IAN45=Intelligence Agency on N45

Intelligence Agency on N45…略して“IAN45”…“北緯45度情報部”…


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厚生労働大臣の舌禍…

「厚生労働大臣が“女性は子どもを産む機械”と言った」と言われると、「随分と大胆な…」と愕く…「子どもを産む」というのは、「母親になる」ということで、「工場の機械が何かを生産する」とか、「家畜の繁殖」というものとは違う筈だから“大胆”だと思ったのだ…

女性は勿論子どもを産む訳だが、それぞれに色々な人生がある訳で、産まない場合も、産めない場合もあるであろうし、子どもを産んで育てるだけが人生でもないし、そうしようと思っても、し難い状態もあるのかもしれない。

件の大臣は、「子どもを産む方の数が限られる以上、2人目以降を希望された場合、それを叶えていただけるように…」程度の主旨を伝えたかったようだが、「女性は子どもを産む機械」という話しが「随分酷いことを言うじゃないか…」と波紋を拡げている…

この一件で思ったことがある…

言葉と言うものは、“発せられる瞬間”までは「発しようとする人のモノ」だが、“発せられた後”は「寧ろ受け手のモノ」であるというようなことだ…

私もこうした型で言葉を発している…私は、私が何か思ったので、思ったことを言葉にして発しているだけのことだが、発せられてしまった後は、寧ろ受け手のモノということになるのである…

ということを記憶に留めておきたい…

私は男性だ。子どもの母にはなる筈がないが、父にはなる可能性はゼロでもない…が、最近は時々思う…「今からなら…生まれてくる子どもが成人式になる頃にはいい加減な年で…そろそろ難しいのか?」というようなことである…

私のことはどうでもいいが、大臣の発言が広げた波紋は、もう少し続きそうな気がする…

日刊スポーツ
柳沢厚労相発言、高市氏「私は不良品か」

 柳沢伯夫厚生労働相(71)が、女性を「産む機械」と発言したことに29日、自民党の女性議員からも疑問視する声が相次いだ。高市早苗・内閣府特命担当相(45)は、病気が原因で子供を産めないことを打ち明けた上で「私は“不良品”ということになる」と不快感を示した。不妊治療を続ける野田聖子衆院議員(46)も「軽率」と話した。野党3党の女性議員は柳沢氏に辞任要求書を提出。安倍晋三首相(52)は、またもや任命責任を問われそうだ。

 柳沢氏の「産む機械」発言に、同じ自民党の女性議員も黙っていなかった。この日の衆院本会議開会前、柳沢氏の席の前に、白いスーツを着た女性議員が立った。安倍内閣の閣僚、高市氏だった。わずかな時間だったが、高市氏は発言の真意を問う質問をぶつけた。

 本会議後、高市氏は「(発言の)脈絡や正確な文言を確認していなかったので聞いた」と述べ、「率直に言うと、機械や装置という言葉は不適切だと思う」と不快感を示した。続けて「私自身、過去に病気をして、子供を授かりにくい、というより授かれない。私は機械なら不良品かな、ということになる。同じ事情を抱える人、健康でも授かれない人もいる。女性が頑張っても少子化はなくならない」。プライベートな事情を交えながら苦言を呈し、「不適切」と繰り返した。

 「最初に聞いた時は驚いた。柳沢さんは女系家族で、女性に敬意を持って接していると聞いていた」。閣僚同士だけに「真意は理解した」と表立った批判は避けたが、表情は硬かった。

 不妊治療を受けていることを明かした野田聖子氏も「軽率だと思う」。前少子化担当相の猪口邦子衆院議員(54)は「機械であるというその言葉自身は、完全に否定されるべき言葉です」と話した。

 一方、民主、社民、共産の野党3党の女性議員28人は29日夕、柳沢氏に会い、発言撤回と辞任要求を求めた。福島みずほ社民党党首(51)は「最低の許されない発言。とことん辞任要求する」。柳沢氏は「妻も働いており、娘にも男性と同じ教育を受けさせた」「おわびする」などと釈明して、席を立ったという。

 柳沢氏は、本会議で「国民、特に女性に申し訳ない。深くおわび申し上げる」と謝罪。安倍首相は柳沢氏に厳重注意し、辞任させる考えは示していないが、自民党幹部からも「軽はずみな発言」(中川秀直幹事長)と批判が出ている。野党側は、柳沢氏の辞任要求と安倍首相の任命責任追及で反撃を強める構えだ。

