ルール01:麦わら海賊団には接触するな
ルール02:乗組員の上限は10人
ルール03:一度別れた仲間と縒りを戻すことはできない
一応ルフィがいるのと同じ世界です。
ジャンゴの行動によって微妙に歴史が変わります。
これまでのあらすじ。
勇敢なるジャンゴは激闘の末、ついにクロコダイルを倒したの
だった。
できればこちらを先に読んでください。
□余は如何にして海賊王となりし乎(VSクロコダイル編)
http://ameblo.jp/hyorokun/entry-10591554669.html
* * *
まず、クロコダイル戦を再考。
ぼくは先に、こう書きました。
アラバスタでは、ロビンがビビを連れてクロコダイルのもとに行きます。
さすがのクロコダイルであっても、何の連絡も無しにふらっとロビンが
ビビを連れてきたら、絶対隙が出来るはずです。
「おほっ」とか口走るかもしれません。
そこをスモーカー[七尺十手]で奇襲。はい、催眠術。
これでたぶんいけると思うのですが、少し説明が足りません。
クロコダイルははじめから他人なんて信用していないので、
ビビを捕まえる作戦がうまくいってもいかなくてもそんなのは別に
どっちでもいいと考えていると思います。
また、ビビ一人にできることなどたかが知れていると
考えているようです。
「だってかよわいお姫様でしょ?広大なアラバスタを駆けずり回った
ところでもうどうにもできねえよ。反乱軍だって止らないだろう。」
だからたぶんビビをうまく捕まえることができたから、ということでは
別に驚きも何もしないことでしょう。
でも、クロコダイルは人をいたぶるのが趣味みたいです。
だから絶対少しはビビに気が取られると思います。
これはクロコダイルに限らず誰だってそうだと思うんですよ。
待っていた人が来たら、あっ、と思う。
そこに、気が散っている瞬間が生じる。
しかしこれだけではまだ足りません。クロコダイルが七武海であるのは
伊達じゃあありません。
もう一ひねり、何か、クロコダイルの裏をかく必要があります。
「クロコダイルははじめから他人なんて信用していない」と書きましたが、
だからクロコダイルは、他人が何を考えているか、ということ、他人の心中
を常に探っているはずです。
簡単に言えばちょっとした「疑心暗鬼」です。
そういう人間は、自らの行動を「「他人が何を考えているか」を考えた予測」
を考慮し、含みこんだ形で決定しています。
だから、その予測が裏切られた瞬間だけは、どうしても対応が遅れる、脆く
なるのです。
「はじめから他人なんて信用していない」クロコダイルですが、この
タイミングでロビンが裏切るということは考えてもないと思います。
ロビンはリオ・ポーネグリフを探すためにバロック・ワークス社に身を置いて
いるのでした。そういう強くて明確な目的をもって行動している人間は、御し
やすいとクロコダイルも考えていたに違いありません。
目的ある行動というのは、何となくわかると思います。
だから、そうやって目的があって、そのために動いている人間が、代替手段
があるわけでもないのに目的を達せずして遂行中の手段を放棄するなんて
ことはありえないんです。
そこには合理性を見て取ることができません。
意味がわからないものに遭遇したとき、人間は凍りつきます。
「え、ロビンが裏切るのは「まだ先」だろ」
これがクロコダイルのピットフォールです。
一瞬は永遠です。あらゆる災厄は一瞬に訪れるものです。
「ちょっと待った」。「ちょっと」はときに万金に値するのです。
* * *
では、本編。
「VSクロコダイル編」を終えて、ジャンゴ海賊団のクルーは、
ジャンゴ、スモーカー[七尺十手]、ゼフ、クロッカス、ロビン、クロコダイル、
Mr.2、Mr.3、ミス・ゴールデンウィーク、エースとなったのでした。
早速ジャヤに向います。
ジャヤではモックタウンをスルーして、南の森でサウス・バードを捕まえ
ましょう。
捕まえたら栗のおっさんに会って、ノックアップストリームのスポットまでの
誘導を依頼します。
情熱を持って臨めばきっと協力してくれると思います。
空島に着いたら(さっぱりしたもんです)、アマゾンに入場料を支払い
ましょう。10人でたったの100万ベリーです。安いですね。
これはエネルに目をつけられない為です。
どうせすぐに戻ってきますから構わないでしょう。
スカイピアに入国したら、空島に来る前に特殊な催眠術をかけ直してあった
ロギア系能力者スモーカー[七尺十手]、クロコダイル、エースの三人で、
神の社やジャイアントジャックのそのまた上空、大鐘楼を目指します。
特殊な催眠術とは、無心のまま移動できるような催眠術です。
ドラえもんのゆめふうりんみたいな感じ、たぶんできるんじゃないかなあ。
もちろんこれはマントラ対策です。
そうして三人で大鐘楼をジャンゴ海賊団の船まで運びます。
そして、船室に安置したところで、マントラを知らないつもりで、エネルに
呼びかけましょう。
「わあ、伝説の大鐘楼を手に入れたぞ!」
エネルは大鐘楼の存在を知りませんでした。
たぶんのこのこやってくるんじゃないかと思います。
そして、ちょっとみんな用事で船を空けます。
しばらくして戻ってくると、船室に閉じ込められたエネルの姿がそこに!
実は船室は、カモフラージュされた「海楼石で出来た牢屋」だったのです。
こうして、エネルのスピード、マントラ、ロギア系能力の全てを打ち破ること
ができたのでした。
これにて空島編は終了。
船はエネルの空飛ぶ船、マキシムを頂くことにしましょう。
ベザン・ブラック号は乗り捨てます。
そしてエネル入団につき、クルーの誰かを首にしなければなりません。
この船を降りるのは…エースくん、君だあッ!!
これは、エースが黒ひげに敗れて白ひげ対海軍の戦争が起きるのを
回避する為です。
ジャンゴ海賊団は戦争を望みません。
エース、空島でも強く生きていくんだよ。
あとは、アラバスタでありったけ積んで来た資材をもって現地の人々と
交易をします。
目いっぱい楽しんだら青海に戻りましょう。
「VSエネル編」を終えて、ジャンゴ海賊団のクルーは、
ジャンゴ、スモーカー[七尺十手]、ゼフ、クロッカス、ロビン、クロコダイル、
Mr.2、Mr.3、ミス・ゴールデンウィーク、エネルとなったのでした。
余人をもって代え難い我らがジャンゴ船長!
素晴らしい頭脳戦を制したのでした。