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手のひらの中のアジア
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July 14, 2005

お詫びとお知らせ

テーマ:(6)ラオス

このたび、『手のひらの中のアジア』書籍化に伴い、本の内容と重複するブログの関連記事を、誠に勝手ながら削除させていただきました。これまで気軽に読んでいただいていた読者の皆様や、これから読もうとしていただいていた皆様には大変申し訳ございませんが、この本を一人でも多くの方々に読んでいただきたいとの思いもあって、そのようにさせていただきました。皆様のご理解をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。


★ラオスの旅・主なルート

中国国境ボーテン→ルアンナムター→ムアンシン→シェンコック→フェイサイ(出国)→タイ・チェンコーン(ラオスビザ再取得)→フェイサイ(入国)→パクベン・ウドムサイ→ルアンパバーン(ビザ延長)→ヴァンヴィエン→ヴィエンチャン→サワンナケート→パークセー→チャンパーサック→シーパンドンムアンコーン・ドンコーン・ドンデッド)→パークセー→タイ・イサーン(東北)地方へ


※以下のブログ記事は、赤字部分の旅の記録(一部)です。

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July 14, 2005

コーンパペンと僕らとイルカたち

テーマ:(6)ラオス

こんぱぺん


南の島にきて、久々に日本人旅行者と行動を共にした。


一人はルアンパバーンで出会い、ヴィエンチャンで再会、そしてここコーン島とデッド島で再再会となった元先生のユカ。僕と同じ歳の彼女は、安定した教員という自分の職を捨てて旅に出た。自分のやりたいことをとことんまで突き詰めないと気がすまないという彼女は今、旅の途中、このラオスにおいても自分ができ得ることを探して、積極的に人と接し、ラオスと向き合っている。そんな一方で元生徒だった子供たち一人一人に旅先から手紙を出しているという彼女。きっと素敵な学校生活をおくっていたんだと思う。


もう一人は、海外青年協力隊で中国に二年間、やはり教師として赴任していた熱き男ヤンピン。どうみても現地の男にしか見えないその風貌とは裏腹に、彼もまたやると決めたらとことんやらないと気がすまない頑固一徹者。事務所や現地の学校からの予算的、また宗教的な反対がありながらも子供たちのためにクリスマスパーティーや日本語の勉強を取り入れた運動会を企画、強行実施してしまうあたり、彼こそが、破天荒ながら今日稀にみるグレートティーチャーなのかもしれない。子供たちの笑顔を忘れない彼は日本での教員を目指す。


僕らは3人集まったことの利点を生かし、バンガローのすぐ前からボートをチャーター(一艘75,000kip)し、コーンパペンの滝を目指す。わずか40分、川一本で滝へアクセスできる上に帰りもバンガローの前までつけてくれるのだから、複数いる時にはこの上なく便利な手段だ。これが一人であれば陸路、水路、数回の乗り換えが必要な上にその都度の料金が必要になってしまうのだから。


ソンパミットでは上から見る形だった滝はコーンパペンでは正面、横から望む形となる。やはりその豪快な水しぶきをあげながらのメコンの流れは圧巻だ。全長4,350キロ、北は中国から南はカンボジア、ヴェトナムに至るまで、これだけ荒々しい姿を見せる場所はここにしかない、というこの滝は、それだけでも見るに値する。ラオスを旅する中でこれまでも何度となく見てきたメコンの姿であったが、ここまできて、自分の旅はこのメコンの流れと共にあったのだということを思い出す。そしてラオスの一番南のこの場所で、ようやくまともにメコンと正面から向き合ったような、そんな感慨深さがそこにはあった。


滝からボートへと戻る道を歩く間、サンダル飛ばし競争をする3人、そして100メートルほど先の木を目印にかけっこ競争をする僕とヤンピン。この日の日差しは強く、舗装されたアスファルトの温度はとても裸足では歩けるものではなかった。競争は途中でサンダルを脱いで裸足になったヤンピンが地面の焼けるような熱さに耐え切れず棄権・・・・・・。


なんだか3人ともいい歳をしてくだらないことをやっているようだが、これもまた青春の1ページ。


宿に戻った僕らは3時間ほど休憩した。


この島の周辺には川イルカが生息するという。生物学的に見ても珍しいというその貴重なイルカを見てみたい。

午後4時、僕らは再びボートをチャーターし(一艘70,000kip)、カンボジア国境付近までの旅に出る。細い川をしばらく進むと、突然目の前が開け、雄大な景色が広がった。


あれだけ大きな滝を擁する島の周辺にありながら、ボートのエンジンを切ると音もない静けさが訪れる。しばらくかすかな水の流れに漂うようにしてボート上でイルカの出現を待つ。正直、「イルカを見に行こう!!」と張り切っては見たものの、内心、期待はゼロに近かった。


そう思っていた矢先―。


「ドルフィン!!」


船頭が遠くを指差して声をあげた。


「どこよ」

「どこ?」


きょろきょろとあたりを見回してみるも、僕らには何も見えない。


「船頭が冗談でも言っているんだろ・・」


そうぼやきつつ、ぼんやりと遠くを眺めていた次の瞬間―。


プシューッ!!プシューッ!!


