わらないことがありますよね。

こうしたいわゆる”フリーズ”した状態が体に起こってしまうのが、パーキンソン病です。

本人は動かそうとしても、体が思うように動いてくれないのです。

ですのでこの病気の特徴として、動作が遅かったり、反応が鈍かったりすることがあります。


パーキンソン症候群とは、一見パーキンソン病と同じように見える状態です。

脳梗塞や脳出血を発症した結果、脳の神経細胞に影響を及ぼしてしまったと考えられます。

パーキンソン病と診断に至るまで特徴的な症状は見られないものの、いくつかの症状が見られる状態のことを指します。

Aさんの場合は、動作が遅いことですね。

これがいつも起こるのではなく、時々急になってしまうので厄介です。

「今日はどうしたの?」と、対応に困るケースもよく見られます。

いつもは普通に動けるだけに、突然サボっているかのようにも感じられてしまうのです。


私が訪問した時が、まさにそうでした。
Aさんの動きの悪さに、奥様が困っていたのです。

少しイライラして、無理矢理動かそうとしたようです。

気持ちはわかるのですが、逆効果になってしまいます。

意外にソフトな対応をすると、動きが良くなるものです。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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2016年05月23日(月)

背中を支えられると安心する

テーマ:■患者さん宅にて
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私の知っている、ある高校野球の指導者がいます。

彼は試合の重要な場面で選手に指示を与えるときは、面と向かって話さないようにしているそうです。

できるだけ横に付いて、選手の背中に手を添えながら、作戦の指示を出すと言っていました。

「面と向かって話すよりも、横の方が緊張しなくなる」というのが理由だそうです。

結構深い話だなぁと、個人的には思いました。


以前どこかの介護関係のCMで、こんな言葉がありました。

「背中を支えられると安心する」

そして介護施設の廊下らしき場所を、高齢者の男性が歩行器を使って歩いているシーンでした。

横には施設の関係者が、男性の背中を支えて一緒に歩いています。

「ふーん」と思うだけかもしれません。
健常者には、なかなか実感がわかないと思います。

たったこれだけのことですが、脳卒中のリハビリにおいては、とても重要なことではないかと私は思っています。


脳卒中を発症した患者さんでも、自力で歩ける人はかなりの割合でいらっしゃいます。

自力で歩行はできるものの、多少の手助けが必要な患者さんは多いものです。

こうした人は、側で見守る必要があります。

実はこのときに、患者さんの背中に手を添えて一緒に歩きながら見守っていると、ほとんどの人は歩行が安定するのです。

手を握ったり、腰に手を添えたりするよりも、”背中”なんですよね。

あくまでも、私の経験から来る感覚的な話ですが…


これはまた、別の場面でも実感します。

例えば、座った姿勢から立ち上がる場面です。

このとき患者さんに、上半身の前傾姿勢を意識してもらうことは、介護の世界では広く知られています。

前傾姿勢をすればお尻が浮き、立ち上がりやすくなるからです。

人によっては、前傾姿勢をしてくれない、あるいはうまくできない人がいらっしゃいます。

そんなとき、横に座って患者さんの背中に手を添えると、普段より少しだけ深く前傾姿勢をしてもらえることも多いのです。

この”少しだけ”が、立ち上がりやすくなるという意味では、大きな差になるんですよね。


背中を支えたら姿勢が安定する理由は、私にはわかりません。

しかし「背中を押す」という言葉が、行動や決断を促す意味で使われています。

つまり、心理的な影響を与えるのかもしれませんね。

こうした些細なことにも表れていると思います。


最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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