昔、湯船で...

お盆になってから、お客さんが変わった。


もちろんおなじみさんも多いのだが、親戚や祖父母を尋ねてきた人や、


里帰りをしてきた人、などなどいつもと違ったメンバーだ。


銭湯に初めてやってきた子供ははしゃぎにはしゃぐ。(水中眼鏡をもってこないで~)


3歳くらいの子は裸でてくてくロビーまで来てしまう。 


(ロビーにすっぽんぽんで現れるのは


小さな子供か、少しぼけたおじいさんぐらいかな)


女湯の脱衣場は髪の毛が床にたくさん落ちるので、こまめに掃除をしに行く。


お客さんが少なくなった時に掃除機をかけに行くのだが、昨日はちょっとびっくりした。


何かが床に点々と落ちている。 そのとき


トイレから出てきたおばあさんの足にもそれがついていた。


おなかの調子が悪くなったおばあさんが、間に合わずそそうをしてしまったのだ。


すみませんと謝るおばあさんの足をふいてあげて、私は床の始末とトイレの掃除をした。


幸い少しだけだったので、すぐに処理できた。 仕上げにアルコールで床を拭いた。


こういうケースはごくごくまれだが、いろんな方がいらっしゃるのでこういうこともある。


ちょうど脱衣場に居合わせてよかったし、幸い一人のお客さんにしか見られなかったので


まあ、よかったかな。


子供もたまにあるみたい。


赤ちゃんなんかも。


実は私も赤ん坊の時、父親に銭湯に連れて行かれて、湯船で... 


(ぽかぽかと浮いてきたそうだ)


だから赤ちゃんを湯船に入れるときはタオルを股にあてなければいけない。


私の時、父はタオルをあててなかったのだろう。びっくりしたそうだ。



そして何年か前、年老いた祖父を父が銭湯に連れて行ったときも、湯船の中で...


もう他界してしまった祖父はあの時、赤ちゃんがえりしていたのだろう。


父は湯船で、自分は卵とじになったみたいだったと言う。(私の時といい2回も!)


あわてた父は湯船の栓を抜いてしまい、その日その後その小さな銭湯は営業できなかった


らしい。(もちろんある程度のお詫びをしました)


そんな時はあせらずに、


お風呂屋さんの人を呼びに行けばよいのだ。


ろ過や消毒をしたりして、ちゃんと処理できるのだから。


だから、そのままにして立ち去るのは駄目ですって~


プールなんかでもよくあるかな。 でもちょっと...いやかな~目撃すると。



本当にごくごくまれなので、みなさん安心してお風呂屋さんへ行って下さいね!




 







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臭臭~

今日も脱衣場の掃除をしていた時、男湯の脱衣箱に忘れ物があった。


そこには脱ぎ捨てられた靴下が入っていた。


瞬間、


その脱衣箱から異様な臭いが漂い始め、ショックを受けた。


くさい~ この世のものとは思えない臭いに大ショック!


あのね~


どうせならゴミ箱に入れて帰ってくださいよ~(あ、それだとゴミ箱から異臭が…)


取りには来ないだろう。 あんな危険物。



そして今度は女湯の脱衣箱を拭いていた時、免許証の忘れ物を発見。


持ち主はすぐに現れた。 ボーイッシュを通り越して、とてもかっこいいRちゃん。


最初、彼女が女湯に入っていった時は、びっくりしてしまった。


てっきり少年だと思っていたのだ。(たしかに女性の格好をしてもどっちでもいけるほど美形)


丁寧に挨拶して帰っていった。


これはショックを受ける類の忘れ物(留意物)ではない。


女湯の脱衣場でショックを受けるとしたら、それは…  (パンツやズロースではありません)


使用済みのナプキンが入っていた時かな。(オムツの時もありますが、それはまだ許せます)


いろんな人がいらっしゃって…


ネタにはなるけど。

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あぁ滅火器~

このところの私の毎日はー


午前10:30から 脱衣場の掃除を開始。

掃除をしながら、釜場(ボイラー室)へ行き洗濯物を片付ける。(貸タオルや足ふきマットなど)


釜場はサウナみたいに熱い~ 汗が滝のように流れる。

しかも狭いし、天井の低い場所ではしょっちゅう頭を打つ。


脱衣場の掃除はクーラーのネットを洗い、脱衣箱の一つ一つを開けて拭いたりする。

今日もパンツの忘れ物を発見した。毎日必ず何かしらの忘れ物がある。


脱衣箱の上に登って、ほこりを払ってから掃除機をかける。

毎日毎日あれだけのほこりがよく出てくるもんだと感心する。


業務用のでかい掃除機は小回りがきかないのよね~

最近慣れてきたけれど…


今日は女老板(おかみさん)と一緒に、せっせと掃除をこなし、開店20分前になった。

ロビーの床も綺麗に磨いて、玄関も打水されてさーそろそろという時、


悲劇が始まった・・・・ 


ロビーで私がモップを壁に立てかけたのだが、それが倒れて自動販売機と壁の間に置いて

あった消火器のノブにヒットしてしまったのだ!


 シューという音とともに煙がたちこめ、ロビーの一角のフローリングの床にみるみる粉が

 たまっていった。


・・・・・・・あせった。


先学期の大学の授業で消火器の扱い方を習ったのだが、止め方は習わなかった!

