1か月 | 10月の蝉

10月の蝉

取り残されても、どこにも届かなくても、最後まで蝉らしく鳴き続けよう

3月21日に「マクベス」の舞台が終わってから、気が付けば1か月過ぎていた。

 

1か月しか過ぎてないのか。

もっと長い時間が流れたと思っていたよ。

 

去年の12月から3月までが濃密すぎたんだと思うが。

ぱったりと芝居の稽古がなくなってしまったら、なんだかやけに時間がたくさんあるような気がしてた。

手帳やカレンダーが白っぽい。夜、出かけなくなった。なにより、台本を読んでない。芝居のことを考えてない。そんな日々の積み重ねである1か月が、とんでもなく長い空白に思えた。

 

その分、いろいろ観てるけど。

舞台のDVDや、映画や、芝居の公演。

今日も一つ(正確には二つ)観てきた。

 

創作処「愛染屋」さんの、「バラエティパック2」という公演。

1本15分くらいの短い芝居の4本立て。全4回公演なんだけど全部役者と演出が違うんだそうだ。

昼と夜を続けて観てみた。

面白かった。とにかく面白かった。演出が違う、役者が違うということの意味が如実にわかる。

ストーリーは、ちょっと不思議系。不気味なのあり、コミカルなのあり、ほんわかあり。

こういうことをやってる人がいるっていうことがまず、すごいなと思うのだ。

いろんなことを考えて実行に移す。とにかくやってみる。そういうのってすごいエネルギーだと思うのよ。

 

客席で知り合いにあって、たまたまお茶することになり、いろんな公演情報を教えてもらった。

今はとにかく、観に行くことしかできないけど、いずれ時間ができたらまたやってみたいなと思う。

怖さが増さないうちに手を打たないと動けなくなりそうだ。

書くほうもね。ちょっとがんばってみようかなと思ってる。

思ってるだけじゃなくて、実行に移さないとね(*゚ー゚)ゞ