4月9日は「子宮(49)頸(けい)がん予防の日」。患者や医療関係者らでつくる「LOVE49プロジェクト実行委員会」などは9日、「女性なら誰にでも起こりうる病気」として、各地で啓発イベントを開く。

 子宮頸がんは20~30代の女性がかかるがんの中で最も発症率が高い。国内では毎年約1万5000人が発症し、約3500人が死亡。大半は性交渉によるHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因だ。

 昨年末、HPV感染を防ぐワクチンが発売され、検診と併せて予防できるがんになったが、検診の受診率は2割台にとどまっている。一方ワクチンは3回1セットで約5万円。開発元のグラクソ・スミスクラインによると、発売後3カ月間で約5万人が接種した。

 イベントを手伝う米山節子さん(56)は08年7月、長女朋恵さんを子宮頸がんで亡くした。「娘は結婚したばかりで、大好きな人ともっと長く一緒にいたかったと思う。予防できるのだから、ぜひ検診やワクチン接種をして」と訴える。

 実行委は9日午後7時から、東京都千代田区のTOKYO FMホールで無料のダンスイベントを開く。6チームがベリーダンスやサルサを披露する。また、検診を担う細胞検査士らが、静岡市や京都市などで検診の重要性を訴える。問い合わせは実行委(03・5821・2151)。【斎藤広子】

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