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手のひらの中のアジア
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February 17, 2006

★ブロガーインタビュー

テーマ:◎メディア掲載・書籍情報

(株)アメーバブックスによるブロガーインタビューに、私こと「hylife」が登場いたしました。


旅に関する10の質問にあれこれ答えさせていただきました。




①<2005年1月1日からはじまったこのブログ、ちょうど1年ほど経ちましたね。会社を辞め、世界中を走り回る旅にでた時、最初「よかったと思えるか、後悔するか、わからない」と綴っていましたが、今はいかがですか? どんな心境なのでしょうか?>

旅に出てあっという間に1年以上が過ぎました。不安だらけで一寸先が何も見えなかった出発前のあの時の心境を思いだすと今はちょっと不思議なくらい冷静に振りかえることのできる自分がいます。同じ自分なのに。『この道を行けばどうなるものか危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となり道となる』はじめの一歩はとてつもなく重かったけれど、なんとか踏み出したその一足が道となりまた道となっていった、ここまでまさにそんな感じでした。盗難や恐喝、病気といったトラブルがあったにせよ、何かの拍子に気分が落ちこんだ時期があったにせよ、憤りを感じる場面が多々あったにせよ、全ては自分の好きでやっていることの中で起きることですから、時には笑い話にしたりして、たいていのことは前向きに乗りきってこれました。この先もおそらくそれは変わらないだろう、と。今は、はっきり言えます。この旅に出てよかった、と。



②<旅先で文章を書いてアップするのは大変だと思うのですが、ブログにアップする文章はいつ頃、どのようにして書いているのですか?>

ワード機能の使えるポケットパソコンに文章を打ちこんで保存しています。非常に軽くて大きさも手帳大くらいのものなので携帯にも便利、打ちこんだ記事のデータはメモリカードに保存してあるのでインターネットカフェに持って行き、ブログにデータを張りつけるだけの簡単作業です。文章は夜、寝る前の1、2時間をゲストハウスのベッドにゴロゴロしながら打ちこむのがほとんど。あとは移動もなく、外の天気もいまいちといった日にまとめて部屋で作業するとか。屋上のテラスでのんびりとチェア-に揺られながらとか。とはいえ、疲れて寝てしまったり、体調崩したり、毎日夜更けまで遊んだり語ったりといった日が続いたり・・さらにはネットがない小さな村へ滞在する期間が入ったりするとますます遅れ・・結果、今のように2,3ヶ月遅れに・・。



③<今まで訪れた国で印象に残っている場所はありますか?>


一年の約三分の一を費やしたといっていいラオス。特に北のムアンシンと、南のシーパンドン(コーン島とデッド島)。ムアンシンはこの一年の間に訪れた町、村の中で唯一、二度訪れた場所。どうしてもまた会いたい人たちがいて、戻りたくなって、その衝動にかられて、思いのままに。子供たちやおばちゃんたちの笑顔は今でも思いだす度に僕に元気をくれます。でも時々切なくもなります。あれは、ある種の「恋」だった気がします。南のシーパンドンも同様でしたが、ここはそれ以上に、まるで止まってしまったかのような時間の流れとそこに広がる風景が好きでした。青い空と白い雲、緑の大地。それはシンプルだけど力強く、広大なのに優しく包まれているような温かさがあって。遥か遠く一直線に続く一本の道、ただ景色を見ながら走っていただけなのに、急に涙が溢れてきて。そんなこと、生まれて初めてでした。



④<旅の記録を残すというのは、hylifeさんにとって、どんな意味があるのでしょうか?>



ある人が僕に言いました。「あんまり長く旅を続けるとさ、どんどん新しい国に入って、次々と新しい出会いがあって。人間の記憶なんて曖昧じゃない?日記に書いたところでたかが知れてる。結局は現在の記憶が一番新鮮で濃いわけで、最初のうちに見たものや出会った人の記憶ってどうしても薄れていくよね、古くなったものはさ。特別なことがない限り。」違う、そんなことない!!って反論したかったけれど、その自分自身も「薄れゆく記憶」についてどこか同じ考えがあって。じゃぁ、いつまでも変わらずに色あせない気持ちっていう確かなものを残せたらと思って。自分の書いた文章を、自分が後で読み返した時、あの時笑ったこと、切なくなったこと、怒ったこと、考えさせられたこと・・そういったものが、同じままリアルに感じられるように。風景、人、声、音、空気、匂い、時間の流れ・・あらゆる情景が、あの時のまま蘇ってくるように。僕にとって旅を記録すること、ブログに綴ることは、一つ一つの大切な時間や宝物、薄れゆく記憶を色あせることのない「確かな形」に残すことなんだと思います。



⑤<自転車は日本にいた時から乗り慣れていたのでしょうか? 自転車の旅で、苦労するのはどんなことですか?>

日本では学生時代の夏休みを利用して、1年目の夏は東北地方一周、2年目の夏は実家の千葉から九州(沖縄)まで・・といった感じで旅をしたことはありました。でも僕はもともと「チャリダー」と呼ばれるほど頑強なつわものでもなく。今も「自転車の旅」というよりは気分や天気に合わせてバス、列車も存分に利用して気ままに旅してます。僕にとって自転車は走るための手段というより、寄り道をしたり、とっておきの場所を見つけるための「道具」といった感覚です。自転車での苦労はやはり登り坂、山越え、でも意外と苦労するのは乗り物に自転車を載せて移動する時。バスの車種によっては積み込み不可だったり、載せられた場合でも自転車の追加料が人間の3倍もするというおかしな条件を突きつけられることがあったり。乗り物に載せたい時はどうしてもこちらが下手にならざるを得ないので大変。「払うのが嫌なら乗らなきゃいい」って言われてキレそうになったり・・。自転車はこがないで持ってるだけじゃただのお荷物ですから。気ままな中にも若干のそうした苦労はあります。。



