拉致られて ~メイド喫茶~
一昨日の16日夜
その日俺は、いつもどうりゆっくりとした時間を過ごしていました。
彼女がこんな事を言い出すまでは・・。
「メイド喫茶に行ってみたい。」
夜行バスで今から東京いくよ!!
い、今すぐでなきゃだめなの!? なぜ!?
・・・・・・・・・・・・。
そんな疑問さえ無視で、俺は彼女に拉致られ東京へ。
俺達は家出少年のように、何も持たずそのまま家を後にしました。
俺も彼女も夜行バス初体験。
なんだか海辺のカフカ気分。(村上春樹)
夜行バスってーと、おっちゃんばっかしなイメージやってんけど、なんか若い人が多いんやなー。
(^^ゞ はー。やっぱなんか落ち着かへんなー。
このバスなんか使い古された柔道部の更衣室みたいな臭いするわー。
うち鼻悪くてよかった。
・・・・。
そんな会話をしながら東京へ着いたのは昨日の朝6時。
新宿の漫画喫茶でシャワーと仮眠をとって、いざ秋葉原へ。
メイド喫茶では「お帰りなさいませご主人様」と言われ。
彼女はうれしそうに、「ただいまぁ。」といっていました。
ジュースがなんと500円。びっくりしている俺を尻目に。
彼女は、メイドさんとワニワニパニックを楽しそうにしていました。
そして、メイドさんに勝って、なにやら景品をゲットしていました。
俺は、メイド喫茶初めてもあって、なかなか場の雰囲気になじめなかった。
後は怪しげな同人誌のお店や。萌えなお店に連れて行かれ。
俺にはちょっと理解できない世界もありつつ。彼女は満足した面持ちで、やっと帰りのバスへ。
帰りのバス内で彼女は、一言「私、オタクになる。」とつぶやいたが・・。
そんなん前からやし、今更じゃねー。と俺の複雑な気持ちを乗せて、家路に着いた。
ただいま僕は無事に帰ってきました。