「自分にとって環境保護が最も重要だ」と考えている日本の子どもは2%で、調査対象の10カ国中最も少なかったことが、欧州の航空機メーカー、エアバス社の意識調査で分かった。世界全体でも「コンピューターで遊ぶこと」「テレビを見ること」が最重要とする回答が「環境保護」の10倍に上り、生物多様性条約事務局(カナダ・モントリオール)は「子どもたちと自然とのつながりが驚くほど希薄になっている」と指摘している。

 今年が「国際生物多様性年」であることから同社が初めて実施。フランス、米国、中国、日本など10カ国で5~18歳の計1万人を対象に今月、インターネットで調査した。

 自分にとって最も重要なものをたずねたところ、世界全体では「コンピューターで遊ぶこと」が最多で26%、「テレビを見ること」は14%、「動物の世話をすること」は9%で、「環境保護」は4%だった。日本の場合は、コンピューター23%、テレビ22%、動物の世話3%だった。

 「絶滅危惧(きぐ)種」という言葉の意味を知っている割合は、世界全体では86%。国別では中国90%、米国87%、日本66%だった。

 「最も保護したい生物」として選んだのは、10カ国中9カ国で「哺乳(ほにゅう)類」が最多。日本は哺乳類(36%)、サンゴ(27%)、鳥類(11%)、爬虫(はちゅう)類(8%)などと続いた。【大場あい】

【関連ニュース】
ケイマフリ:“海のカナリア”根室沖を悠々と 北海道
国連報告書:脊椎動物、70年から3割減少 熱帯では6割
ルフトハンザ:世界最大の旅客機A380導入 W杯独代表特別機に 来月日本へ
リビア:旅客機墜落、103人死亡か 8歳の男児を救出
特集:きょう「国際生物多様性の日」(その1) ケリー・フォウラー氏に聞く

<普天間移設>首相「辺野古」を初表明 「混乱招きおわび」(毎日新聞)
ライター安全規制を決定…既存品の9割以上(読売新聞)
新卒雇用奨励金を拡充=厚労省(時事通信)
「岡本ホテル」捜索 「ファンドで運用」(産経新聞)
高齢者対策が課題―結核部会(医療介護CBニュース)
AD