参考書紹介~国語編~
ここでは国語の参考書を紹介します。国語はできるだけ時間をかけずにある程度の得点を取れるようにする、というのが合格のために重要です。古文漢文は配点があまり高くないので勉強時間もそこまで割きたくないですし、現代文はなかなか勉強と結果が直結しにくいので、うまくポイントを掴んで、勉強の量としては減らしていきたいところです。
ですから良い参考書を選ぶこともなかなか重要になってくると思います。
漢文
これはブログの漢文勉強法を見ていただければ、そこでも紹介していますが僕は
早覚え速答法という漢文の参考書をとても強くお勧めしています。これはかなりの良書でしょう。漢文の必須項目が簡潔にまとめられて詰まっているのでこの本を読んでない内容を覚えてしまえば問題を解くツールとしてはほぼOKだといってもいいくらいです。
字も大きく、文もあまり多くないのであっという間に読むことができます。それでいて中身を覚えれば漢文について必要な知識はかなりつきます、これは漢文受験者にはかなり使って欲しい本です。僕もまわりでの評判も高いですし、嫌いという人にはまだあったことがないので、当たり外れが(というかはずれが)少ない本だと思います。
- 田中 雄二
- 田中雄二の漢文早覚え速答法―試験で点がとれる
古文
古文でお勧めなのはまずZ会の読み解き古文単語です。古文では多くの文章に触れることが大切ですし、それと同時に単語を覚えようという勉強がとても合います。英語の速読英単語はあまり良いとはおもいませんが、読み解き古文単語はお勧めです。
- 横屋 芳明
- 読み解き古文単語 改訂版
古文を多読するのにはライオン社の「土屋の古文100」がお勧めです。古文にも部分部分現代語訳がついていて(もちろんそれとは別に全訳もついています)楽に読み進められますし、重要なポイントの解説もついているのでたくさんの古文に触れながら実力をつけられる本です。僕はこれと読み解き古文単語を通学の電車の中で読んで、それらで古文の勉強は結構できてしまったと思います。これらに加えて、助動詞と敬語を覚え、問題集を一冊終わらせれば古文はばっちりだと思います。
- 土屋 博映
- 土屋の古文100
なお、参考書としては有名なマドンナ古文がお勧めです。重要なポイントを分かりやすく書いていて、しかも読みやすい本です。多くの人に支持されているのがうなずける内容なのでこれがお勧めです。
また参考書ではないのですが、受験頻出の源氏物語が楽しく読めて内容も把握できる
「源氏物語が面白いほどわかる本―日本が誇るラブロマンがマンガより楽しく読める」という本もお勧めです、受験国語で有名な出口先生が書いています。とても面白いですので受験勉強の息抜きになりますし、受験頻出の源氏物語は知っておいて絶対に損はないと思うので良かったら読んでみるといいと思います。
現代文
現代文に関してはあまり勉強はしなかったのでお勧めというのもそんなにないのですが、一冊だけ試験で記述がある人にはお勧めしたい問題集があります。
Z会の記述編現代文のトレーニングです。
内容は難しいですがしっかりと記述のトレーニングができますし、何よりも収録してある文章が面白いのがとてもよいところです。国公立2次などの対策にはもってこいの本だと思います。
Amazonでは取り扱っていないのかリンクが出せないのですが書店や、Z会のHPなどに行けば見つけられると思います。写真が出せなくて申し訳ありませんが、お勧めの本なので紹介しておきます。