先日高知新聞に掲載された2つ記事を紹介します。




 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


大学生の自殺割合増加

不安?孤立感?見えぬ理由


県内関係者も苦慮


 自殺者に占める大学生の割合が全国的に増えている。高知県内の正確な統計はないものの、この2、3年で10人近い学生が自殺したとみられる。将来への不安、1人暮らしによる孤立感などが原因と考えられるが、大学関係者からは「理由が分からない」と困惑する声も漏れる。


 高知大では2013年の1年間に5人が自殺した。大学によると、14年も5人よりは少ないものの複数の事案があった。15年になってからはないという。


 高知工科大、高知県立大は取材に対し、「答えられない」(エ科大)「ここ数年はいない」(県立大)と回答した。


 内開府自殺対策推進室の統計によると、自殺者に占める大学生の割合は04年に1・1%(370人)だったのが、08年には1・66%(536人)に上昇。その後、やや減少したものの400人台で推移しており、14年も433人で1・7%たった。


 大学生の自殺の要因としては、不登校などの生活不適応や学業不振、就職困難などが一般的に指摘されている。高知大も友人や教員への聞き取りで原因を調査したものの、理由がはっきりしないケースが多かったという。深見公雄・教育担当理事(副学長)は「きちんと大学に来ていて、成績も優秀、悩んでいる様子もなかったという子が半分くらいはいる」と、背景をつかみあぐねている。


 自殺には至らないまでも心の調子を崩す学生は多いという。


 同大学で学生の相談にあたっている保健管理センターの北添紀子さんによると、「親しく話せる人がいない」 「コミュニケーションが苦手」「将来が不安」「ふとした時に気分が落ち込む」などの相談が日々寄せられているという。


 特に北添さんが注目するのが学生の1人暮らしだ。「昼間に友達といたら普通なのに、夜一人になると落ち込んでしまう」という学生は多いといい、「何げなく家族に話していたようなささいなことを、(話し相手がいなくなり) 一人で悩みため込んでしまっているのかもしれない」とみている。


 同大学の場合、約8割が県外出身で1人暮らしをしている。睡眠不足や偏った食事でも心身の調子を崩すと指摘し、「孤独感や孤立感を募らせやすいのかもしれない」と話す。


     (竹内悠理菜)



 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


自殺防止で県内各大学

学生のメンタル対策懸命


2週間欠席で教員連絡

人間関係築き携帯把握


 全国的に20代と20歳未満の若年層の自殺が増える中、県内各大学も学生のメンタルヘルスに対する手だてを講じている。  (竹内悠理菜)=1面参照


 高知大は近年、相談態勢を強めている。学内のことやバイト先のトラブルまで何でも受け付ける「学生何でも相談窓口」に専任職員を配置。本年度は窓口から「相談室」に格上げした。これ以外にも、健康や心的悩みを受け付ける保健管理センターがあり、精神科医が常駐して対応している。


 ただ、これらの機能も学生の訪問を待つ“受け身”の組織。そこで2012年度からは、1年生の必修科目を5回以上休んだり、2週間以上連続で欠席したりした学生に、教員が連絡を入れる取り組みを行つている。


 本年度の前期は、欠席が多かった26人と面談などを行い欠席理由を把握した。そのうち10人は無事に単位を取得したという。深見公雄副学長は「最初は軽い五月病の場合もあるので、早
い段階での声掛けが重要。心配な学生は保健管理センターなどにつなぎます」。


 高知県立大池キャンパスの健康管理センターも学生との距離を縮めることに腐心している。


 同センターがあるのは、売店や食堂などが入っている共用棟の2階。1階から吹き抜けになっており、学生の目には付きやすい。ただ、「わざわざ行く場所」になるだけに、事務室のドアは常に開けておき、雨にぬれた学生がいれば手招きしてタオルを貸したり、友人の付き添いで来た学生と世間話をしたりもする。


 保健師の伊東美枝子さんは「学生に気軽に足を運んでもらえるようにしたい」。友人のような関係を築くことを心掛けているといい、携帯電話の番号も聞いておくという。大学を休みがちになったときなどに連絡ができるからだ。


 伊東さんは「県立大は人数が少ないから個別のケアがしやすい。学生さんに『心配してくれてるんだな』と思ってもらえれば」と話す。


 高知工科大と高知大も、4月の健康診断で心の健康に関するアンケートを実施している。気になる学生には連絡を取ったり、面談をしたりしている。


 しかし、大学がどんなに相談態勢を整えても「学生の異変に最初に気付くのは友人や家族ら」だと、各大学の職員は指摘する。


 高知大保健管理センターの北添紀子さんは「周囲にいる人の異変に気付いたら、勇気を出して私たち専門機関に相談してほしい」と呼び掛けている。   


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


私には悩める大学生を助けたり、勇気づけたり、励ましたりする『力』はありません。


でも、私はあなたの『力』を必要としています!


タウンモビリティでのボランティアです!


でも、誤解をしないでくださいね。


ボランティアは、「作業」や「技術」だけではないんです!


確かに、私は片麻痺でできないことが多いので、
お願いすることが多いと思いますが(^_^;)、


悩みを抱えたあなただから聴こえる声があるのではないでしょうか?


『本気で聴こうと思ってくださる人には、一生懸命に自分を語りたい。』


そう考える当事者は多いのです。


なぜなら、多くの人が挫折し命までもと・・・・・考えたことがあるからです。


でも、そこには大きな壁があります。


「人に迷惑を掛けたくない」と考えている当事者が多いんです!


この横着者の私でさえも『本音』です。


あなたも初めてあった人に『本音』は、きっと語ることはないでしょう。


その大きな壁を打ち破って一言。


『ちょっと聞いてかまいませんか?不自由になったのは、いつごろですか?』


この質問が『出会い』の始まりだと思うのです!


 -出会い- -ふれあい- -わかちあい-


私が約40年前に活動してた青年団のキャッチフレーズです。


みんな「本音」を話せる・・・分かち合える仲間を求めているんです\(^o^)/


もう一度最後に
私には悩める大学生を助けたり、勇気づけたり、励ましたりする『力』はありません。


でも、私はあなたの『力』を必要としています!



 ほいたら、おいま (^o^)/


最後まで読んでいただき感謝です!


人気ブログランキングに挑戦することにしました。


叱咤激励のポチッっとクリックをお願いします。




人気ブログランキングへ



にほんブログ村 病気ブログ 脳卒中・脳梗塞へ
にほんブログ村