“YUBARI”…

「“夕張”がニューヨークタイムズ紙で取り上げられた」と聞き、注目した…

映画『キル・ビル』で、映画祭に因んで、悪者の用心棒に“ユーバリ”という役名が付いていたのはあったが…米国では“夕張”という地名の知名度などゼロに近いものがあると思う…

ニューヨークタイムズ紙で取り上げられた話しは、地元紙の報道で知ったが、何やら“破綻”に関して詳しく取り上げられているようだ…

ニューヨークの記事の見出しは「日本―東京は支援を打切り辺地の悲嘆」とでも訳出出来るであろうか…

この記事を読んでみた…

地元紙の報道では、夕張の経過に詳しく言及されたことに力点が置かれているような印象も受けなくもないが…記事の終盤に“肝”と思われる文があった…

「先進国の政府としては最大の負債を抱える日本にとって、“非集権化”というのは地方への支援を打切ることに他ならず、最早猶予など無い。が、批評家はこれでは東京や名古屋のような繁栄する大都市圏と、高齢の住民が残って若い納税者が流出する地方との格差が拡がるばかりである、としている」

日本が巨大な負債を抱えていることは秘密でも何でもないが…最新の問題が米国のクオリティーペーパーで論じられている型である…

気になったのでメモをしておいたが…“夕張”というのは、「明日の○○」かもしれないなどと思うことも時々ある…

January 27, 2007 Tokyo Cuts Aid, and Hinterland Withers in Japan (NY Times)(英語)
* NY Timesの記事内容を初めて閲覧する、ユーザー名とメールアドレスの登録を求められる…

北海道新聞
分権改革のテスト事例 米紙1面で夕張問題報じる

 【ニューヨーク28日共同】27日付の米紙ニューヨーク・タイムズは1面で、財政破たんした夕張市の再建問題について、国の補助金を減らし地方への税源移譲を進める日本政府の分権改革の行方を占う「先行事例」として注目されていると報じた。

 日本の地方都市をめぐる状況が同紙の1面に掲載されるのは異例。「地域社会や企業を常に救済してきた日本政府」の、改革にかける決意を見極めるうえで格好の素材としてこの問題を取り上げたようだ。

 同紙は、炭鉱の閉山が相次いだ夕張市にバブル経済期、多額の補助金がつぎ込まれ「石炭の歴史村」などのテーマパークが建設された経緯を紹介。

 しかし、観光客は集まらず、膨らんだ累積債務で市財政は破たん。補助金は削減され、市は小中学校の統廃合や高齢者に対するバス利用の補助縮小を財政再建策として計画していると伝えた。

“2018年札幌冬季五輪”という冗談…

札幌市は、2016年の五輪招致に関して、国内の競争の段階で名乗りを上げるのを止めた経過がある…新たな競技施設を多々建設しても、大会後の維持が困難であるからに他ならない…

こんな経過があった札幌の市長選挙で、出馬を表明している方が「2018年冬季五輪の招致」という話しをしている。「札幌は一度やっているので、重くはない負担でもう一度出来る筈」という論拠らしい…

何らの他意はないが、敢えて申し上げる。「札幌は一度やっているので、重くはない負担でもう一度出来る筈」と冬季五輪の招致を真顔で言っている方があるとすれば…恐らくその方は、「スポーツ観戦を愉しむ!!」という方ではない…

“冬季五輪”という看板は同じだが、札幌の1972年と、最も最近の2006年のトリノとでは内容が大きく異なるのだ!!下記の表を御覧いただきたい…


1972 札幌
参加国・地域数 35
参加人数 1006人
(男性801人、女性205人)
実施競技種目数 6競技35種目


2006 トリノ
参加国・地域数 80
参加人数 2633人
(男子:1627、女子:1006)
実施競技種目数 7競技84種目

(ウィキペディア 参照 )

参加する国・地域の数、人員、種目の数…1972年から2006年で何れも倍かそれ以上になっているのだ!!「一度やった」内容などではないのだ!!

