長崎丸山 史跡料亭花月

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【2月2~4日】長崎県
 
長崎2日目、
雲仙市小浜温泉から長崎市内に戻り、昼間は市内観光(定期観光バス)。
夕食に、
創業寛永19年、県指定の史跡料亭花月(かげつ)へ。
和洋中の様式が調和した卓袱(しっぽく)料理は、長崎独自の和・華・蘭グルメ(郷土料理)。
卓袱料理の「卓」はテーブル、「袱」はテーブルクロスを意味しています。
 
 
乾杯より先に、「おひれ(御鰭)をどうぞ」の挨拶から始まります。
これは「お客様一人に魚(本来は高級魚の鯛)を一尾使いました」という
おもてなしの心が込められています。
 
おひれ(吸い物)の後は、朱塗りの円卓に並べられた
季節の食材を使った多彩な料理をいただきますが、
コース料理のように順番に出されますので、
イメージするようなテーブルいっぱいにお皿が並ぶわけではありません。
 
 
お造りを取り分けていただいている間に、
湯引き(鯨やあらい)、三品盛(鯖やウド、昆布巻き、ソラマメ)、
満女(まめ、豆)を味わっております。
 
 
そして、お造りのメインは立派な伊勢海老です。
赤貝や鰆の焼き霜作りなどもあしらいの野菜と共に美しく盛り合わせてあります。
 
 
変わり鉢はパスティ。
玉子と小麦粉で作られたプレッツェルの網の下は、
ふかひれ、すっぽんの湯葉巻き、長ねぎがはいった薄味の汁物。
バスティはパスタが語源だそうです。
中華と洋食の融合で初めて食べるものです。
まだまだ、知らないことばかりです。
 
 
大鉢(山海の物)は三宝柑蒸し。
柑橘の皮を器に見立て、こごみや筍などの山菜とその下には
すりおろしたカブラ蒸し、冬の名残と春の訪れをさっぱり感じます。
長崎の柑橘はポンカンなど葉付きのもののイメージがあります。
 
 
凌ぎにからすみ。
この日は節分なので、柊の葉も添えられていました。
さりげないお心遣い。
 
 
中鉢(なかばち)は豚の角煮。
申し分なく美味しい中華の定番、
間食に街中でトンポーロー(豚角煮まん)を我慢してよかったです(^^
 
 
食事の最後はご飯(赤飯)は誕生日のお祝い、
煮物はきのこのスープ、そして香の物。
大好きな赤飯で満腹なのですが。
 
 
水菓子は黒い炭煮蓮根とイチゴなど季節のフルーツ。
まだあります。
 
 
最後に梅椀(しるこ)。
お椀で始まり、お椀で終わるのが卓袱料理の決まりなんだそうです。
 
長崎街道(長崎~佐賀~古賀~福岡)は別名「シュガーロード」、
砂糖が外国から入ってくる場所でもあり、カステラなど甘味(スイーツ)も
発達した食文化なのです。
ごちそうさまでした。
 
 
明治維新の志士たちも訪れ舌鼓を打った由緒ある料亭、
食後に、
坂本龍馬が付けたといわれる刀傷のある「竜の間」がある2階にも案内していただきました。
明治の偉人がいた場所で同じ空気を吸えたかと思うと
150年前の歴史を感じます。
 
史跡料亭 花月
長崎県長崎市丸山町2-1
tel 095-822-0191
営業時間 12:00~14:00(L.O.)
               18:00~20:00(L..O.)
定休日 不定休(主に火曜日)
 
 
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