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2013-11-20 01:11:39

記者稼業の原点③

テーマ:身のまわりのネタ
 ぼくが小学校2年から中学3年までいた少年野球チーム・市川ウィナーズは、甲子園で夏の全国優勝を2度している習志野高校のOBが中心になって作られた。最初は、OBが集まった草野球チームがあったのが、いつしかそれが、少年野球チーム結成になったと当時、聞いたことがある。全盛期の習志野の練習はそれこそ、地獄絵図のような感じだったと聞くが、小学生時代にぼくらが実際にやっていたのは実に近代的で効率のいい練習ばかりで、指導者によって差はあったものの、こんなに楽でいいの?というくらいのものだった。今思えば、苦しくてつらい練習をさせるよりも、楽しくてつい自発的にまた野球がしたくなる環境を指導陣たちで整えてくれていたのだと思う。
 少年野球時代に本当にお世話になった監督が何人かいるが、そのうちの一人がMさんといって、習志野が初めて全国制覇をしたときの外野メンバーだった方。人間的にも素晴らしい方で、今でも恩師だと思っている。それまではごく普通の選手だった自分が、この方のおかげで、急に力が付き、活躍できる選手になっていったこともあり、感謝しても仕切れないのだ。
 あのときの習志野は、石井ー醍醐のバッテリーを始め、のちに大学や社会人、プロで活躍するメンバーを擁しての、まさに勝つべくして勝ったという完成されたチームだった。そんな環境で日々、野球をやっていたのもあり、個人的に興味があって、雑誌や本などで当時の習志野のことが書かれたものをむさぼり読んでいたとき、当時の監督が元々野球経験のない方で、それなのに、短時間の練習で全国優勝を成し遂げるチームを作り上げたという話を知り、子供ながらにうなった記憶がある。ただ、やみくもに練習をするのもいいが、目標を達成するためには、やはりやり方というものがあるのかと。普通の大人にとってはごく当たり前のことだが、自分はすでにそういったことに子供のころ、しかも小学校の低学年のころから気付いていた。それくらい、鮮烈な実例が常に目の前にあったので、否が応でもお手本にするしかないわけで、すごい指導陣を前に、実際にこの人たちに付いていけば間違いないという確信もあり、ひたすらやるべきことだけに集中できたのだと思う。本当に恵まれていたと思う。
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