仮に五輪をやるとしよう…選手や関係者を収容する宿泊関係…これは大会後に住宅に転用したり、そのままホテルに出来るから良いだろうが…競技人口の少ない競技の施設はどうするのだろう?それなりに競技人口があるものであっても、国際競技をやるような立派なものは大会後の維持が大変だ…そして、競技によってはルールが変わっていたり、1972年頃とは違ったスタンダードが求められるようになっていて、全面的に新設せざるを得ない場合も必ずある筈だ…

端的に言えば…スノーボードやスケルトンやショートトラックは、1972年には五輪種目ではなかった…アイスホッケーも出場チームが増え、余計にリンクが要る…スピードスケートは、1972年には戸外に氷を張ってやるのが当然だったが、今では屋内会場を用意するというのが、世界記録を狙う選手が競うクラスでは寧ろ“当然視”されている…時代が違うのだ!!

こうして一寸考えると…2016年を諦めた理由が丸々残る…

「スポーツ観戦を愉しむ!!」というのであれば、こういうことには直ぐ思い至る筈で、「札幌は一度やっているので、重くはない負担でもう一度出来る筈」と冬季五輪の招致を真顔で言うことなど出来ない筈だ…

私は、札幌というのは適当に大きくて何でもあり、郊外の自然も豊かで、スポーツの国際大会のようなものはどんどん札幌でやれば良いと思う…が、それは五輪ではない…それは、相応な競技施設が既にある、何か特定の競技の大会で、集まる関係者に関しても、何処かのホテルなどを借り上げれば事足りるようなものをイメージしている…

何れにしても、スポーツ観戦を愉しんだこともなさそうなことが明らかな話しをして、スポーツイベントを招致する話しなどして欲しくないと思う…

毎日新聞
’07統一選:札幌市長選 清治氏が政策発表、市電の延長中止など掲げる /北海道

 ◇市電の延長計画中止など掲げる

 4月の札幌市長選に立候補する予定の前国土交通省技監の清治真人氏(58)は25日会見し、抽象的な表現にとどまっていた政策のうち4点を具体化して発表した。再選を目指す上田文雄市長(58)が札幌駅への延長を計画している市電について、「財政難から歳出削減に取り組むべき時に無駄な投資だ」として、計画中止を掲げた。4点はいずれも上田市政にないか反対する政策で、選挙を意識した内容となった。

 政策はこのほか▽売却が決定している北海道厚生年金会館を同市が買い取って民間運営方式とする▽高所得者以外は交通機関の敬老パスを無料化する▽18年の開催を目指して冬季五輪を招致する。

 清治氏は今後、2週間に1回会見を開き、政策を順次公表するという。

ウォリアーズ… 新たなる挑戦へ…

私が熱心に応援しているNBAのウォリアーズ …大型トレードの話題が日本のメディアにも出ていたので、一寸メモしておきたい…

新しい選手が4人入った陣容が姿を見せるのは1月20日(日本時間で21日)にオークランドで開催される、対クリーヴランド・キャヴァリアーズ戦からだ…キャヴァリアーズ…有名なレブロン・ジェームスを擁するチームである…

ISM
【NBA】ペイサーズとウォリアーズの間で4対4のトレードが成立

 現地時間17日、インディアナ・ペイサーズとゴールデンステイト・ウォリアーズの間で4対4の大型トレードが成立した。ペイサーズはウォリアーズにアル・ハリントン、スティーブン・ジャクソン、サルナス・ヤシケビシャス、ジョシュ・パウエルを放出。代わりに、トロイ・マーフィー、マイク・ダンリービー、アイク・ディオグ、キース・マクロードを獲得した。

 今回のトレードについて、ペイサーズのラリー・バード社長は「とても有意義なトレードだと思っている」とコメント。そして、「我々は(ジャーメイン)オニールを中心にチームを作っていく。そうすれば良いチームになるだろう」とチームの方針を話していた。

 ペイサーズに加入するマーフィーは、今季1試合平均8.9得点、6.0リバウンドと、昨季の1試合平均14.0得点、10.0リバウンドに比べ、数字を落としていた。しかし、6年間で3回ダブルダブルを記録した実績を持っており、新天地での活躍が期待される。また、ダンリービーは11.4得点、4.8リバウンドのアベレージを挙げている。

