前回までのお話→ Palawan①~ Puerto Princesa Palawan ②~ Roxas Palawan③~Taytay
いつもちょっと前の思い出話を公開してしまって ゴメンナサイ~
私の思い出話にお付き合いくださるあなた様に ラッキーな事がありますよ~に! へへ。
さて、フィリピン・パラワン島のプエルトプリンセサ~ロハス~タイタイ とVANやバスで移動して
来ましたが、タイタイからパラワン北部エルニドまでもやっぱりバスです。
3~4時間くらいの距離だったかな?と思います。
タイタイのバスターミナルで、一人のフィリピン人女性と出会いました。
彼女は他のフィリピンの女性とは違ったファッションで垢抜けていましたので、外国帰りの人なんだと
第一印象で思いました。
とてもおしゃべり好きな人だったので、車中で退屈しないで済みました。
彼女は香港で7年間メイドとして働いて、この最近フィリピンへ戻ってきたばかりなのだそうです。
香港の家庭ではとても楽しい日々だったと言っていました。 いい雇用先だったようです。
残念なことに、この家族はカナダに移民する事になったのでお別れしたそうです。
その後、パラワンに戻ってプエルトで韓国人のご主人の家庭でメイドをしたらしいのですが、
嫌な事があったらしく、仕事を辞めて実家に帰る途中で私とバスが一緒になったとか。
私のフィリピンでの仕事とか、ビザはどうなってるとかいろんな事を聞かれました。
どうやったら香港へまた戻れるかとか相談も受けました。それは知らんなあ~ お姉さんは香港人に嫁いでいるそうなんですが、親戚ビザとかで行っても、果たして就労していいのかどうかなあ。
海外の仕事のあっせん業者には悪徳な業者も多く、ビザも偽だったりしてトラブルに巻き込まれることが
多いのだそうです。 手数料とかだまされて取られて終わり...とか、変なところで就労させられたりする事もあるそうです。
昔は海外就業の手続きとかパスポートの発給は マニラでしかできなかったそうなので、
船に乗って一週間くらいマニラに滞在しなくてはならないし、早朝からオフィスの前で行列したのだ
そうです。
この最近はプエルトでもできるようになったので良かったと言っていました。
(今でもマニラではどっかの大使館の前とかすごい行列みたいですけど)
そして、私が向かっているエルニドの情報を教えてくれました。
レストランとかお土産屋さんとか...
あと、私はこのパラワンで耳にする言葉がタガログなので、とても助かったという話をしましたら、
語源の流れについてとかも教えてくれました。 はは、内容はわすれちゃったけど、セブのとか
南のビサヤ地方とは違うルーツがあるのだそうです。 パラワン各地で地方の言葉は有るらしいですが、村によって少しずつ違うらしいので、それこそ彼らは標準語であるタガログを使うのだそうです。
彼女はエルニドの手前の山の中の村までの乗車でした。
バスからは彼女の家が見えました。 家から家族の人が出迎えていました。
はは、道沿いに家がならんでるので、みんな自分の家が他の人にバレてます。
同時にバスに乗ってやってくるお米や野菜などの物資も待っている人が受け取りに来ます。
バスは人も運ぶけど、宅急便の役割もしています。 屋根の上から物資を下ろす係りの少年も同乗して
います。
これは彼女のお家ではないです。
ご主人様が帰るのを待っているワンコたち。
いじらしいです。
そうこうしているうちに、山間に海が見えてきました。
山の感じもこんな風に大理石?です。
残念ながら、エルニドは曇りで小雨がパラパラ。
でもバスに乗っているとき、大雨に降られましたのでそれよりはマシかな。
バスを降りると トライシケルドライバー軍団(バイクにサイドカーが付いてる乗物)
が私を熱烈歓迎してくれましたが...
どうやら、貸切でどっかまで行かないか?とかそんなお誘いです。
30分くらい行ったところにホットスプリングが有るらしいのですが、値段を聞くと高い...
値切っても500ペソくらいだったかな。 往復だと700とか言われてどんどん高くなります。
往復で行かないと行けないでしょ~ 私にとっては高いと思いました。
ドライバーを横目に温泉に入るのもなんか恥ずかしいです。
それは、うーん と思ったので、お金が無いですから。って言ったら
トライシケルドライバー軍団の よっぱらい親方(海賊のジャックみたいな人)から、
なんで金ないのに旅行なんかしてるねん? 家にじっとしとき。
とつっこまれました。 ごもっともですけどね。
エルニドって高級リゾートもあるので、外国人見ると お金を持ってるイメージなのでしょうね。
私は持ってないです。 はは。
- サントラ/パイレーツ・オブ・カリビアン:ワールド・エンド オリジナル・サウンドト
¥2,500 - 「なんで金ないのに旅行なんかしてるねん? 家にじっとしとき~」
小雨も降ってるし、とにかく街の中心に向かうためにトライシケルに乗りました。
やっぱり、少しの距離なのに... 道がわからない為にお金を使ってしまいました。
ちょっとだけの距離やし歩けたわ~
バスターミナルの下ですから、下り坂ですし、歩けますよ。
トライシケルのお兄ちゃんは、何度も誘ってくれました。
いくらだったら 出せるんだ?
ホットスプリング行こうよ~ って。 明日は? どう/どう?
せっかく来たのになんで遊ばん? って感じで心配してくれたのでしょうか。
うーん、ごめんね。 気が乗らん... 露天のホットスプリングは興味有るけど、
温泉入浴はマニラでもできるし。 もう一人連れがいたら行ったかもね。
空を見ると曇りですけど、山がとてもエキゾティックでした。
岩肌。
ちょっと台湾の東部を思い出しました。
街の観光案内所は閉まっていました。 土曜日はお昼までだったかな。
翌日も日曜日なので開いてないそうです。
エルニドから今度は 有名なアンダーグランドリバー国立公園のある サバン という所まで
移動したいので、バスを探します。
明日は早朝出発...ということでチケットを購入しました。
アンダーグラウンドリバーに行く途中のジャンクションまでです。
でも、お金と引き換えにもらったチケットが微妙だったので不安になりました。(いくらか忘れました~)
これ有効? 騙されてないかしら? なんて。
私があまりにも疑っているので、チケット係の男性はバスのドライバーに会わせてくれました。
チケット売り場のまん前にバスが停まっていましたので、まあ。
出発場所を確認すると、ここではない場所らしいのです。
ええ~ 不安~
するとチケット係が私の宿を聞いてきました。 迎えに来てくれるらしいのです。
でも、まだ宿を決めていなかったので、とりあえずその彼の携帯番号を教えてもらい、後で私から
テキストメールすることになりました。
なんで外国人の旅行者が携帯を? と思ったみたいですが、私はマニラに住んでるのっ って
説明しましたが、それでも???みたいでした。
んんん~ みんな微妙に酔っ払ってない?
とにかく宿を探すことにして、そこを離れました。
砂浜を歩いていたら 不思議な建物を発見しました。
エルニド編は 続きます