自分らしく、後悔の無い人生を No.1 | 学生に贈る社会人100人の言葉

自分らしく、後悔の無い人生を No.1

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「自分らしく、後悔の無い人生を」

あれは忘れもしない大学3年生の夏、
私は人生の岐路に立っていました。

「1年休学してイギリスに留学するか、
それともみんなと一緒に就職活動をするか。」

そんな時、とあるゼミのOBの人と会う機会があり
こんなことを言っていました。
「本当は中国に留学してみたかった、
今でも後悔している・・」

その人を見て将来の自分と重なりました。
「卒業後私は同じことを絶対に言いたくない!」
と思いました。

そうして私は実際に留学をし、
その時「もっと院で専門的に勉強したい」と感じた思いが
7年後の今につながっています。
現在私はアメリカの院に留学するために
勉強をしているからです。

今振り返ってみると、あのときが
1つの人生の岐路だったと痛感しています。

大学時代、周りの友人で留学に興味がある人は8割近くいました、
でも実際本当に留学をした人はその中の2割くらい。
友人の何人かは
「社会人になってお金を貯めてから留学をする」
と言っていましたが、その中で実際に留学をした人や
今でも留学を目指している人は1人もいません。

別にこのエピソードを通じて
「大学時代のうちに留学をしろ」
と言っているわけではありません。

「後悔をしないで卒業をすることが大事」
と言いたいのです。

人生においてはもちろんそうですが、
特に学生時代にやったことは決して無駄にはならず、
人生に大きな影響を与えることも多いのです。

私の場合、大学時代にタンザニアで
インターンシップをしたことが
ベンチャー企業への就職と
青年海外協力隊への参加につながり、
大学時代のイギリスへの留学が
アメリカの院留学という今の目標へとつながっています。
大学時代にやったことが、
卒業後の10年間のキャリアを決めた
と言っても過言ではありません。


そしてもう1つ、今あらためて感じていること。
「自分らしい生き方とは何かを
学生時代のうちにとことん考えることが大事」
ということです。

みんな大体横並びで大学に入り、
就職をし、結婚していきますが
20代後半になって周りを見て気づいたこと、
それは・・・

「現実に流されて生きている人と、
自分らしい生き方を貫いている人と分かれる」
ということです。

会えばすぐに分かります。

自分らしい生き方ができている人は、
根っこの部分からいきいきしているのが伝わります。
そういう人は、一緒にいるだけで周りの人を幸せな気持ちにします。

逆に現実に流されている人はネガティブなことを言うし、
仕事や生活の話をするときテンションが低くなって
言い訳が多いんです。
自分に自信が無いがゆえに自慢ばかりしている人もいます。
結局、一緒にいるだけで周りの人の元気を吸い取ってしまうんです。

大きな夢を見つけてそれを追いかけるのも人生であれば、
夢を追いかけないのもまた人生。
結婚して家庭作りに全力を捧げるのも人生であれば、
独身を貫いてキャリアを追求するのもまた人生。
大金持ちを目指すのも人生であれば、
つつましく生きるのもまた人生。
努力するのもしないのもまたそれぞれの人生。

競争して勝つことではなく、
地位や名誉やお金を単に目指すことではない。
「何を成すか」よりも「どう生きるのか」。
「自分らしく」生きることが
何よりも大切だと思います。

けれど、どういう生き方が自分らしいのかを
知らなければ意味がありません。

そのためには時間のある学生のうちに1人になって、
自分の心と徹底的に向き合うしかありません。
そうやって孤独とかを感じながら、
自分ととことん向き合った人が
「周りの環境に流される」のではなく
「信念を持って周りの環境を自分で変えていける」
人になれるのだと思います。

人生に「~しなければならない」ということは1つもなく、
それは自分の思い込みにすぎないことがほとんどです。
そうやって言い訳をしていた方が楽ですから、
流されてしまいがちです。

世の中に「正しい」ということはありません。
でも、「自分の心の中の正しさ」はあると思います。
それは自分の魂が本当に求めていることなので、
「心からわくわくできるかどうか」が1つのヒントになります。
自分の心だけは決してごまかすことができません。
そして、「自分の心の中の正しさ」に向かっていくと
不思議なことに奇跡のような偶然が重なって
実現できることが多いんです。

私もまだまだ道の途中ですが、
自分らしく、後悔のない人生を。
一緒にいるだけで周りの人をハッピーにできるような
そんな生き方をしていきましょう☆


【自己紹介】
早稲田大学政治経済学部卒。
高校時代にやりたいことが見つからなかったので、
『時間をお金で買う』感覚で大学に入学。
大学時代は、バックパッカーに目覚め
アジア・アフリカを1人旅した。
大学4年生に1年休学をしイギリスに私費留学。
ベンチャー企業で3年勤めた後、
青年海外協力隊として西アフリカで2年活動し、
現在はアメリカ院留学を目指して勉強中。
アフリカの食糧問題を解決するのが夢です。

【お勧め本】
「サンクチュアリ」高橋歩

サンクチュアリ―夢を追い続けた堕天使たちの「旅」の記憶/高橋 歩
¥1,260
Amazon.co.jp



インドで出会った日本人の男の子に
「俺はこの本で人生が変わった!」と言って薦められた本。
大学を中退し、友達とバーを経営した後
自伝を出版するために出版社を仲間と共に0から立ち上げる話です。
自分は今何にとらわれてしまっているのか、
本当は何をしたいのか、に訴えかけてくる本です。

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大竹舞 28歳
「山形で暮らす舞のもぐもぐブログ」
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