2009-06-16 20:50:13
ミニ・レビュー:「ラスト・ブラッド」「チョコレート・ファイター」最強少女対決!?
テーマ:年度別鑑賞映画一覧
「2009年鑑賞映画・ミニレビュー②」
<最強少女対決!>
最近は鑑賞に作品レビューが全く追いついていないので、
今まで鑑賞した作品の中でまだ感想を書いていないものを少しずつピックアップして
ミニ・レビューと言う形で書いて行くことにしました。
第2回目となる今回は、[最強少女対決]とタイトル付けし、
「ラスト・ブラッド」「チョコレート・ファイター」の2作品について
それぞれ短い感想を書いてみたいと思います。
両作品ともにアジア系の作品で、上映時間も約90分と短めの尺ですが、
「ラスト・ブラッド」は特殊効果を駆使し、
ゲーム的な要素を持ったアクションと映像を展開しているのに対し、
「チョコレート・ファイター」では、
テコンドー選手だったジージャーを主演に
ムエタイ+カンフーの要素も採り入れ、
ノースタントでのリアルファイトを披露しています。
全く違うアプローチで作られたこのふたつの作品ですが、
どちらも主演の「少女」役を演じていたのは「少女」ではなく成人した女性でした。
そして、2人とも劇中では見事に「少女」に成り切っています。
『ラスト・ブラッド』
BLOOD: THE LAST VAMPIRE
(2008年・香港=フランス/91分)
公式サイト
★5月27日(水)ワールド・プレミア試写会にて鑑賞
呪われた運命の元この世に誕生したひとりの少女。
ヒトとして生きることを拒否されながら人類の未来を背負わされ、
長すぎる時を生きてきた彼女は、
血塗られた旅路の果てに何を望めばいいのだろう。
切って切って切りまくる。
その刀の先に見えるのは、
おぞましいものが巣食う世界か、
それとも人類と彼女の未来に繋がる微かな希望か。
<スタッフ>
監督:クリス・ナオン
脚本:クリス・チョウ
原作:Production I.G
※BLOOD THE LAST VAMPIRE [Blu-ray]

<キャスト>
サヤ:チョン・ジヒョン
アリス:アリソン・ミラー
オニゲン:小雪
マイケル:リーアム・カニンガム
ルーク:JJ・フェイルド
カトウ:倉田保昭
ミスター・パウエル:コリン・サーモン
マイケル・バーン、マシエラ・ルーシャ、ラリー・ラム他。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
セーラー服に身に包み、孤独に生きる16歳の少女サヤ。
彼女には孤独にしか生きられない秘密があった。
運命のいたずらか、天の采配か、
人には在らずの身でありながら人類の未来を背負わされることになったサヤは、
バンパイアを相手に刀一本で呪われた運命を切り開いてきた。
長い年月をかけ戦い続けてきたのは、世界の危機を救うため?
自分自身の未来を切り開くため?
いや、戦うことこそが彼女の本能、彼女の全てだったのかも知れない。
運命はそんなサヤに恐るべき事実を突きつけ、
さらに「過酷な展開」を見せることになる・・・。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日本のフルデジタル・アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を実写映画化。
主人公のサヤをチョン・ジヒョンが演じる。
原作では登場しないオニゲン役には小雪を配し、
映画独自の結末を導き出している。
ワイヤーアクションやCGを駆使した映像と、
チョン・ジヒョンのアクションはアニメの世界をそのまま実写化した印象で、
現実感の無い不思議な空間となっている。
激しくも強烈なアクションシーンや、
旧い時代の日本の横丁のすえた臭いまでもが漂ってきそうな映像など、
見所はたくさんあるが、全体的に何か物足りない印象。
チョン・ジヒョンさんはかなり頑張っていたと思うのだが。
原作アニメをぜひ鑑賞してみたい。
『チョコレート・ファイター』
CHOCOLATE
(2008年・タイ/93分)
公式サイト
★4月15日舞台挨拶付き特別試写会にて鑑賞
少女には判らない。
この世の中の矛盾やごたごたした事情の全てが。
彼女はただ大好きな人たちと幸せに暮らしたいだけ。
彼女の日々の平和が破られた時、
天から舞い降りた少女はこの世で最強の兵器に変わる。
<スタッフ>
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
脚本:チューキアット・サックヴィーラクル
<キャスト>
ゼン:ジージャー・ヤーニン・ウィサミタナン
マサシ:阿部寛
ナンバー8:ポンパット・ワチラバンジョン
ジン:アマラー・シリポン
ムン:タポン・ポップワンディー
イム・スジョン
ソーミア・アバハイヤ
オー・シリモンコン
デイ・フリーマン
サー・マオー