いるか


「いた!!」


3人同時に声をあげた。まるで鯨の潮吹くような音を出しながら、2頭のイルカが並んで水上に姿を見せたのだ。一度姿を消してはまた別の場所から現れる。


不思議だった。


東南アジア唯一の内陸国ラオス。海などないこの国にいながら、まるで海のように広いメコンの上にいて。海にいるものだと思っていたイルカが、そのまるで海のような川に住んでいる川イルカで。


イルカが姿を現わす時にたてる音以外、他に何も雑音がない。


それ以上近づくことも遠ざかることもない距離を保ちながら、イルカたちは悠々と泳ぎ、その姿を僕らに見せてくれた。


まだ興奮冷めやらぬまま今度は、ここがカンボジアだという陸地に上陸することになった。カンボジアの国旗が掲揚され、そこにはカンボジアのポリスがあった。本来ビザがなくては入国できないカンボジアの地にほんのちょっとだが足を踏み入れたことに僕らはさらに興奮していた。


ここはカンボジアのため、売られているビールもビアラオではなくアンコールビアだ。調子に乗った僕とヤンピンはカンボジアポリスの制服と本物の銃を借り、国旗の下で写真を撮る。制服を着て銃を持つ彼はどう見てもカンボジアの男だった。


十二分に満足して戻る頃、抜群のタイミングで夕日が映える。


薄暗くなってくる周囲の景色が、夕日に照らされて幻想的な影を作り出している。


「最高だったね」


「最高だった!」


一人では味わえなかったこの喜びを分かち合える友と出会え、そして共に旅ができるというのもまたいいものだ、としみじみ思う一日であった。

しまのゆうひ

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July 13, 2005

南の島 ハンモック 夢の時間                  ~コーン島とデッド島~

テーマ:(6)ラオス

しまのあさ


バンガローで一夜をあける。


電気もないバンガロー。


その分、夜は早い。


朝は木造りの壁や床、その隙間から差し込んでくる木漏れ日で目が覚める。


朝、5:00過ぎ。


ドアを開けて外へ出る。


軒深く作られた露台の柱にぶら下がるハンモック。


爽やかな朝日がかすかに顔に触れるような向きでその上に乗ってみる。


すぐ前を流れる川の水音と時折吹く風に揺られる木々の葉音。


漁に出かける島人がボートに乗って橋をくぐる。


ぽっぽっぽっぽっぽ・・・


不思議と耳障りにならないその音は、水音葉音と相俟って優しく体に染み入ってくる。


それは、極妙のアンサンブル。


ほんのり揺られるそのハンモックの上で、僕はまたしばし眠りにつく。


少し太陽が高くなった頃、まわりの音で目が覚める。


島人たちが動き出す。


大きく伸びをして一息つく。


時計を見る。


朝、7:00.。。


さて今朝は何を食べようか。


南の島。


ハンモック。


夢の時間。


まだ一日は始まったばかり。

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July 12, 2005

寄り道しようよ

テーマ:(6)ラオス

ばんきな


ムアンコーンからコーン島・デッド島へは直接船で行くことができる。


人数がいれば便利だ。しかし一人ではここでも一艘チャーターとなるため、料金的に高い。


そのために船の利用をやめた、というのもあるが、もう一つ。


国道13号線に戻って自転車で走り、「寄り道」をしたかったのだ。


ここに来るまでにも、いくつもの村や子供たちのところで立ち寄っては話したり遊んだり、何か食べたりしながらゆっくりと南下してきた。ソンテウ(トラックバス)ではあっさりと通り過ぎてしまうであろう村々に立ち寄ってたくさんの人たちと触れ合えることは、自転車冥利に尽きる以外のなにものでもない。


ムアンコーンからバーンハートへ渡り(5,000kip)、再び国道13号線へ。


目的地のコーン島・デッド島に渡るためにはバンナカサンという村まで下る。距離にして15キロほどだ。充分に寄り道を兼ねてたどり着けるところだ。アップダウンのない平坦で快適な道はここでも変わらず、国道沿いの両脇にはいくつも興味惹かれる村が点在している。