⑥<ひとり旅ならではの、楽しさや喜びを教えてください。また、寂しいと思ったことやつらいことはありませんでしたか?>

ひとり旅はいつも「自分が主役」。良くも悪くも全ての出来事が「対自分」。宿を決める時、切符を手配する時、ぼったくりバイタクのおっちゃんと交渉する時。村で子供たちと戯れる時も、市場でのおばちゃんとの世間話も、街なかで忍び寄る怪しい影も、病気・トラブルも、恋もアバンチュールも。誰に頼るわけでもなく自分自身の判断、対応によって旅の展開が劇的に変わってくる。全てが「対自分」だから疲れることもあるけれど、あとで振り返る充実感には「ひとり」ならではの「濃さ」みたいなものがある気がします。初めの頃、行き先表示も言葉も乗り場もわからない船着場で、一人でいろんな人に聞いて教えてもらいながらようやく一枚の異国へのフェリーチケットを手にした時、たったそれだけで妙な充実感とわくわくがありました。寂しい、辛いと感じたことはないです。この時代、同じツーリスト同士の出会いも多いですし、メールやブログを通して日本の友達から世界各国を股にかけて旅する旅仲間まで細めに連絡をとれる環境があるのも大きいですね。みんなをいつも身近に感じてます。だから寂しさや辛さはありません。世界広しといえど、みんな同じ空の下で繋がってますから。



⑦<食事に関してはどうでしょう? どこの国のどんな食べ物が美味しかったですか? 困ったことはありませんでしたか?>

「ベトナム街角のフランスパン」

ふっくらしたパンに野菜をたっぷり詰め込んでチリソースをかけてガブっ。味わい深さが心まで染み渡るたまらなく幸せな瞬間。


「ミャンマーの麺類」

米の細麺に豆やゆで卵なんかを入れてナマズスープをかけるモヒンガー、小麦の麺に同様の具材を入れて今度はココナッツミルクスープ、鳥肉や玉ねぎ、天かす、ピーナッツ等を入れて油であえたカウッスウェー、ナンジートゥッ。スープ入り、スープなしがあったりバリエーション多彩で飽きない。


「バングラデシュの軽食(朝食)」キチュリ。いわゆるカレー風おじや。でも驚くほどさっぱり。甘酸っぱい梅干に似た味のジャムのようなものを混ぜて食べると皿1杯は軽くぺろり。ピラフ風のドライなキチュリもあります。ルティ(小麦粉で作る薄い生地のパン)はジャガイモと玉ねぎの炒めものをたっぷり挟んで丸めてかぶりつく。時にはオムレツと。チャー(ミルクティー)と一緒に味わうと思わず顔がほころんでしまいます。


もう、挙げろと言われたらキリがないほど美味しいものがありすぎます。それにしても、個人的に胃腸が弱いのでこんな美味しいものを食べ過ぎても見事なまでに腹を下す体質だということが困ったものです・・。



⑧<この旅はいつまで続き、これから先どこに向かおうとしているのでしょうか?>

いつまで続くのか、自分にもわかりません。最初の計画、日本を出てまずは香港へ、その後はアジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ大陸、南米、中米、北米・・と渡り、地球を西回りにて「いけるところまで」としていました。当初はもうとっくにヨーロッパ辺りを旅している予定でしたが、現実は1年経ってようやく東南アジアを抜けて南アジアへ到着、といったスローペース(これでも早い気さえします・・)。一つ大きな誤算がありました。世界は広いだけでなく「奥が深い」ということです。何気ない何の期待もしていなかった場所に意外な「奥深さ」があったりします。今は一週間後どこにいるのか、いや明日の自分さえあまりうまく想像できません。数日後、日本にいるかもしれません(笑)とにかく自分の心に浮かんでくるその都度の感情を大事にして「思いのままに」旅を続けて行こうと思っています。



⑨<お気に入りのブログを教えてください。>


この旅の途中で出会った旅人YOSHIさんのブログ。カメラ片手にアジアの風景や人を撮り続け、独自の世界を見せる「アジアン・ワールド」。お酒と写真をこよなく愛するYOSHIさんの写真は、一度見ただけで妙に魅せられるものがあります。


★サイト『たびびより』で素敵な写真を公開中。ブログもこの中にあります。


⇒『たびびより』



⑩<旅に憧れる読者の方々へメッセージをお願いします。>

今の僕にとって「旅に出て後悔はしない」ということだけは「確信」に変わりました。安定した生活を捨て、会社を辞めて、将来に不安を覚えながらも、思いきって決断をするだけの価値があるって思いました。この先、どんなことがあったとしてもこの旅で手に入れた大切な宝物たちは一生なくなることはありませんから。僕の旅はまだ続きます。これからも素敵なもの、まだまだたくさん見つけるつもりです。たくさん感動して驚いて喜んで切なくなって泣いて怒って笑って・・・。人生は一度しかありませんから。

皆さんの知っている世界各地の素敵な場所、食べ物などなど・・・ありましたら、気軽にメールや掲示板等でもオススメ教えてください。もし世界のどこかでお会いしたら、その時はよろしくどうぞ。。



※現在はリンク先サイトが閲覧不可となっています。。



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