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日本人の父とタイ人の母との間に生まれた美少女・ゼン。
組織から逃れ母と共に暮らすゼンは、
自閉症と言う生涯がありながらも、
アクションのビデオを見ただけでその技を習得できるという並はずれた能力を備えていた。
癌の病に侵された母を救うため、成長したゼンは母から全てを奪ったマフィアとの抗争に挑む。
その対決の時、ゼンは生き別れになっていた父・マサシと初めて会う。
愛する者を守るため組織に真っ向から挑む2人の、長い死闘の一日が始まる・・・。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
『マッハ!』、『トム・ヤム・クン!』で知られるプラッチャヤー・ピンゲーオ監督による
新たなアクション・ムービーが誕生、久々に痛快なアクションを堪能した。
もしかすると同監督の前2作を超えるかも知れないほど好きな映画である。
CG無しで主演のジージャーが繰り広げるアクションの数々。
息も付く暇が無いほど次々に展開されるシーンには他では味わえない爽快感がある。
見た目は華奢なのに「世界がひれ伏すほどの強さ」を備えたジージャー。
彼女を発掘し4年もかけて育て上げたと言う監督の眼力もさることながら、
その期待に応え見事最強のヒロインを演じ切ったジージャーに拍手を送りたい。
ストーリー自体が『マッハ!』、『トム・ヤム・クン!』よりも
さらに受け入れられやすい自然な流れになっていたことも勝因。
日本からは阿部寛さんも父親役で参加し物語をサポート、
ラストがほんわかしたハッピーエンドになっているので見ていて幸せな気持ちになれる。
最近の同ジャンルの作品では珍しく
「幸せな気持ちになれるラスト」であった点も個人的にポイントが高い。
生身の体で繰り出される迫力のアクションがあまりに見事だったので、
私の中では今年度のアクション映画ジャンルの中では、
すでにNO.1に位置づけしてしまいたいと思っているほど。
素直に鑑賞をオススメできる作品である。
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<最強少女対決!>
最近は鑑賞に作品レビューが全く追いついていないので、
今まで鑑賞した作品の中でまだ感想を書いていないものを少しずつピックアップして
ミニ・レビューと言う形で書いて行くことにしました。
第2回目となる今回は、[最強少女対決]とタイトル付けし、
「ラスト・ブラッド」「チョコレート・ファイター」の2作品について
それぞれ短い感想を書いてみたいと思います。
両作品ともにアジア系の作品で、上映時間も約90分と短めの尺ですが、
「ラスト・ブラッド」は特殊効果を駆使し、
ゲーム的な要素を持ったアクションと映像を展開しているのに対し、
「チョコレート・ファイター」では、
テコンドー選手だったジージャーを主演に
ムエタイ+カンフーの要素も採り入れ、
ノースタントでのリアルファイトを披露しています。
全く違うアプローチで作られたこのふたつの作品ですが、
どちらも主演の「少女」役を演じていたのは「少女」ではなく成人した女性でした。
そして、2人とも劇中では見事に「少女」に成り切っています。
『ラスト・ブラッド』
BLOOD: THE LAST VAMPIRE
(2008年・香港=フランス/91分)
公式サイト
★5月27日(水)ワールド・プレミア試写会にて鑑賞
呪われた運命の元この世に誕生したひとりの少女。
ヒトとして生きることを拒否されながら人類の未来を背負わされ、
長すぎる時を生きてきた彼女は、
血塗られた旅路の果てに何を望めばいいのだろう。
切って切って切りまくる。
その刀の先に見えるのは、
おぞましいものが巣食う世界か、
それとも人類と彼女の未来に繋がる微かな希望か。
<スタッフ>
監督:クリス・ナオン
脚本:クリス・チョウ
原作:Production I.G
※BLOOD THE LAST VAMPIRE [Blu-ray]
2000年日本映画
監督:北久保弘之
原作:プロダクションI.G
脚本:神山健治
企画協力:押井守
<キャスト>
サヤ:チョン・ジヒョン
アリス:アリソン・ミラー
オニゲン:小雪
マイケル:リーアム・カニンガム
ルーク:JJ・フェイルド
カトウ:倉田保昭
ミスター・パウエル:コリン・サーモン
マイケル・バーン、マシエラ・ルーシャ、ラリー・ラム他。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
セーラー服に身に包み、孤独に生きる16歳の少女サヤ。
彼女には孤独にしか生きられない秘密があった。
運命のいたずらか、天の采配か、
人には在らずの身でありながら人類の未来を背負わされることになったサヤは、
バンパイアを相手に刀一本で呪われた運命を切り開いてきた。
長い年月をかけ戦い続けてきたのは、世界の危機を救うため?
