“命名権”… | IAN45=Intelligence Agency on N45

“命名権”…

NBAのファイナルを大変愉しく観る 昨今である。シーズン中は録画を流している渋谷に本拠地を構える某団体も、このファイナルは中継を流す…お陰で会場の様子や、タイムアウト時に登場するダンスチーム等も観られ、なかなか良いのだが…


今回、ダラスとマイアミがファイナルを競っている訳だが、面白い視点の記事を見掛けた。両会場の“命名権”は航空会社のアメリカンエアラインが持っていて、両会場がテレビに出ているので、「かなりの価値」があるというお話しになっている…


NBAの会場に関して、“命名権”は一般的だ。私が熱心に応援しているウォリアーズのアリーナはその限りでもないが、ヒューストンは“トヨタセンター”、オクラホマシティは“フォードセンター”、シカゴは“ユナイテッドセンター”など、一寸思い出してみると結構ある…


アメリカン・エアラインズ・センター…アメリカン・エアラインズ・アリーナ…前者がダラスで後者がマイアミなのだが…


ダラスとマイアミ…なかなか力も拮抗しているようだが、7試合目までもつれて、アメリカンエアラインが喜ぶことになるのだろうか…日本時間の明日から第5戦である…


ISM
【NBA】1試合約10億円! アメリカン航空のアリーナ命名権効果


 命名権(ネーミングライツ)マーケティングやスポンサー効果を測定するフロントロー・マーケティング・サービスは、アメリカン航空のファイナル1試合の命名権効果が、900万ドル(約10億円)に及ぶと予測した。同航空は、ファイナルでプレー中のマイアミ・ヒートとダラス・マーベリックスの両本拠地のアリーナ命名権を持つ。


 ダラスはアメリカン・エアラインズ・センター、マイアミはアメリカン・エアラインズ・アリーナ。どちらがどちらのホームコートか一見、見間違ってしまう今年のファイナルだが、両アリーナの命名権を保持するアメリカン航空は、その恩恵を十分に受けているようだ。フロントロー・マーケティング・サービスは、40万ドル(約4,500万円)というファイナルのTVCM30秒の宣伝費をもとに、その命名権効果を測定。放送内でのブランド露出やアナウンサーが同社名を触れた合計を1試合11分15秒とし、その効果は1試合900万ドル(約10億円)に達すると試算した。


 フロントロー・マーケティングのエリック・スモールウッド氏は、もしファイナルが7試合行われれば、そのブランド効果は6,300万ドル(約70億円)となることから「アメリカン航空の本社は、ファイナルが第7戦までもつれ込むことを望んでいるのでは」とコメントした。


 発行済みのレポートによると、同航空は、マイアミのアリーナの命名権を20年間4,200万ドル(約48億円)、ダラスの同命名権を30年間1億9,500万ドル(約223億円)で取得したという。