 ウォリアーズに入団するハリントンはフォワードの両方のポジションでプレーでき、今季は15.9得点、6.3リバウンドのアベレージをマーク。昨年のオフシーズンに4年3,600万ドル(約44億円)の契約を結び、NBA入りしてから6年間過ごしたペイサーズに復帰したばかりだった。ジャクソンはシューティングガードとスモールフォワードのポジションをこなし、1試合平均14.1得点、3.1アシストの成績を残している。

ベッカムが“マイナー(?)”を真の“メジャー”にするか…

デイヴィッド・ベッカム…英国の有名サッカー選手だ…スペインのリーグに居たが、米国のリーグに移るそうだ…

米国のサッカー…W杯にも米国チームは出ていて、意外に良いチームを送り込んでいるように思う。が、プロスポーツの盛んな米国では、サッカーは大人気のプロスポーツとも言い難い面があるように思われる。トップのリーグは“MLS”と言って“M”は“メジャー”のことらしいが、戯れに「“マイナー”のMですか?」とも言ってみたくなる…

The Official Site of Major League Soccer (英語)

で、ベッカムだが…2002年に日本でW杯が開催された時、「最も人気が高い外国選手」であったと記憶している。彼の居るイングランドチームが登場する会場には、#7の白や赤のレプリカユニフォームが溢れていたし、大会中から大会後に至っても、当時のベッカムがしていた髪型は少し流行った…

この選手が、日本での知名度が高いとは言い難いリーグへ…これは、MLSの話しに日本国内で触れられる機会が増えることになるのかもしれない…なかなかに興味深い!!

ベッカムに関しては、若かった頃はやんちゃなことも仕出かしたが、後にはイングランドチームのキャプテンまで務めるなど、“向上”というようなものが感じられる辺りに好感を抱く…

スポーツニッポン
ベッカム 米ロサンゼルス移籍決定

 去就が注目されていたレアル・マドリードの元イングランド代表MFデビッド・ベッカム(31)が11日、米国メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス移籍を決断した。声明を発表し、来季から5年総額300億円の大型契約を結ぶ。根強い人気を誇るスーパースターが、新天地でサッカー人気を切り開く新たな挑戦に踏み出した。

 ついにベッカムが決断を下した。「今週レアルから2年契約の延長に関して結論を出すよう求められた。家族や代理人と話し合ってマドリード残留か、英国や欧州のクラブへ移籍するか考えたが、LAギャラクシー入団を決めた。今年8月からプレーする」。世界が注目していた移籍騒動に終止符が打たれた。

 悩み抜いた末の決断だった。常々「サッカーよりも家族が大切。家族はマドリードを気に入っている」と話し、ピッチへのこだわりは後回しにしてきたが、最後は選手としての思いが勝った。今季はカペッロ監督の下で出場機会が激減。リーグ戦の先発は5試合にとどまり、11日のスペイン国王杯ベティス戦は遠征メンバーも外された。「新たな挑戦を楽しみにしている」とベッカム。もう一度サッカーを楽しむための決断が必要だった。

 新天地となる米国はサッカー人気が高いとは言えないが、ロサンゼルスには自らサッカーアカデミーを所有。ベッカムは以前から底辺拡大に意欲を示しており、関係者も「米国での挑戦は子供たちにサッカーを好きになってもらうこと。彼はスポーツ大使としての役割を果たすことになる」と説明した。またMLS側も4月開始の新シーズンから年俸総額に上限を設けたサラリーキャップの枠外で選手獲得が可能にできるようルールを改正し、リーグ運営の起爆剤となる大物招へいの土壌をつくっていた。

 英メディアは移籍に伴う総収入を5年総額で2億5000万ドル(約300億円)と報じ、スポーツ史上最高級の高額所得選手となるが、責任と期待も大きい。“王様”と呼ばれ、旧北米リーグのニューヨーク・コスモスでプレーしたペレでさえ成し遂げられなかったサッカーによる“米スポーツ界制圧”。ベッカム旋風が世界最大のプロスポーツ大国で吹き荒れる。

 ▼ロサンゼルス・ギャラクシー 95年に設立され、MLSの西地区に所属。ホームは2万7000人収容のサッカー専用スタジアム、ホーム・デポセンター。リーグ優勝は02、05年の2回。米国代表MFドノバン、FWコビ・ジョーンズらを擁した昨季は西地区5位でプレーオフ進出を逃した。

