先日高知新聞に掲載された2つ記事を紹介します。
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大学生の自殺割合増加
不安?孤立感?見えぬ理由
県内関係者も苦慮
自殺者に占める大学生の割合が全国的に増えている。高知県内の正確な統計はないものの、この2、3年で10人近い学生が自殺したとみられる。将来への不安、1人暮らしによる孤立感などが原因と考えられるが、大学関係者からは「理由が分からない」と困惑する声も漏れる。
高知大では2013年の1年間に5人が自殺した。大学によると、14年も5人よりは少ないものの複数の事案があった。15年になってからはないという。
高知工科大、高知県立大は取材に対し、「答えられない」(エ科大)「ここ数年はいない」(県立大)と回答した。
内開府自殺対策推進室の統計によると、自殺者に占める大学生の割合は04年に1・1%(370人)だったのが、08年には1・66%(536人)に上昇。その後、やや減少したものの400人台で推移しており、14年も433人で1・7%たった。
大学生の自殺の要因としては、不登校などの生活不適応や学業不振、就職困難などが一般的に指摘されている。高知大も友人や教員への聞き取りで原因を調査したものの、理由がはっきりしないケースが多かったという。深見公雄・教育担当理事(副学長)は「きちんと大学に来ていて、成績も優秀、悩んでいる様子もなかったという子が半分くらいはいる」と、背景をつかみあぐねている。
自殺には至らないまでも心の調子を崩す学生は多いという。
同大学で学生の相談にあたっている保健管理センターの北添紀子さんによると、「親しく話せる人がいない」 「コミュニケーションが苦手」「将来が不安」「ふとした時に気分が落ち込む」などの相談が日々寄せられているという。
特に北添さんが注目するのが学生の1人暮らしだ。「昼間に友達といたら普通なのに、夜一人になると落ち込んでしまう」という学生は多いといい、「何げなく家族に話していたようなささいなことを、(話し相手がいなくなり) 一人で悩みため込んでしまっているのかもしれない」とみている。
同大学の場合、約8割が県外出身で1人暮らしをしている。睡眠不足や偏った食事でも心身の調子を崩すと指摘し、「孤独感や孤立感を募らせやすいのかもしれない」と話す。
(竹内悠理菜)
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自殺防止で県内各大学
学生のメンタル対策懸命
2週間欠席で教員連絡
人間関係築き携帯把握
全国的に20代と20歳未満の若年層の自殺が増える中、県内各大学も学生のメンタルヘルスに対する手だてを講じている。 (竹内悠理菜)=1面参照
高知大は近年、相談態勢を強めている。学内のことやバイト先のトラブルまで何でも受け付ける「学生何でも相談窓口」に専任職員を配置。本年度は窓口から「相談室」に格上げした。これ以外にも、健康や心的悩みを受け付ける保健管理センターがあり、精神科医が常駐して対応している。
ただ、これらの機能も学生の訪問を待つ“受け身”の組織。そこで2012年度からは、1年生の必修科目を5回以上休んだり、2週間以上連続で欠席したりした学生に、教員が連絡を入れる取り組みを行つている。
本年度の前期は、欠席が多かった26人と面談などを行い欠席理由を把握した。そのうち10人は無事に単位を取得したという。深見公雄副学長は「最初は軽い五月病の場合もあるので、早
い段階での声掛けが重要。心配な学生は保健管理センターなどにつなぎます」。
高知県立大池キャンパスの健康管理センターも学生との距離を縮めることに腐心している。
同センターがあるのは、売店や食堂などが入っている共用棟の2階。1階から吹き抜けになっており、学生の目には付きやすい。ただ、「わざわざ行く場所」になるだけに、事務室のドアは常に開けておき、雨にぬれた学生がいれば手招きしてタオルを貸したり、友人の付き添いで来た学生と世間話をしたりもする。
保健師の伊東美枝子さんは「学生に気軽に足を運んでもらえるようにしたい」。友人のような関係を築くことを心掛けているといい、携帯電話の番号も聞いておくという。大学を休みがちになったときなどに連絡ができるからだ。
伊東さんは「県立大は人数が少ないから個別のケアがしやすい。学生さんに『心配してくれてるんだな』と思ってもらえれば」と話す。
高知工科大と高知大も、4月の健康診断で心の健康に関するアンケートを実施している。気になる学生には連絡を取ったり、面談をしたりしている。
しかし、大学がどんなに相談態勢を整えても「学生の異変に最初に気付くのは友人や家族ら」だと、各大学の職員は指摘する。
高知大保健管理センターの北添紀子さんは「周囲にいる人の異変に気付いたら、勇気を出して私たち専門機関に相談してほしい」と呼び掛けている。
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みんな「本音」を話せる・・・分かち合える仲間を求めているんです\(^o^)/
もう一度最後に
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ほいたら、おいま (^o^)/
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