論述の対策その2 | 合格のための勉強ブログ

論述の対策その2

 今回は書いたあとについてです。まず論述を書き終わったら必ず見直しをしましょう。これはまず一つには誤字脱字を直すためですね。結構一気に書いたあとに見直してみると誤字脱字が多かったりします。もちろんこういったことも減点の対象となります、そしてせっかく頑張って論述したのにこんなところで減点されてしまっては非常にもったいないですよね。それを避けるためにも誤字脱字の点検はしっかりしてください。文におかしな表現が無いか、文と文の接続がおかしくないか、なども同様の理由からチェックします。

 それらの形式的なチェックに加えて内容的な部分についても見直しましょう。書こうと思ったことはかけているか、重要な事項は書き漏らしていないか、全体の流れはそれでいいか、などですね。こういった部分についても見直して、自分で検討してみることが論述の実力アップに役立つはずです

 さて、ここで見直しが終わると自分の論述は完成するわけですが、そのあとも大切です。論述はぜひ他の人に見てもらい採点してもらうのがいいでしょう。誤字脱字などの形式的なチェックや、必要な事項が盛り込めたか、という程度なら自分でも解答解説を読みながらある程度することができますが、それでは十分とはいえません。先生などに見てもらうとより細かい採点がしてもらえる上に、有益なアドバイスももらえることと思います。流れはもっとこうしたほうがいい、これは入れなくても良かった、代わりにこれを入れたほうがいいのでは、などなど。やはり人に見てもらわないとわからないこともありますし、ぜひそうしたほうがいいと思います。

 見てくれるのは学校の先生か予備校の先生だと思います。僕も学校の世界史の先生に何度か見ていただきました。ただ、それ以外にも方法はあります。僕はひとつの方法としてZ会の通信添削(通信講座)をお勧めします。Z会は結構しっかりと添削してくれますし、これをやることでコンスタントに良問をとくということにもつながるので論述の実力アップにはちょうどいいと思います。僕も世界史と日本史の論述対策としてZ会の通信講座を使っていましたし、それは問題を解く機会を与えられるという点、そしてそれを添削してもらえるという2つの面で役に立ったと思います。

 ※僕は別にZ会の回し者ではないです(笑)

 予備校の授業料に比べれば割安ではあると思いますし、論述のある講座だけでもZ会を利用するのはなかなか良い手だと思いますもちろん人それぞれの好みによりますが。論述対策の問題集もたくさん出ていますし、それをといて学校の先生に添削してもらえばZ会にも予備校にも頼らずに論述対策をすることは十分可能だとも思います

 まあなんにしろ論述は練習することが大切です。ある程度の練習なしにはなかなか良い論述はかけないと思います。もちろん練習せずにかける人はこんなところ読まないでもいいし、勉強しなくてもいいですわけけど、なかなかいないでしょうから。そして何よりまずしっかりと構成を立ててから書くこと、見直しをすること、人に見てもらうことなどがポイントだと思います。あとは自分の受験する学校の論述にどのような問題がどのような形式でだされるかをしっかりと確認してそれにあった対策をするということも大切ですね。