テーマ:九塞溝、黄龍、チベッ文化圏
2005-10-29

チベットの「バター茶」

バター茶

「バター茶」はチベットを代表する飲み物。
映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」の中でもブラッド・ピット演じる主人公が「バター茶」を飲むシーンがありましたね。
この「バター茶」「磚茶」というお茶に「ヤクのバター」を混ぜたもの。
「茶」+「バター」なんて、日本じゃとても考えられない組み合わせ!
今回チベット文化圏を旅行中に、私たちも挑戦してみました。   

口を近づけると、ぷ~んと鼻をつくヤクバター独特のキツイ香り。
まずはゴクリ一口目。  「・・・・?」。
ゴクリ二口目。      「・・・・・・」。
そしてゴクリ三口目。  「・・・・・・・・」。
うむむ、何度飲んでもマズイ。でもどこか知ってるような味・・・
「この香りといい、味といい・・・そうだ!ゴルゴンゾーラだ!」
「バター茶」青カビチーズをお湯で薄めたような味でした。
こんな中国の山奥でゴルゴンゾーラに出会えるなんて!
「これはチーズスープだ」と暗示をかけて飲んだら、かろうじて飲めました。
インスタントバター茶
街をふらふらしている時に見つけた「インスタントバター茶」。
珍しいので「お土産」として購入。
さっそく試しに飲んでみると・・・うーんやはりマズイ。
これをお土産として渡すのって、かなりの嫌がらせ行為かも?
ちょっぴり胸を痛めながら内モンゴルに帰省。
そして恐る恐るモンゴル族の友人達に飲んでもらうと、意外な反応。
みんな「おいしいおいしい!モンゴルのバターみたい」だって。
そういえば、チベットもモンゴルも食文化似ているもんね。
よかった、味覚違ってて。

ちなみに、ミルクがたっぷり入ったバター茶は飲みやすかったです。
でも、モンゴルの濃厚な「ミルク茶」 の方が断然おいしい。
お茶勝負の軍配は、文句なしでモンゴルの「ミルク茶」に!


【2005年国慶節 九塞溝、黄龍、チベッ文化圏の旅】
 1. 地球が生んだ奇跡 ~九塞溝~
 2. 神の水 ~黄龍~
 3. チベットの「バター茶」
 4. 九塞溝、黄龍 番外編
 5. 旅で出会った「チベット料理」
 6. 松藩-若尓蓋-合作-夏河 大移動! パンダ
 7. 祈りの街「夏河」
 8. イスラム教徒の街
 9. 黄河とラーメンの町 「蘭州」
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テーマ:九塞溝、黄龍、チベッ文化圏
2005-10-22

神の水 ~黄龍(ホワンロン)~

1022-黄龍1


黄色の川床にエメラルドグリーンに輝く池。
このひとつひとつの池が段々畑のように連なっています。
その姿は、まるでウロコが重なった「巨大な黄金の龍」 。
思わず目を見張ってしまう、なんとも不可思議な光景です。
この「黄龍」は、九塞溝から`130kmほど移動した所、
万年雪が残る雪宝頂山(5588m)の麓にひっそりたたずんでいます。

1022-黄龍2

1022-黄龍3 1022地図
「黄龍」
は片道3.5kmの遊歩道に
3400もの池が点在しています。
遊歩道は海抜3100m~3400m
そう、富士山級です!
入口で既にゼイゼイ、酸素の薄さを体感。
つまり「黄龍観光=体力勝負」!
携帯酸素を片手に、自分との戦いです。
所々階段が続く道を、スローペースで。
呼吸が乱れたら深呼吸、会話も控えて・・
そんな慎重な私達をよそに、
いつも通りガヤガヤ大声の中国人達。
ダッシュでかけのぼるチャレンジャーも!
あれれ、私たちってよっぽど体力がない?
それとも普段大声で話す中国人たちは、肺活量でも違うんだろうか?

ヒーヒー言う自分にムチを打ちながら最後までがんばり抜くと、
そこにはステキなご褒美が・・・黄龍随一の絶景「五彩池」。
まるで天に昇る龍の曲がりくねった背中。彩り明るくとっても華やか。
ここは「人間揺地(この世の仙境)」「神の水」と呼ばれる世界遺産です。
いやー九塞溝もすごかったけど、これまたスゴイ。
とうか、こんなスゴイ世界遺産ふたつが並んでるところがスゴイ!
連続してとってもステキな物が見れた。神様ありがとう。

1022-黄龍4

1022黄龍5


最後に、体力に自信がない方でも大丈夫。「人力籠」が往復走っています。
人を乗せつつ猛ダッシュ。彼らの体力もアッパレ。
ちなみに「黄龍」の入場料は200元(2800円)。イイ物は高いですね。

1022-黄龍人力籠


【2005年国慶節 九塞溝、黄龍、チベッ文化圏の旅】
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 6. 松藩-若尓蓋-合作-夏河 大移動!
 7. 祈りの街「夏河」
 8. イスラム教徒の街

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2005-10-17

地球が生んだ奇跡 ~九塞溝(きゅうさいこう)~

1017五彩池4
‘中国で最も美しい’と絶賛される世界遺産「九塞溝」
数年前に「NHKスペシャル」を見て九塞の虜になった人も多いはず?
「中国の桃源郷~シャングリラ~」「童話世界」「世界の秘境」「奇跡の楽園」
その美しさを称えるキャッチフレーズも数知れず。
ずっと描き続けた憧憬を胸に、やや興奮気味で「九塞溝」に向かいました。


