本年も小説「カウンセリングルーム」をどうぞよろしく

お願い申し上げます。


11月から仕事が急に忙しくなり、

ブログを書くことができませんでした。


読者のみなさまには、

「どうしたんだ?」とご心配おかけしたかも

しれません。


当分この忙しさは続きますが、

何とか書いていこうと思っております

ので、ときどき覗いてくださいね!


それでは、本年も皆さまにとって

よい年となりますように。


ヒューマンツール研究所


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(はじめてこのブログをご覧になる方は、第1話 よりお読みください。)


第130話 自分を守る盾

「そりゃあすごいですね。でも、ちょっと興味

深いですね・・・。」

「なにがでしょうか?」

「だって、斉藤さん、上司の人に傷つけら

れたわけですよね?」

「はあ。」

「それにも関わらず、斉藤さんは努力すること

によって、上司を見返そうと思ったわけでしょ?」

「まあ、そうですね。」

「興味深いと思いませんか?人から傷つけられて

凹むだけの人もいれば、逆にそれをバネに頑張る人も

いるなんて・・・」

「それは単に“性格が違うから”ではないでしょうか?」

「もちろん、性格や気質も関係あるでしょう。しかし、

私は、それよりも持っている“盾”が違うことの方が

原因として大きいと思ってるんです。」

「どういうことですか?」

続く・・・・・・

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(はじめてこのブログをご覧になる方は、第1話 よりお読みください。)


第129話 負けず嫌い

「さて、斉藤さんの盾は・・・何でしょうか?」

浅井は、涼子の頭の回転をトップスピードに

するために、あえて答えが絞りこめないような

質問をした。

「自分を守るもの・・・。検討もつきません。」

「では、斉藤さんは、仕事やプライベートで、

どんな攻撃を受けてますか?心に・・・。

「心なら、そうですね・・・。誰かに負けた

とき・・・ですかね。そういうときはかなり落ち

込みます。でも、次の日には悔しさをバネに

3倍くらいはりきって仕事してますけど。」

「例えば、今までどんなことがありました?」

「う・・・ん。あ、このキャリアコンサルタントの

仕事を始めて3年くらいしたときに、一年先輩

の男性に、私のカウンセリングのやり方が、

“全然なってないよね”って言われたんです。

しかも、みんなの前で・・・。」

「ほう。」

「すごく腹が立って、それから毎晩遅くまで

勉強して、完璧に理論武装をして、いっぱい

現場もこなして、その先輩が一目置くくらい

になってやろうって、頑張ったんです。」

「ほう。そしたら?」

「それ以来、ずっと施設で、就職者数がNO.1

なんですよ。」

「そりゃあすごいですね。でも、ちょっと興味

深いですね・・・。」

続く・・・・・・

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