外からの目線…

首相が欧州を歴訪しているそうだ…特段に関心はないのだが、「初めて欧州に“日本の首相”として登場する人物が、どのように紹介されるのか?」と少々気になった…

気になったことは調べてみればよい…幾つか欧州のニュースサイトを見たが、それ程取り上げられているようにも見えない…考えてみれば、日本にも色々な国々から、それぞれの国の要職にある方が来ている筈だが、サミットでもなければ華々しく報じられることも少ないように思う…主客が逆転してもそれは同じなのであろう…

と思っていると、妙な話しが…メモしておきたい…

どうも首相は「些か影が薄い」感じで、「夫人の人気で政権を支えている雰囲気さえある」というような話しが伝えられているのである…多少驚いた…

この記事の末尾の方に、首相秘書官が“ファーストレディー”というロゴの入ったビスケットの売れ行きを気にしているという話しがあった…

日本の政権…この程度のものなのか?

英国 The Independent 紙サイトより…

(記事の一部)
Will Mrs Abe's honeymoon with the public survive her husband's political troubles? There are worrying signs, including the Akie Lucky Cookie, a 700-yen (£3) box-set of biscuits embossed with the first lady logo. A reporter for the weekly magazine Shukan Post found unsold boxes of the biscuits piled high in shops, even in the parliament building where visitors pick them up as souvenirs. The reporter was told that the Prime Minister's secretary sometimes came by to check how the biscuits were doing, apparently aware that their declining popularity could be a harbinger of troubles ahead. "People are quick to get bored with these kinds of souvenirs," said a store manager.

(拙訳)
安倍夫人の大衆受けが良いことによって、首相を政治的な困難の中で生き残らせることが出来るものであろうか?既に不安の兆候は、“ファーストレディー”というロゴが入った<アキエ・ラッキー・クッキー>という700円(3ポンド)のビスケットの中にさえある。週刊誌“週刊ポスト”の記者は、国会議事堂見学者が土産としてビスケットを多数購入しているにも拘らず、このビスケットの箱が取扱店に堆く積上げられているのを見付けた。その記者によれば、首相の秘書官がビスケットの状況を調査に訪れ、人気後退の兆しを読み取ろうとしているのだという。「人はこの種の土産には、直ぐに飽きるものですから」とは取扱店のマネージャーの談だが。

ディートリヒ…

女優マレーネ・ディートリヒ…かなり旧い時代の人だが、旧い映画の中の彼女を見て、何とも名状し難い艶めかしさを感じた…

この女優の名前を、普通のニュースの中で見掛けて驚いたのだが、驚くような話しだった…彼女が池に落としたか何かで紛失してしまったイヤリングが、今になって出て来たというのだ!!

一寸面白いのでメモしておきたい…

嘆きの天使(トールケース)


モロッコ


時事通信
ディートリヒ愛用のイヤリング、70年ぶり発見=英遊園地

【ロンドン10日】英イングランド北西部のブラックプールにあるテーマパークで、ハリウッドの伝説的女優マレーネ・ディートリヒが愛用していたとみられるイヤリングが見つかった。ディートリヒは1934年にプライベートでこのテーマパークを訪れた時にイヤリングをなくしており、70年以上の月日を経て発見されたことになる。

 このテーマパークはブラックプール・レジャー・ビーチ。ディートリヒはここでジェットコースターに乗っている時に真珠と金でできたイヤリングをなくした。

 関係者によると、イヤリングはかつてジェットコースターが設置してあった場所にある湖をさらっていた際に出てきた。「訪問時に撮影した写真でディートリヒが身に着けているイヤリングと比べたところ、そっくりだった」という。
 ディートリヒは当時の支配人だったレナード・トンプソン氏の招きでパークを訪問。「嘆きの天使」(30年)で大ブレークしたディートリヒが姿を現すと、パークは大騒ぎになった。ディートリヒはその後、トンプソン氏に手紙を書き、イヤリングを探すよう頼んだが、92年に90歳で死去するまで、イヤリングを再び手にすることはなかった。

“世界の”ばんえい競馬へ!!

