佐賀城(佐賀市)の堀で13日、約半世紀ぶりに堀干しが行われた。07年ごろに消滅した堀のハスを復活させようと、植え付けのために地元自治会などが取り組んだ。

 干されたのは南堀から西堀にかけての約3ヘクタール。土のうで仕切り、2月半ばからポンプ排水などを続けてきた。

 この日は約250人が参加。堀にたまった泥をかき出し、腰まで泥につかって種ハス(レンコン)約200株を植えた。また、外来種のミシシッピアカミミガメの食害がハス消滅の原因との説があるため、堀の生物調査などもした。種ハスを植え付けた佐賀大農学部2年、井上ちあきさん(20)は「ぜひ再生した堀のハスを見たい」と心待ちにしていた。

 佐賀城では1960年代前半まで、地元の農家が泥を肥料に使うために堀を干していたが、周辺の宅地化が進み途絶えていた。【上田泰嗣】

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