千葉県松戸市のマンションで昨年10月、千葉大園芸学部4年荻野友花里さん(当時21歳)が殺害された事件で、住所不定、無職竪山(たてやま)辰美被告(48)(強盗強姦(ごうかん)未遂などの罪で起訴)が松戸署捜査本部の調べに「(荻野さんの部屋は)入りやすそうに見えた」と供述していることが16日、捜査関係者への取材でわかった。

 捜査本部は17日、竪山被告を荻野さんに対する強盗殺人と現住建造物等放火などの疑いで再逮捕し、殺害の動機などを詳しく調べる。

 捜査関係者によると、荻野さんの部屋は道路に面した2階にあり、竪山被告が1階のごみ置き場のコンクリート製の覆いに上り、ベランダを伝って部屋に侵入したとみている。竪山被告は荻野さんと面識はなかったとみられ、捜査本部は事前に周辺を物色したうえで荻野さんの部屋を狙ったとする見方を強めている。

 また、竪山被告は「もみ合いになって刺した」と供述し、殺意を否定している。しかし、荻野さんの胸の傷が深さ11センチに達していることなどから、捜査本部は殺意があったと判断した。

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