どうやったら止まるのだろうと思ったが、おたおたしているうちに煙はおさまった。

(後で知りましたが、消火器は止まらないそうです)


大急ぎで掃除機を2台持ってきて、吸い取って、雑巾をかけて、とにかく表で開店を

待っていらっしゃるお客さんをお通しできるようにして、そしていたるところに積もった

ピンクの粉を拭いて回った。(積雪1センチくらい)


掃除機はおかみさんが外に持っていって、中を洗った。


粒子が細かいので拭いても拭いても出てくる。


おかみさんは私を叱りもせず、一緒に掃除してくださった。

パート従業員のKさんも・・・


なんでも、消火器をぶちかましたのは私が初めてではないそうだ。

3代目らしい。(1代目は釜場で、2代目は脱衣場で、そして私こと三代目はロビーで)


あれって吸い込むと体に毒なのではないのかな?

アスベストみたいな成分だったりして…


おかみさんと私はその後、大うけして笑いに笑った。(不謹慎?)


そして私に、寿命が縮んだらどうしてくれるの~と冗談だが攻める。

ああ…一生言われるような気がするわ・・・・


それにしても、今の消火器って簡単に出ちゃうもんなんだなあー


ストッパー? ストッパーは って?


これは大きな声では言えないのだが・・・・

そういえばこの前、掃除機でなんかそれらしきものを吸い取ったような気がする。


あれ、ストッパーだったのかしら。


あぁ~



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血すぅおっさん

   銭湯は一般庶民の憩いの場。 そして黒社会の人々にとっても、究極の癒しの場である。  この銭湯は「刺青おことわり」 でないので、自然と健康ランドやスーパー銭湯に行けない  その道の方々がお見えになる。(テキ屋さん系、金融屋さん系などなど多種)  そして単独でこられる方からファミリーで来られる方まで、いろいろ。  若い衆が親分を囲み、ボディガードよろしくがっちりと守っていらっしゃるとかもある。     (パンツまではかしてさしあげるらしい)←これはちょっと珍しい  今日、一組のグループがお見えになった。  親分&若い衆そして親分の若い彼女。 この親分は銭湯の来る子供たちから影で  「血すぅおっさん」と呼ばれている。  私は見たことないのだが、もしかしてこうもりの刺青でも入っているのかな?  そして、たまに言う事を聞かない子供にはこう言ってみると効果がある。  「そんなこと言うて、わがまま言うてたら血すぅおっさん来るで。」 とか、  「さっき、血すぅおっさんが Aちゃんのこと探してたで」 などと、鬼の役目をしてもらっている。  もちろん本人には内緒だが。 (!)  子供といっても幼稚園児とかそれくらいの子たちだが、小学生くらいの不良グループにも    効果はある。  ちょっとした有名人なのだ。  声も態度も大きいし、カキ氷の蜜を多めに入れてくれとか要求もするから目立つ。  それでなくても、ボディアートをほどこしていらっしゃる団体さまだし…  でも、この社会こんな方の存在もアリなのでは…     
 久しぶりの日本は湿気が多くて、台湾より蒸し暑い気がする。  私の暮らしていた中部の山の上は、時々涼しい風もそよぐからだ。  夏休みに日本へ戻って早2週間。  最初は慣れなかったクーラーをつけての生活にもやっと慣れてきた。  先週は以前勤めていた会社の人たちと飲みに行った。    その会社は派遣会社なので、リゾートホテルでの夏季バイトの口をお願いしてみた。  しかしながら、私の中途半端な期間ではなかなか受け入れてはもらえない。  即日から8月25日までの希望だと難しい。  27日には、P氏がやって来るからそれまでの期間。  国際ホテル専門の派遣会社にも面接に行った。  そこは研修期間が長いので、2ヶ月足らずの期間では無理そうだ。  次の学期の学費を捻出しなくてはならない私は、あせった。  幸い実家の近くの銭湯は、私が高校生の時から何年間かバイトさせてもらっていた  ので、そこでお手伝いさせてもらえる事になった。  オーナーが私を見てびっくりされたのだ。  あまりにも体系が丸くなったので...  そこで、ダイエットの意味もかねて脱衣所とロビーのお掃除を任命された。(?)  まあ、それは時々単発で。(かなり汗だくになる!)  最初はバイト先が決まるまでと思っていたのだが、オーナーの要望もあり、希望の期間で  雇ってもらう事ができた。  掃除は時々で、主にはフロントや飲食コーナーでの仕事。  銭湯と言っても、かなり大きくてリッチな銭湯である。  私がその昔バイトしていた当時は番台があった。  私は番台にも少し座っていたことがある。(今では嫌ですよ。あの頃は若気の至りかな?)  普通、番台には若い女性が座る事はないから、よくびっくりされた。  (そんな~ 大事な部分を見ることないですよ!たまにちらっと見えますが…!   案外女性の方が隠しません。)  今ではフロント式で、ロビーで軽食なども扱う現代的な銭湯だ。  スーパー銭湯までの規模ではないのだが、町の銭湯にしては豪華。  昔からのお客さんが多いので、勝手しったる我が家(?)みたいだ。    私のバイトしていた当時(今から13年くらい前)には赤ちゃんだった子が、大きくなっている!  当たり前だが、月日の流れを感じずにはいられない。  私もずいぶんとおばさんになったもんだ。  小学生にからかわれている。  おねえちゃんと呼ばれて振り返っただけなのに。    同級生なども子連れでやってくるから、まあそうなんだけどねっ。  いまどきの小学生はグループでやってきて、大人よりもお金を落として帰る。  風呂上りに、ジュースを買い軽食を食べたり、ゲームをしたり…  どういう訳か小学生や中学生の間で、私のことを外国から来た留学生だという噂が広がっている。  どうりで、やたらサンキューとかって言われるなあと思った。  私のかもし出す雰囲気が異国的なのかな?   (すっかり中華味)  というわけで、しばらくの間は 麗しのおふろやさん日記 にお付き合いを願います!