ばんえい競馬…帯広での単独開催…地元のファンは、これまでは冬のみだった帯広で、夏も観られることを楽しみにしている様子も伺える…他方で、地元に居てもこれを知らない人も多いようだが…


私は巨大な馬の力比べを興味本位に観に行って、大変気に入ってしまった…写真を撮りに行って来たところだ


これは、世界でも北海道位でしか行われていないイベントだ…最近、帯広の関係者のみなさんが国外へ宣伝に行ったそうだ…そのニュースをメモしておく・・・


ばんえい競馬…様子を知りたい方は、下記の文庫の小説が手っ取り早いであろう…


輓馬


北海道新聞
ばんえい「高い関心」 香港やソウルにセールス団訪問 観光客誘致手応え


 帯広市単独での存続が決まったばんえい競馬のPRのため、中国・香港、韓国・ソウルを訪問した道ばんえい競馬調騎会などでつくる海外セールス団が二十五日、帯広市役所を訪れ、砂川敏文市長に観光客誘致の手応えを得たことを報告した。

 セールス団は調騎会の久田守副会長、日本馬事協会の沢村興隆専務ら五人。ばんえいの海外セールスは初めてで、四日から九日まで、両都市の旅行会社計十四社と香港の競馬場を視察した。

 この日は、セールス団の五人と調騎会の服部義幸会長らが市役所を訪問。

 団長を務めた久田副会長は「両都市とも世界で唯一のばんえいに高い関心を寄せてくれた」と強調。特に香港は競馬人気が高く、北海道旅行がブームになっていることから「早ければ本年度中にも旅行客が来るかもしれない」と自信を見せた。
 一方、韓国でも旅行業者が「ばんえいだけでなく温泉や食も充実している十勝は、定番の東京や札幌旅行に飽きた観光客にうけるはずだ」と、観戦ツアーの企画などに前向きだったという。

ソ連の“15回忌”…

12月25日が過ぎた…1991年のこの日、当時のゴルバチョフ大統領が退任している…言わば「ソ連の命日」ということになるのがこの日である…

1991年12月生まれの人達は現在15歳…旧ソ連地域では「ソ連を知らない子ども達」ということになる…ソ連には15の共和国があった…バルト3国は同年の8月に連邦から脱退し、12月以降は12の国々ということになった。これら15の国々の「ソ連を知らない子ども達」を取り巻く環境は、随分と変わった…

バルト3国では、当初から「“欧州の小国”に回帰する」という志向が強かったが、とうとう彼らはEU加盟国になった…他の国々では…ソ連体制を放棄したことに伴う“ポストソ連”の混乱が数年間は続いたように見受けられるが、各々新しい“○○国”として歩み始めている…一部には、ソ連時代の流れを組む政権による独裁的な体制になっていったが、他方では民主的な道が模索されてもいる…私はこれらの国々に関して、「この何年間かで“ポストソ連”とでも呼ぶしかない状況をとりあえず脱した」という具合に見ている…

15の国々の中、ロシアはソ連が有していた様々なモノを最も多く引継いだ訳だが…このロシアは最近、“資源外交”を最も得意な技とする国になっているやに見える…

実は1991年…私自身ロシアに渡航しようとしていたという想い出があり、所謂“ソ連崩壊”に関しては、勝手ながらある種の“当事者意識”のようなものがある…

一部新聞で15の国々の15年間というような話題も拾っているが…どちらかと言えば地味な話題だ…それでも、気になるのでここで取り上げておきたい…

↓2001年に世に問われた“10年”の回顧特集
Collapse of USSR: 10 years on (BBC 英語)

↓上述中の、1991年8月当時の写真が見られるページ
<THREE DAYS THAT SHOOK THE WORLD>

↓指導者とその時代を綴った、ソ連の歩みのあらまし
The Union of Soviet Socialist Republics (BBC 英語)

↓最近よく見る“資源外交”系のネタがまた…
北海道新聞
ガス供給停止を警告 ロシア、ベラルーシに

 【モスクワ26日共同】ロシア政府系天然ガス独占企業ガスプロムのクプリヤノフ報道官は25日、ガス輸出価格の大幅値上げを拒否するベラルーシに対し「無責任な交渉態度で、自国へのエネルギー供給を危機にさらしている」と言明し、事実上、現行契約が切れる来年1月1日からのガス供給停止を警告した。

 ロシアは今年初め、価格紛争からウクライナへのガス供給を一時停止し、国際社会の批判を浴びた。ウクライナと同様に欧州向けパイプラインが通過するベラルーシへの供給を停止すれば欧州諸国への影響は避けられず、ロシアへの批判が再燃しそうだ。

 ガスプロムは今年4月、旧ソ連時代の安価な助成価格から市場価格への移行を理由に1000立方メートル当たり約47ドル(約5600円)の現行価格を、来年から約4倍の200ドルに引き上げると通告。

ロシアが権利を回復?分捕った?