成都からバスで山越え谷越え、うねうね走ること10時間。
「成都→九塞溝」まで飛行機で一気にジャンプも可能ですが、バスで長時間ゆらゆら行った方が秘境ムードも高まります。
途中谷間に落ちそうでヒヤヒヤしたけど、窓の外はなかなかの絶景。
チベット族の村をいくつも通り、そこで生活する人達を見かけました。
渓谷


九塞溝
の入場料は220元(約3000円)。
これはとっても高い。平民の1ヶ月の食費にも相当する額。
場内はテーマパークのように、小綺麗なバスがグルグル走ってます。
バス賃は乗り放題で90元(約1200円)。
ちなみに場内ゴミのポイ捨ては500元(約7000円)の罰金です。
九塞溝地図

場内はY字形。(地図をクリックすると大きくなります)
全長60キロの渓谷に、大小118の湖と無数の滝。見応え十分。
時間的にも体力的にも、一日で見て回るのはちょっと厳しいかも。
できたら2日かけてゆっくり回るのがオススメです。

長海 
【地図左上】
ここは海抜3000メートル。歩くと呼吸が苦しいです。 長海


熊猫海(パンダ海) 【地図右】
ここはパンダが水を飲みに来るらしいです。魚がスイスイ気持ちよさげ。 パンダ海

箭竹海 【パンダ海の上】
ここはチャンイーモウの映画「HERO」の撮影現場になった所です。
箭竹海 


五彩池【地図左上の下】
五彩池
五彩池1

うーん、これぞ憧憬を描いていた九塞溝の「青」。
夢のように透き通る水色。神秘のブルー。
光の加減や位置によって色が変化し、そよ風が吹くとキラキラ輝きます。
正に「童話の世界」「奇跡の楽園」。キャッチフレーズも負けていませんね。

ついでに中国人も負けてません!見よ!この人の群れ。
1017五彩池3

こんなにきれいなんだもん、人が集まって当然。
ガヤガヤしてたけど、身動き取れなかったけど、しっかり見たよ。
こんなに美しいものはこの世で初めて見た。きらきら眩しかった。


NHKスペシャルによると、
「九塞溝」は数億年前、二つの大陸に挟まれた「海」だった場所らしいです。
その二つの大陸が隆起して山と渓谷を作り、今の姿になったそう。
本当に「地球が生んだ奇跡」なんですね。


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2005-10-16

2005年国慶節 九塞溝、黄龍、チベッ文化圏の旅

中国では10月はじめの一週間くらいが連休になります。
ぐー&ぶーも9日間の休みがあったので旅行に行ってきました。

ヤク


今回の目的地は四川省北部の九塞溝、黄龍
そして四川省北部、甘粛省南部のチベット文化圏


ルートは、ちょっとマイナーなんですが、
フフホト-北京-成都-松藩-九塞溝-黄龍-松藩-
若尓蓋-朗木寺-合作-夏河-蘭州-銀川-包頭-フフホト
で、北京-成都以外は全部でバスでの大移動。
なんと移動時間だけで80時間!
今までの中国旅行で一番ハードな旅行になりました。


 特に、松藩-若尓蓋-朗木寺-合作-夏河-蘭州のルートは、旅行者があまり通らないルートでネット上でもほとんど情報がない地域です。なぜ旅行者が通らないかというと、道路があまりにひどく、交通の便が悪すぎるからとか。逆に考えると、交通の便が悪いことから、それだけ純粋な文化、特色が残っているということ。
 チベットのラサも飛行機が飛び、今月は鉄道が完成。07年には客を乗せ始めるそうです。大きな中国にも秘境と呼べる所がどんどん失われ、文化的な特色もどんどんなくなっています。そんな中、交通も発達せず固有の文化を残す地域へ行くのは、多少無理があっても行く価値があるはず!
 というわけで俄然やる気になって行ってまいりました。そして、実際になかなかハードな旅行になったので、次に旅行する人の役に立てればと思い、何回かに分けて情報を記したいと思います。具体的な内容は次回から。

今回はちょっとお土産の紹介をしておきます。

チョコレート麺

その名もチョコレート麺(巧克力麺)

お味は?ふふふ・・。

チョコレート麺2

中身は麺だけ。スープ(?)は無し。
お湯をかけずにパリパリ食べてもいいんですが、店員さんの勧めではお湯をかけたほうがいいらしい。ぐー&ぶーはパリパリ食べた時点で降参。お湯をかけるには至りませんでした。。


【2005年国慶節 九塞溝、黄龍、チベッ文化圏の旅】
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【旅行情報】
フフホト-北京
 寝台バス、100元。18:30発、所要時間は10~12時間、北京北駅近く長距離バスターミナル着。実際には出発してからも市内をうろちょろし、途中で屋根に荷物を積んだりしたので、本格的に走り出したのは20時ごろ。22時ごろに食事の休憩がありました。乗ったバスが幸運にも清潔だったので、朝までぐっすり。バスターミナル内では、荷物を預けることもできるので、ゆっくり市内観光ができます。1つ4元。
【追記 2005/11/10】
 最近道が良くなったのか、夜7時発のバスが、次の日の午前4時半に北京についてしまいます。寒い上にほとんど行くところはありません。24hのマクドナルドなんかに行くしかないです。

北京北駅、西直門長距離バスターミナル
 北京北駅付近では、北京動物園、頤和園が近く便利でした。パンダ様とご対面できます。北京動物園の中から頤和園までは、西太后も使ったという運河を通る船があり、のんびり移動できました。
 北京北駅は、ちょっとわかりにくいところにあります。地下鉄西直門駅のすぐ近くにあるのは間違いないので、周囲の人に聞くのが一番。切符売り場では、北京駅、北京西駅発の切符も買うことができる。

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