途中、バーンキナという村で立ち寄ることにした。


広々とした田園に囲まれた場所に建つ、なかなか大きな高床式の家。通りかかった僕に、子供たちが「サバイディー!!」と皆で声をかけてくれた。その笑顔と大声に引き寄せられるようにして、この村で「寄り道」していくことに決めたのだ。子供たち10数人とお母さんたちがお茶をしていた。


最近では、こうした場面で展開される会話はお決まりにもなってきている。


「どこから来たの?」で始まり、その少し後には、「恋人は?結婚は?」となる。


「ボミー フェーン」


いないよ、と笑って答えると、「じゃぁ、うちの娘はどうだ」と。


そう言いながら「でもニプンはラーオより綺麗だもんねぇ」とボヤくお母さんたちに、僕はいつものセリフを言う。


「いや、ラーオの方がきれい、きれい。かわいいと思うよ」


だんだんとお母さんたちも乗せられて勢いづく。


「じゃぁ、この中で誰がいい」


強制的に選ばされるようになり、僕は苦笑いしながらも結局誰かを指名するはめになる。


「う~ん、じゃぁ、この子」


試しに指をさすと、大笑いになった上に、その子はキャーキャーいって逃げていく。


「やっぱり、こっちの子」


すると、またその子も同じようにはしゃぎながら逃げていく。


「じゃぁ、このおチビちゃん」


そこにいた一番小さな女の子を指名したら、恥ずかしそうにママの背中に隠れてしまった。


さらにこの村のお母さんたちは話の展開が早い。


「でもあんたのお父さんやお母さんは、嫁さんがラーオでもいいのかい」


だんだんと話が本格的になってくる。


「ボーペンニャン」


問題ありかもしれないけれど、問題ないよ、と僕は答えておく。さらに話が深くなりそうな気配を感じたところで、うまくかわすために僕は子供たちと追いかけっこを始めたりして、話を逸らすのである。


子供たちもかわいい。最初は思い切って「さぁ~ばぁぁ~いでぃぃぃぃ~」と叫んでみせたものの、僕が実際に立ち止まって近づいていくと、いっせいに散らばり、逃げて隠れる。ドアの隙間からこちらをうかがったり、お母さんの後ろからちらちらと顔を覗かせてみたり。


一枚写真を撮って見せてあげると、ばぁっと一斉に寄ってくる。


―ムアンシンの最初もこんな感じだったなぁ


そんなことを思い出しながら僕は、南の子供たちともたわむれる。


あっという間に過ぎる2、3時間。


「また帰ってくるよ」


そんなあてのない約束をしてしまいつつ、僕はまた国道13号線を走り始める。この上なく充実した気分で。


これだから「寄り道」はやめられないのだ。

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July 11, 2005

4,000の島シーパンドン~ムアンコーンへ~

テーマ:(6)ラオス

しーぱんどん


国道13号線をひたすら南へ走る。


ラオス最南部、カンボジアとの国境に続くメコン川の中に浮かぶ島々。その数4,000とも言われる。


4000(シーパン)の島(ドン)。


国道沿いハートサイクンの村にあるワットプーキンケオからメコン川、その周辺に広がるジャングルのような森林、そして中洲に浮かぶシーパンドンで一番大きな島ムアンコーンまでを見渡す。このワットは小高い丘の上にあり、頂上からはこうした景色が一望できる素晴らしい場所だった。


眼下に見下ろしていたハートサイクンの道を、今度は自転車で真っ直ぐに進み、船着場へと出る。これまで同様、自転車ごとボートに載せ(15,000kip)、いよいよ島へと上陸する。


ムアンコーン。


島を自転車で一周すると約45キロ。島とはいえ、なかなかの大きさだ。ゆっくりと走りながら島を巡ると、そこに住む人たちの一般的な生活の営みが垣間見れる。水牛を使って器用に田んぼを耕す農家の人たち。ちょっと迷い込んだメコンの川岸の民家では、椰子の実ジュースを飲みながら、わいわいと午後の時間を楽しむ家族の姿がある。僕が訪れると、新しい椰子の実をその場で割って飲ませてくれた。


島の反対側の川岸では、ビーチのような場所に屋台やレストランが立ち並び、ガンガンと音楽が流れる中、陽気に楽しむ若者たちの姿がある。その川岸の船着場からは、また他の島へ渡るためのボートが行き来している。どこを走っていてもキャーキャー走りまわる子供たちの姿があり、サバイディーがある。


充分だ。


他に何もいらない。


ゆっくりと流れるメコンを眺めながらぼぉっとする。


その流れと同じようにただ身を任せてのんびりと過ごす。


それがシーパンドンでの僕の過ごし方。


ここからさらに南の島へと僕は進む。


コーン島とデッド島。


いよいよラオスの旅は最終地点、その一番南方へとやってくる時がきた。

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