橋下徹知事は11日の定例記者会見で、地域政党「大阪維新の会」の政治活動について、米軍普天間飛行場問題などの国政の課題は具体的な方針を提示せず、大阪都構想や、府や大阪市の議会改革などの地域課題に絞って議論を行うとする見解を示した。

 一方、週1回のペースで橋下知事が行っている定例会見はこれまで平均で1時間半前後、長いときは3時間を超えることもあったが、この日の会見は約25分で終了。就任以来、最短となった。

 主な発言は次の通り。

 【質疑】

 --14日からの仏、独、英への視察では何をみたいか

 議会の現状、権限や責任を勉強してきたい。僕と一部の議員が進めようとしている議会内閣制はどういうものか実際に見て、肌で感じたい。道州制や連邦制を見据えた広域行政の機能、各国の教育現場、仏の観光政策、独の空港もみたい。

 --府で生活保護の業務を受けるという発言があったが

 生活保護は、最終的には国か道州で受ける話。今の府、市の現状をみれば、抜本的な制度改革をするまで基礎自治体でというのでは都市の競争力が落ちる。制度改革までの間、大阪都で受けることでいいのでは。そうすれば基礎自治体が住民サービスに特化できる

 --菅首相の所信表明は、知事の競争路線とは違うが

 それは民主党の考え方なので、僕がとやかく言うことではない。国民がそういう政権を選んだ。大阪では、できる限り競争という視点で府を成長させたい。セーフティーネットを整備するためにも金を稼がなくてはいけない。

 --参院選と同時に生野区の市議補選もあるが、大阪維新の会の代表として民主党との距離感は

 あくまで維新の会が先にありき。そうしないとメンバーの士気が持たない。都構想というゴールを目指して、そのなかで民主党と話をしながら近づいていければ。選挙でどんどん戦って、政治的に動かしていくしかない。(5月の)福島区市議補選では民主党の支持率が底だったので、本来の意味で維新の会の主張が通ったわけではない。今、民主が政権交代前夜のピークのような状態の中でも勝てるかどうか、市民の意向確認するのにちょうどいい。

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