巷には、気になる話しが溢れているので、毎日色々伝わっていて、何となく気になる話しの伝えられ方に“物足りなさ”を感じることがある…そういう時はネットでニュース関係や、当事者の発表などを拾う…

シェル …世界最大級の石油会社の一つだが、一寸興味を持たざるを得ない発表 をしている…“サハリン2”という石油・ガス開発プロジェクトに関して、ロシアのガスプロム 社に株式を譲渡し、結果としてガスプロム が筆頭株主になるというのだ…

サハリンの石油・ガス開発は、1990年代初頭、「何とか外国の投資を入れて有望な開発を強力に推進したい」ということで導入された“生産物分与”(PSA)の枠組で、大手石油会社等が出資して起こした開発会社が取組んできた。この枠組は、開発の結果得られる産物で投資した資本を回収し、その後にロシアも大きな利益を手に出来るというものであった…サハリンには有望とされる鉱区が幾つかあり、1から9までの番号が与えられているが、1と2に関してはそれぞれ開発がどんどん進んでいる…

こうしたものの他方、資源大国のロシアでは、石油、ガスの業界が再編され、独自に大きな力を持つものとして存在感を増していた。また、資源供給はロシア外交の大きな武器にもなっていた…

サハリン2は、シェル の他、日本の商社なども出資する“サハリン・エナジー” という法人を興して開発を進めている。この会社が手掛けた計画は、サハリン南部に天然ガスの液化工場を設け、そこから専用船でLNGを各地へ送り込むというものが中心となっている。このLNGの巨大な―日本のLNG需要全部の6分の1から5分の1程度は、ここだけで生産可能であるらしい…―工場は、ロシアでは初めての例となる。日本の商社が出資していることもあり、日本の大口需要家へも積極的に売り込まれ、他の国々への供給分も含め、生産可能な量の殆どについて買い手がついているという…

サハリン2はロシア資本が入らない型で進んで来たが、ロシアのガスプロム が強く参入を求めるようになり、実際にシェル 側と既に3年弱も交渉していた…そのうち…環境問題などで工事に変更が生じるなどし、事業費が計画以上に嵩むことなどが問題になってきて、両社の交渉がなかなかまとまらなかった…そして…ロシアの省庁が「あれは違法だから止めさせる…」という話しが飛び出し、注目されていた…

発表 によると…シェル など、最初からの株主の側はガスプロム を歓迎はしているが…筆頭株主となることで、「ガス供給が外交手段化」という自体も考えられる…最近、欧州では結構以前から止めようとしていた原子力発電に関して、「やっぱり止めるのをよそう…」という動きがあるらしい…これは、近隣国との関係でガス供給を弄るロシアのお蔭で、あてにしているガスの供給不安があったからに他ならない…これに関してだが…日本もこういうような、「ガスの供給不安」という匕首を突きつけられる羽目に陥るかもしれない…

気になる話しだ…

日経新聞
サハリン2、株式過半譲渡で合意・ロシア側に8800億円で

 【モスクワ】ロシア・サハリン沖の資源開発事業「サハリン2」を進める英蘭ロイヤル・ダッチ・シェル、三井物産、三菱商事の3社は21日、ロシアの天然ガス独占企業ガスプロムに対し株式の過半数を譲渡することでロシア側と合意した。譲渡額は3社合計で74億5000万ドル(約8800億円)。2008年にも液化天然ガス(LNG)の日本向け輸出が始まるサハリン2の事業運営はロシア側が主導権を握り、ロシア政府の影響を強く受けることになった。

 シェルのファンデルフェール社長、三井物産の槍田松瑩社長、三菱商事の小島順彦社長が同日、モスクワでガスプロムや産業エネルギー省の首脳らと会談して合意議定書に署名した。合意内容は(1)3社が株式の計50%プラス1株を譲渡する(2)事業コスト増大の一部をロシア政府が承認、ガスプロムも負担する(3)外資優遇策である生産分与協定(PSA)の枠組みは維持する――など。
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