低気圧が急速に発達しながら日本海を北東へ進んだ影響で、21日も全国的に大荒れの天気となり、非常に強い風や雨、雷が観測され、海は大しけとなった。転落事故などで重軽傷者が出たほか、交通機関も大きく乱れた。低気圧は同日午後、オホーツク海を北上したが、気象庁は北海道や東北では22日朝まで暴風や高波に警戒するよう呼び掛けた。
 また、西日本を中心として全国的に中国大陸からの黄砂が観測された。近畿や東海などでは水平方向の見通しが2キロ未満となる所もあり、交通などに影響が出た。
 神奈川県では相模原市で屋根の破損を確認していた男性(59)が風にあおられて転落し重傷を負うなど22人が負傷。北海道でも旭川市の工場敷地内で、積んでいたプラスチックケース約100個が突風で崩れ、男性(53)が下敷きになり股(こ)関節を骨折するなど10人が重軽傷を負った。また東京都調布市で風にあおられたシャッターに当たった3人が、千葉県では5人が、それぞれ軽いけがをした。
 強風や黄砂の影響で、日本航空は69便、全日空は44便が欠航。計約1万6000人に影響した。JRは山陽新幹線が姫路駅構内でパンタグラフにごみ袋が付着して一時遅れたほか、特急や在来線に運休や遅れが相次いだ。東京湾ではアクアラインが一時通行止めとなり、神奈川県の久里浜と千葉県の金谷を結ぶフェリーが終日欠航となった。
 気象庁によると、最大瞬間風速は千葉市で21日の早朝に38.1メートル、札幌市で午前に33.3メートルを観測。1時間降水量は神奈川県箱根町で朝に67.0ミリ、福井県南越前町で未明に27.5ミリを観測し、いずれも3月の観測史上記録を更新した。10分間の平均風速の最大値が史上最大を更新したのは、愛媛県から北海道にかけ、25地点に上った。
 黄砂は沖縄・奄美地方では22日まで続く見込み。 

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