未来を見つめる、卒園式 | 生理が楽しみになる!ナースが教える経血コントロール・女性のからだの取説書
 
三男が幼稚園を卒園して
我が家の長かった幼稚園生活は終了。

 

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最初の入園は、12年前。
卒園式では、若いパパやママたちを見て
「私たちも、そりゃ年取った訳だよねー」と夫と笑う。

 


新聞に挟まれた幼稚園募集の広告を見たあの朝。
他の幼稚園の広告とは、比べ物にならないくらいのグレードの低さ。
真ん中に大きく描かれているのは、園の子が描いた人の絵

(お世辞にも上手とは言えない)
横に、幼稚園の名前と住所とざっくりとした地図。

多分、一番安く作れる広告なんじゃないかと。

 


そして『ともだちはどろんことたいよう』と書いてある大きな字。

 


これだ!って思った。

ともだちはどろんことたいよう、のフレーズに一瞬で心が奪われて
周りの幼稚園のデザイン制の高い、情報がいっぱいつまった広告が色あせて見えた。
プールが何?お勉強が何?立派な施設が何?って。

私にはそんなもの必要ないわ、って。

 


すぐにざっくりした地図を頼りに幼稚園を探しに行ってみた。
よく分からなくてウロウロ探して、細い路地に入ったら目に入った

超ボロい園舎と木がいっぱいの、うっそうとした小さな園庭。

 


もう確信した。
ここしかない。
当時、ママ友なんていなかったから、幼稚園情報を誰からも聞けなかったし
ネットも普及していなかったから、何の情報もなかったの

 


私の勘は当たった。
思った通りの素敵な12年間。
のびのび楽しめました。
どろんことたいようと仲良しになって、お洗濯も大変でしたが
母は、全員係活動で大変でしたが
全部かけがえのない思い出。

 

 

今では、園舎も新しくなり

円の周囲の建物も変わり

園庭もすっきりとして、通りから見通しも良くなりましたが

先生たちの保育のコンセプトは、誰一人ぶれることなく

グレードの低い広告は毎年、イラストだけ変わって他はそのまま。


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三男は卒園の寂しさなんて一切なくて
ただただ、小学校に行くことを楽しみにしてる。

 


子どもって未来しか見てないんだね!

いつの間にか、

「あの頃はよかったなー」「戻れるならもどりたいなー」って

過去にもこだわるようになっていたなぁ。

見習わなくちゃな。

 

 

だから私も、寂しさよりも嬉しさ。

どんな小学生になってどんな大人になるのかなー
楽しみです。

 


とりあえず、長い幼児育ての私、お疲れさまハート。

 

 

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