自分自身の未来を切り開くため?
いや、戦うことこそが彼女の本能、彼女の全てだったのかも知れない。
運命はそんなサヤに恐るべき事実を突きつけ、
さらに「過酷な展開」を見せることになる・・・。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日本のフルデジタル・アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を実写映画化。
主人公のサヤをチョン・ジヒョンが演じる。
原作では登場しないオニゲン役には小雪を配し、
映画独自の結末を導き出している。
ワイヤーアクションやCGを駆使した映像と、
チョン・ジヒョンのアクションはアニメの世界をそのまま実写化した印象で、
現実感の無い不思議な空間となっている。
激しくも強烈なアクションシーンや、
旧い時代の日本の横丁のすえた臭いまでもが漂ってきそうな映像など、
見所はたくさんあるが、全体的に何か物足りない印象。
チョン・ジヒョンさんはかなり頑張っていたと思うのだが。
原作アニメをぜひ鑑賞してみたい。
『チョコレート・ファイター』
CHOCOLATE
(2008年・タイ/93分)
公式サイト
★4月15日舞台挨拶付き特別試写会にて鑑賞
少女には判らない。
この世の中の矛盾やごたごたした事情の全てが。
彼女はただ大好きな人たちと幸せに暮らしたいだけ。
彼女の日々の平和が破られた時、
天から舞い降りた少女はこの世で最強の兵器に変わる。
<スタッフ>
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
脚本:チューキアット・サックヴィーラクル
<キャスト>
ゼン:ジージャー・ヤーニン・ウィサミタナン
マサシ:阿部寛
ナンバー8:ポンパット・ワチラバンジョン
ジン:アマラー・シリポン
ムン:タポン・ポップワンディー
イム・スジョン
ソーミア・アバハイヤ
オー・シリモンコン
デイ・フリーマン
サー・マオー
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
日本人の父とタイ人の母との間に生まれた美少女・ゼン。
組織から逃れ母と共に暮らすゼンは、
自閉症と言う生涯がありながらも、
アクションのビデオを見ただけでその技を習得できるという並はずれた能力を備えていた。
癌の病に侵された母を救うため、成長したゼンは母から全てを奪ったマフィアとの抗争に挑む。
その対決の時、ゼンは生き別れになっていた父・マサシと初めて会う。
愛する者を守るため組織に真っ向から挑む2人の、長い死闘の一日が始まる・・・。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
『マッハ!』、『トム・ヤム・クン!』で知られるプラッチャヤー・ピンゲーオ監督による
新たなアクション・ムービーが誕生、久々に痛快なアクションを堪能した。
もしかすると同監督の前2作を超えるかも知れないほど好きな映画である。
CG無しで主演のジージャーが繰り広げるアクションの数々。
息も付く暇が無いほど次々に展開されるシーンには他では味わえない爽快感がある。
見た目は華奢なのに「世界がひれ伏すほどの強さ」を備えたジージャー。
彼女を発掘し4年もかけて育て上げたと言う監督の眼力もさることながら、
その期待に応え見事最強のヒロインを演じ切ったジージャーに拍手を送りたい。
ストーリー自体が『マッハ!』、『トム・ヤム・クン!』よりも
さらに受け入れられやすい自然な流れになっていたことも勝因。
日本からは阿部寛さんも父親役で参加し物語をサポート、
ラストがほんわかしたハッピーエンドになっているので見ていて幸せな気持ちになれる。
最近の同ジャンルの作品では珍しく
「幸せな気持ちになれるラスト」であった点も個人的にポイントが高い。
生身の体で繰り出される迫力のアクションがあまりに見事だったので、
私の中では今年度のアクション映画ジャンルの中では、
すでにNO.1に位置づけしてしまいたいと思っているほど。
素直に鑑賞をオススメできる作品である。
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1 ■こんばんは^^
コメントとTBありがとうございます~。
本物のアクションを久々に見せてもらった作品でしたね。細かいストーリーにちょっと難はあるものの、むしろ気持ちいいまでに観て欲しいポイントをコレでもかと出してくるその潔さが好きです。
ジャッキーが進めているアジアプロジェクトに彼女を是非抜擢してくれないかなぁ。ジャッキーとのWアクションが観てみたいんですよ。(笑)